2020年のフランス映画。学園ドラマ。
フランスで理想の女性は”良妻賢母”とされた時代(日本でもそう)。
1968年5月の家政学校危機前夜の
ヴァン・デル・ベック家政学校の物語。
と冒頭で出てきますが、
1967年秋からスタートするんです。
だから鈴虫が泣いてたのねミ(ノ^^)ノ
家政学校では理想の主婦になるために2年間学びます。
主に家庭科で習うような授業で、調理・裁縫・掃除・紅茶の淹れ方など。
あと夜の営みのことまで学ぶんかい\(゚ロ゚ )ナンデヤネン!
なんていうか、男尊女卑な教えだったり、
厳しすぎる規則を生徒には守らせようとするが、
学長夫妻や先生のジルベルトはもちろん守ってなかったり(・ε・。)
明らかに理不尽なのだった。
それにしても結婚相手がいない、もしくは結婚が決まっていないにも関わらず、
花嫁修業しなきゃならないとは大変だなあ。
ところが、学長のロベールが急死し、家政学校の存続も危ぶまれる事態に。
アニーのカフェで、音楽に乗って歌いながら踊るシーンは、
女の子達の解放感を表していて楽しそう♪(ノ^^)乂(^^ )ノ
あと同性同士のキスシーンもあります。
女子校が舞台だから、そういうのもありえるって解釈しました。
ちょいネタバレをするなら、ロベールが亡くなってから
妻ポーレットの恋愛模様がメインになってしまったことに戸惑いました。
ベッドシーンも出てくるし。
なんか、やっぱり大人ってずるいよねっていう映画でした(笑)。
あと、シスターが気真面目過ぎるがゆえにクレイジーですな(≧o≦)ノ
終盤では、ミュージカル調の演出になっていて、
なんでいきなりこんな180度変わっちゃったの?って展開に。
斬新だけど、観ている側は置いてけぼりだし、
「何これ」と思いながら観ていました(;´Д`
無理やり感が強い。