初仕事に長緒の結びをしました。一本の紐を結ぶことはどうにか出来るのですが長緒は輪の結びなので、お茶の長緒くらいしか結んだことがなく、ずっと「結びたい」と思いつつ年月が過ぎていました。
昨年夏、やっと腰を上げて湯島図書館にある本を見に行き一冊分コピーしてきました。前々から見たい本でしたが稀少な本でどうしても手に入らず、やっと見つけて開いた本は期待していた結び方が一切ありませんでした。この本さえ見ればどうにかなると思っていただけにショックでした。
この本の基は「玉の遊び」と言う江戸時代の本で、これにも結び方は一切載っていないそうです。口伝の世界なわけです。
その後、何冊か欲しい本が手に入り今年の課題にしていました。早速取り組んだところ以前は出来なかったことがスラスラと出来て、蝉、蜻蛉、鶴、雁、などの生き物、桜、桔梗、楓、封じ結びなども出来るようになりました。
写真は上が杜若。下が雪笹(上が雪で今年の雪のように大雪になりました。雪持笹とも言います) 志野袋の長緒を使いましたが、志野流の結びとは違います。これで年来の課題が一つ解決して「春から縁起がいい」ようです。
明日は真の花結び(匂い梅とも)と菊を掲載します。
み落としがありました・・・
なるほど「口伝」の世界なんですね
でも、どうなっているのでしょうか??
カーブ、といい、とんがり具合、といい(ああ、語彙が・・)
不思議です、針金とかはいれないんですよね???
(私また見落としてます?でもとりあえず投稿!!)