Une petite esquisse

日々の雑事の中で考えたこと、感じたことを徒然に書き綴ります。

杉並区教委の決断

2012年04月01日 | 社会学/社会批評
 3月28日、杉並区教委で「学校希望選択制」の廃止が決定された。私塾サピックスが撤退した後、東進スクールが引き継いだ「夜スぺ」は参加生徒が激減し、15名という成立しがたい状態である。
 あの、鳴り物入りの「民間校長」の採用も見直され、いずれはなくなると言われている。
 杉並区では区長が変わり独断専横の教育施策はすべて廃止と言う方向に動いている。
杉並区の前区長の山田宏が公立中学校の私学化を宣言し、日本で初めての民間人校長として藤原和博を採用、藤原前校長の独断でデタラメな学校経営は放任された。藤原の在任中、プール重大事故、数学教諭の生徒へのワイセツ事件は隠蔽され続け、マスコミは数々の不祥事を知りながら真実に蓋をし、教育改革の「旗手」として藤原和博を大々的に取り上げてきた。
しかし、地域では「和田中は異常だ」と教育委員、教員、保護者、住民、こぞって大反対の声をあげてきた。今回の杉並区教委の決断は住民の反対運動の勝利と言える。
 杉並区で「お払い箱」になった山田宏、藤原和博は大阪市の特別顧問に成っている。
やがて、大阪の教育も破壊される事は目に見えている。その責任は誰が負うのか。


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