佐久創造館ブログ

佐久創造館での催し物、サークルの活動などを紹介します

クロスオーバー公演

2010年10月10日 | お知らせ
クロスオーバー公演が10月11日(体育の日)に午後3時から
佐久創造館の談話室で上演されます。
入場料1200円です。




お面・版画…田嶋 健 脚本…星野未来 演出…黒岩力也 朗読…GOKU・星野未来 
出演…司白身・たかはしびわ・たまご・黒岩力也


田嶋 健(版画)
版画の制作を始めてからかれこれ20年たとうとしています。
そんな今でも思い通りにいかないことが多々あります。
それでもやめられない。
考えるに僕は版画の不自由さを遊んでいるように思うのです。
それはうまくいかないところで
思いがけない表現を探し待つような感覚です。
今回のこのクロスオーバーもどんな表現になるかわからない、
そんなどきどき感も皆様とわかちあえたら幸いです。

黒岩力也(演出)
今回の、クロスオーバー公演で演出を担当しました。
ブルーベリー農園を営みながら演劇を作っています。
今回ご覧いただく、お面劇というスタイルは、
初めてのチャレンジなのですが、
作品イメージを伝えるのに有効な手法に思えます。
今後、子供向けの作品や詩など様々なテキストを
お面劇で表現していきたいと思います。

GOKU(朗読)
2003年より自作詩の朗読を。2005年より、自作詩以外にも、
童話・絵本・広告・マンガなどを読みはじめる。
場所を選ばないこと、朗読以外のジャンルと関わることに興味津々。

星野未来(脚本)
「男と鳥と風と光」は過去の自分と、
周りに居る家族・友人などを参考にして書きました。
男のモデルとなったのは高校の頃の友人です。
彼を思い出し、彼の気持ちになり、
私の言葉で書いたのが今回の「男と鳥と風と光」です。
人は常に他人と比較してしまいます。
でも【私だから価値がある】のです。
そう、あなたも【貴方だから価値がある】のです。
どうぞ「男と鳥と風と光」をお楽しみください。

クロスオーバーへの想い
                佐久創造館企画運営 菅谷 弘

田嶋健さんの版画を最初に拝見した時「ありふれた日常にあるもの」
茶碗やダイコンといったものがユーモアを含めた
不安定な日常感を訴えているように感じました。
また、黒岩さんの芝居を最初に拝見した時、
人間関係は、予測できない不安定の関係の中にリアリティがある、
予め定められた科白や動作を演じることは演劇ではない、
と訴えているようでした。
田嶋さんの版画と黒岩さんの演劇、そしてGOKUさんの、
言葉が身体にぶっつかってくるような感覚がクロスした時、
どんな空間が生まれてくるか、ワクワクしながら本番の日を待っています。


事務担当 荻原



コメント
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