桜桃生存日記

桜桃が気ままに書きたいことを書く日記。
日常のこと、趣味のこと、思ったこと、など。

5月の花嫁学校

2023-01-09 | 映画を観よう

2020年のフランス映画。学園ドラマ。

フランスで理想の女性は”良妻賢母”とされた時代(日本でもそう)。

1968年5月の家政学校危機前夜の

ヴァン・デル・ベック家政学校の物語。

と冒頭で出てきますが、

1967年秋からスタートするんです。

だから鈴虫が泣いてたのねミ(ノ^^)ノ

 

家政学校では理想の主婦になるために2年間学びます。

主に家庭科で習うような授業で、調理・裁縫・掃除・紅茶の淹れ方など。

あと夜の営みのことまで学ぶんかい\(゚ロ゚ )ナンデヤネン!

なんていうか、男尊女卑な教えだったり、

厳しすぎる規則を生徒には守らせようとするが、

学長夫妻や先生のジルベルトはもちろん守ってなかったり(・ε・。)

明らかに理不尽なのだった。

 

それにしても結婚相手がいない、もしくは結婚が決まっていないにも関わらず、

花嫁修業しなきゃならないとは大変だなあ。

ところが、学長のロベールが急死し、家政学校の存続も危ぶまれる事態に。

 

 

アニーのカフェで、音楽に乗って歌いながら踊るシーンは、

女の子達の解放感を表していて楽しそう♪(ノ^^)乂(^^ )ノ

あと同性同士のキスシーンもあります。

女子校が舞台だから、そういうのもありえるって解釈しました。

 

ちょいネタバレをするなら、ロベールが亡くなってから

妻ポーレットの恋愛模様がメインになってしまったことに戸惑いました。

ベッドシーンも出てくるし。

なんか、やっぱり大人ってずるいよねっていう映画でした(笑)。

あと、シスターが気真面目過ぎるがゆえにクレイジーですな(≧o≦)ノ 

 

終盤では、ミュージカル調の演出になっていて、

なんでいきなりこんな180度変わっちゃったの?って展開に。

斬新だけど、観ている側は置いてけぼりだし、

「何これ」と思いながら観ていました(;´Д`

無理やり感が強い。


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