SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

包む 結ぶ 遊ぶ いにしえに学ぶ

連鶴 蕣

2008-09-23 23:57:47 | 







秋分となり雷声を収む候となりました

一昨日の深夜は雷雨がひどく寝付かれませんでした。
彼岸花も咲きだしてお彼岸に入りましたが今年は雨に降り込められてお墓参りもこれからです。

この連鶴の名は(あさがお)です。
中心の鶴の両翼、尾 に一羽つづ嘴に2羽で6羽の鶴が繋がっています。

狂歌は
朝顔や釣瓶とられてもらひ水ついでに千代と目で知らす暮


あさがおには蕣の字が当てられています。
蕣には「わずか」の意味があります。
蕣花(しゅんか)は槿のことですが、槿の字は昔は朝顔を指したようです。
槿花一朝(いっちょう)の夢 のように、 一日花と言われる朝顔や槿には蕣の字がぴったりなのですね。