北風木の葉を払う候となりました 。
今年の夏は事の外暑かったせいか我が家の桜紅葉も赤く綺麗です。
時候の通り落ち葉は頻りで夫は朝夕掃いてくれています。散り敷く風情もいいのですが夫の労には感謝しましょう。
今月の作ってみましょうは張子のベルです。
小さな寅を置きましたが張子は犬張子に代表されるような昔からの玩具に多く見られます。
動物は難しいので形の容易でクリスマス用にベルにしてみました。
手作り風に和のテーストにして来年の干支の兎の千代紙を貼ってみました。これはちょっと贅沢に兎の柄のところを切ったので逆さの兎が居ないのがミソです。クルクル回るとさまざまな兎が出てきます。いっそお正月っぽくと思い花結びまで付けてしまいました~
お好きなように作って楽しんで下さい。
一応私の過程を書いておきます。
ベルのような形のもの(左の画像は花入れです)にラップをおいて油粘土を詰めます。ラップごと引き出してベル形の粘土に障子紙などの和紙を切ってはります⇒長い三角形に切るとよいでしょう。
画像は張り終えたところです。乾いてから粘土を型から抜き出すと貼った紙だけになります。これに好みの紙を貼って下さい。
素敵なクリスマスベルが出来上がりましたね。
明日の行事が済めばホッとします。
早速作ってみます。
掲示板に写真をアップできるくらいに上手く出来上がると良いのですが・・・
ベルは障子紙だと堅かったようで千代紙を貼ったら響きました。 保護の為に下は障子紙でもよいですが上には出来るだけなめらかな紙を貼った方がいいかもしれません。ただ厚みも要るので薄い紙ばかりだとたいへんです。ベルはそれほど丁寧でなくてもいいですが張子の寅は良く出来ていると感じました。なんでも作ってみると作り手の苦労が分かるものですね。