おしゃべりピアノの今日の一言♪

考えたこと感じたことを 気ままに徒然に〜

嵐のような2日間……

2010年10月21日 | Weblog
終わった……
いつもと同じ場所に住んでいるのに、なぜか慣れない外国か、あるいはタイムスリップして江戸時代にでも迷い込んだ、それくらい慌てた2日間だった…

新宿南口のいつもの場所で先生と待ち合わせたのが、1日目の午前10時15分。30分前に着いたはずなのに、グリーン券の買い方を忘れた私は(1年前ぶりだったため)、ホームと窓口で右往左往…1分遅刻か、ジャストか!と駆け込んだ私の前には、すでにZ先生のお姿が…

出だしが、こんなんだから、電車に乗りこむ際にまたしても、やってしまった…グリーン席乗り場と思って待っていたのに、電車が入ってくると、なんとグリーン席は、はるか彼方に…走っても間に合わない距離だったため、Z先生と私は、車内に乗り込んでから人をかき分けかき分け…ようやく、グリーン席へ…
ところが、せっかくのグリーン席が、臭い……
どうやら、休日で東北方面にでかける方が多かったのか、お菓子やお酒(朝から?!)の甘い臭いとすっぱい臭いがいろいろ混ざって、まるで昔の上野始発の東北線を彷彿とさせるような、空気…
これには参ったが、もう移動するのも疲れたのでその席に座ることにした

それから、約1時間は、先生の最近の趣味(あらゆる国の言葉を覚えることが目下の趣味らしく、現在11ヶ国語マスターされたらしい…)、それから去年からの「漢字」についての話題(まるで、漢検1級あたりにしか出題されないような読めないような漢字までご存知なのだ!)を、凄いなぁ~と思いながら聞いたりしながら、あっという間に古河に到着。

お昼は、「箕輪」さんで、先生のお好きな「田舎そば」に天ぷらを付けていただいて、ほっと一息。

そしていよいよ、1時からレッスン…
小学6年生から、大人の方まで、1日目は計8人。
途中、東京から参加したGくんは、うちの近くまでバスに乗っていたら、なんと、1人しか乗っていなかったのを見過ごされてしまったのか、運転手さんが気が付いたときには、すっかりGくんの降りるべきバス停を通り越していた
とんだ災難に遭ったGくんだったが、それでもなんとか、レッスンには間に合った……

さて、Z先生のレッスン。それはそれは、白熱したもので、1人1人にあったレッスンを懇切丁寧に、そして先生の演奏も交えながら、本当に聴きごたえのある素晴らしいものだった。しかも、驚いたのは、途中の休憩がなんと10分だけ。あとは、ぶっ続け7時間であるすごい集中力

8時過ぎにレッスンが終わると、ようやく先生を囲んでの夕食会
今回も、古河の「くるみの木」にて、マスターのヨーロッパ風田舎料理(田舎風ヨーロッパ料理かな?)の数々が出され、いろいろ楽しめた。後ろの席は、フランス人の方々で、かなり盛り上がっていたので、先生の会話が聞き取れないほどだったが、それでも先生は1日が終わってほっとされたのか、和んだ雰囲気で、お食事を楽しまれたようだった。
その後、ホテルまでお送りして、ようやく帰宅。しかし…今回は、それからが大変だった…
次の日の、昼食会のための下ごしらえをしなくてはならなかったからだ…私は、練習したラザニアと一応、何度も作っている豆腐のゴマプリン。
「あぁ~なんで、こんなことを~」と泣きたくなりつつ、でも作っているうちに楽しくもなり…午前3時には、終了。
次の日。午前9時半にホテルのロビーまで先生を迎えに行くと、すでに先生の姿がまたしてもあり…(今回は、9時20分には着いたはずなのに…)
久しぶりに晴れ渡った秋晴れの空が、なんとなく疲れた心を癒してくれた…

さて、2日目のレッスンは、午前10時から午後4時まで、計6人。そして、お昼は皆さんの手料理を持ち寄ってもらっての「お食事会」
しかし…先生はひとこと…「なんだか怖い…」と……
そりゃ、生ものが出たら少し怖いかもしれないけど、別に納豆とかおはぎ出すわけじゃないし…一応、先生のお好きなものを~と考えているというのに…
でも、綺麗に飾られた数々のお皿が並べられるにつれて、先生もだんだん微笑が…「う~ん、美味しそう…」とか。
Fさんの素晴らしいスープ、Hさんの出来立てポテトサラダ、Kさんのトマト味の煮物。Kさんのお手製照り焼き&卵&サラダのサンドイッチ、そして……私のザラニア、じゃなかった、ラザニア。。。う~ん、前回よりは少しはマシになったものの、先生、大皿のラザニアを見て、すかさず「わたしは、3分の1くらい…」ですって「ひどい…せっかく作ったのに……」1口召上がった先生。「うん、美味しい」←無感動の声で…やっぱり、あんまり美味しくなかったのかもしれない…
でも、救いは、もう1品の豆腐プリン。これは、少し大きめの声で「うん、美味しい!」
まぁ、2品作っておいて良かった、っていうのが正直な感想

そして、午後のレッスン
2日目は、1日目ほど緊張感が漂っていなかったおかげか、先生もだいぶリラックスして教えていらっしゃるようだった。それにしても、先生の舞台で聴く音が、こんなに間近で聴けるのだから、幸せ

そして、最後の生徒さんのレッスンも終わり、ようやく先生のお帰りの時間が…
帰りは、恒例になった「先生をお送りしながら新宿でのお食事会」のため、Z先生プラス5名で、再び湘南新宿ラインに乗り、東京をめざした。。。
さすがのZ先生も、かなりお疲れになったらしく、私の隣の席で、必死にあくびをこらえていらっしゃる風だったので(もちろん、この時、私も寝不足のため、一緒にあくびをこらえていたわけだが)「先生、どうぞ寝ていらしてください。新宿で起こしてあげますから~」と申し上げたのに先生、「いえ、大丈夫です…」と言われて、ムニャムニャと低音で日本語のようなロシア語のようなお話に、私は必死にあくびをかみ殺しながら涙目になっていた……

西新宿のKさんのお兄様のお店は、相変わらずたくさんのお客さんで賑わっていた…
いろどり鮮やかで、目でもお味でも楽しませていただけるお料理の数々に、「わぁ~」と歓声があがる。先生も、大満足のようだった……

そして、嵐のような2日間もようやくフィナーレ
改札口まで先生のお見送り……これも恒例になった。
でも、今回は、あんまり寂しくない…というのも、これから12月19日の国立博物館でのコンサートまで、先生は、ず~っと日本に滞在されるからだ
と言っても、私達がお会いするのは、次回、2ヶ月先になるわけだが、それまでに、数々の用事をきちんとこなして、また、気持ちよく、先生の素敵な音に出会えるようにしよう…

ちなみに、今後の私は、合唱コンクールの審査、来月は、某大手ピアノ教室のコンクール審査、そして12月は、いよいよ初めての朗読&ピアノの1人2役のコンサート。
まじめに気合を入れて、頑張らなくては……
コメント (6)
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