Une petite esquisse

日々の雑事の中で考えたこと、感じたことを徒然に書き綴ります。

イタリアの思い出(2)

2012年04月02日 | イタリアの思い出
ロンシャン礼拝堂、/ ル・コルビュジェ
Chappell Notre-Dame Du Haut / LeCorbusier


 昼さがり ミラノの自宅でエスプレッソを飲み、ビスケットをかじっていたら、突然、友人が訪ねて来た。オリベッティの研修生でPolitecnico(ミラノ工科大学)に籍を置く、T・Nさんだ。
彼は東京造形大学の出身で高校の同窓生でもある。
「今からロンシャンへ行こう、ル・コルビュジェの教会を見に行こう」兎に角、断ろうとしたが、「行こう、行こう」と粘り強く言いつづけ、およそ2時間後、荷物をまとめ出発することになった。
 ただひたすら地図片手に、車を飛ばした、道中、ほとんど記憶にない。チュリッヒとベルフォールに宿をとった事はうっすら憶えている。
 生憎、当日は曇り空で寒かった。丘の上?に不思議な建造物があり、何か巨大な船のような印象だった。
帰路?チュリッヒにあるコルビュジェセンターを訪れた。モダンデザインの建物で、何か斬新な思いであった。湖畔の近くの公園内にジャンクアートの先駆者、ティンゲリーの彫刻が設置してあった。イタリア在留中、ヨーロッパ各地の芸術作品を見て回ったが、今となっては、心に刻まれ、創作の源となっている。

                
                
                

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