1軒目は大森海岸駅から歩いた所にある「SAM'S」。
茶色のレンガ造りの外観に緑の木々が生えて(映えて)います。
時季的に"氷"のフラッグが出ていますね。
ちょうど先週の9月14日に創業64周年を迎えたそうです。
店舗は43年前に建て替えていて、茶色と黒が基調の店内。
店主は賀男さんと千世子さんのご夫婦。
店舗がある場所で、千世子さんの祖父母が料亭を営んでいたそうです。
そして、千世子さんの両親が喫茶店を開業し、
千代子さんと賀男さんは三代目ということになります。
さらに千代子さんと賀男さんは16年前から交際していて、
今年の5月に入籍。
うーん。馴れ初めが知りたかった・・・(*゚ー゚*)
飯尾さんは黒毛和牛の牛すじカレー(サラダ付き)と、
イチオシのグレナデンクリームソーダを注文。
黒毛和牛の牛すじカレー(サラダ付き)は、
福神漬けときゅうりの漬物もあって、お口直しにもなりますね。
「おいしい。トロトロじゃないですか、牛すじ」
煮込んだ牛すじを一晩寝かせて、さらに3時間煮込んでいるのだそうです。
「丁寧な。仕事してますね。おいしいですよ」
グレナデンクリームソーダは、夕日のようなオレンジが色鮮やか。
「おいしそう。おいしい。うまいな、アイス食べていいですか?」
ザクロ果汁がベースのグレナデンシロップの炭酸水割りに
ヘラを使ってスライス状にしたバニラアイスが乗っています。
千世子さんから「アイスを掻き回した方がおいしいですよ」と言われ、
「シュワシュワってね。ちょうどこの溶けた辺りがね。
何年クリームソーダ飲んでたんだよってね」。
ご夫婦のバランスも素敵だし、心和みます。
2軒目は交通公園通りにある「珈琲亭 ルアン」。
老舗感が漂う洋風の佇まい。
コーヒーカップとソーサーが店の外に飾ってあります。
蝶々結びで大丈夫なんでしょうか(^▽^;)
実は『dancyu』という雑誌の喫茶店特集で
飯尾さんが取材をさせて頂いたお店だそうです。
今日は2階席でお世話になります。
装飾品が至る所に置かれています。
茶色のイスもですけど、モダンでシックな内装。
店主は孝昌さん。二代目だそうです。
初代店主は父親の正人さん。
かつて喫茶店は1階だけで、2階は麻雀店でしたが、
42年前から2階も喫茶店に改装。
メニューを見せてもらい、お薦めを尋ねます。
すると、カフェ・オーレとハンバーガーを勧められます。
飯尾さんはアイス・カフェ・オーレとハンバーガーを注文。
1976年の大森のタウン誌を見せてもらっていると、
ハンバーガーが2個到着。
え!?1人前が2個!?食べられない時は持ち帰っていいのですかね?
「パンが掴んだ瞬間にふっくらして。うん!おいしい。
パンもハンバーグもふっくらしてて」
隣りの老舗パン屋さんのパンを使用。
アイス・カフェ・オーレは、
なんとグラスに直接コーヒーとミルクを同時に注いでくれるのです
(ホットの場合も)!!w(゚o゚*)w
「おいしい。大人のカフェオレですね。
クリーミーだけど、コーヒーの香ばしさと風味、苦味が合い混じって」
「ピタッと泡の立つ高さなんですかね」
孝昌さん曰く「パフォーマンスと空気も入っておいしくなるんじゃないかと」。