Une petite esquisse

日々の雑事の中で考えたこと、感じたことを徒然に書き綴ります。

ディエンビエンフー

2017年10月03日 | 旅の情報
ディエンビエンフーはハノイから北西461キロ、ラオス国境近くの辺鄙な山間部の盆地にある。
今から64年前、ベトナム独立同盟軍(ベトミン)とフランス植民地軍が激突し大規模な戦闘が繰り広げられたところである。
外国人旅行者の姿を見かけることは殆どない。戦争の痕跡は至る所にあり、勝利の丘にはモニュメントが設置され、ディエンビエンフーの街の全景が見渡せる展望台になっている。
 街は賑やかで少し離れると見渡す限りの水田が続いている。街の中心は2キロ四方と、こじんまりしていて田舎の街といった風情である。
マーケットセンター(市場)には日用品や安っぽい衣類が山のように積まれ、怪しげな乾物類やサソリ酒、芋虫酒が売られている。このようなマーケットの混沌とした風景はインドシナ全体に見られる光景であろう。グエン・チ・タン通りには衣料品店が軒をつらね、ゲストハウスや大衆食堂、カフェーやベーカリーショップがいたるところにある。この街に住暮らす庶民の生活が垣間見られる所である。


ディエンビエンフーの街並み


ムオンタイ橋


ムオンタイ橋周辺のターイ族のマーケット


勝利の丘のモニュメント


勝利の丘から見たディエンビエンフーの街


「A1」の丘


グエン・チ・タン通り


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