先日お初香がありました。
紅梅の軸、有田の大壺に活けられた松、脇床には羽子板が飾られて、さすが一流の料亭の室礼でした。
組香は「歌仙香」、三十六歌仙の歌に因んだものです。
名目は歌人の歌の上五文字ですので記録紙には歌枕が散りばめられて優雅です。料紙も継ぎ紙で、一層和歌が映えました。私は皆で、この美しい記録紙が頂けました。
香の香を読まれている皆さんには書いてある意味がもう理解出来ますでしょ。
一チュウ聞は百人一首に因んだ名香の、伽羅と上上の花二です。
伽羅は古伽羅で、もうこう言う香りはなかなか聞けなくなりました。
上上の花二は聞き慣れた花二のようでなく花二が「伽羅にまごう」の意味がよく分かるようないい香りでした。
火が落ちてきましたのでお返しは火を上げて聞きましたらこれも又前とは違った香りです。お香って本当に奥深いものです。今年も稀少な香りを聞きつつ新年のめでたさと豊かさを味えたのは、本当に有り難いことです。
紅梅の軸、有田の大壺に活けられた松、脇床には羽子板が飾られて、さすが一流の料亭の室礼でした。
組香は「歌仙香」、三十六歌仙の歌に因んだものです。
名目は歌人の歌の上五文字ですので記録紙には歌枕が散りばめられて優雅です。料紙も継ぎ紙で、一層和歌が映えました。私は皆で、この美しい記録紙が頂けました。
香の香を読まれている皆さんには書いてある意味がもう理解出来ますでしょ。
一チュウ聞は百人一首に因んだ名香の、伽羅と上上の花二です。
伽羅は古伽羅で、もうこう言う香りはなかなか聞けなくなりました。
上上の花二は聞き慣れた花二のようでなく花二が「伽羅にまごう」の意味がよく分かるようないい香りでした。
火が落ちてきましたのでお返しは火を上げて聞きましたらこれも又前とは違った香りです。お香って本当に奥深いものです。今年も稀少な香りを聞きつつ新年のめでたさと豊かさを味えたのは、本当に有り難いことです。
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