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新潟県長岡市での雪冷却のデータセンター建設に複数の金融機関が融資

2016-11-03 13:04:30 | データセンター、施設建設、クラウド
雪冷却のデータセンター建設にいくつかの金融機関が融資するようだ。果たしてその行方は?

雪でサーバー冷却、データセンター、省エネ型に融資、第四銀など58億円(2016/10/31 日経産業新聞)
第四銀行など新潟県内外の9金融機関は、データセンター運営のデータドック(新潟県長岡市、宇佐美浩一社長)に約58億円を協調融資する契約を結んだ。データドックは雪をサーバー冷却に活用する省エネ型データセンターの建設資金に充てる。インターネットサービスのメディックス(東京・中央)やBSNアイネット(新潟市)などが主要株主となり、4月にデータドックを設立した。雪国ならではの冬の雪や氷を利用してサーバーなどの機器を冷やすデータセンターを長岡市に建設し、運営する。維持費が通常のデータセンターよりも4割ほど安くなる点が特徴だ。データドックに対し、第四銀が主幹事となって58億4000万円の協調融資をまとめた。北越、大光、秋田、東邦(福島県)の4地方銀行や三条信用金庫(三条市)、長岡信用金庫(長岡市)、新潟県信用組合(新潟市)、商工組合中央金庫が参加している。データドックは融資や出資金を元手に約68億円を投じ、2017年3月に建設を始める。延べ床面積は約5500平方メートルで、サーバーなどを収めるラック500台を設置する第1サーバー棟や管理棟をつくる。18年1月に本格稼働する予定だ。一気通貫でデータの保守と活用を担える強みも生かし、首都圏の企業やシステム会社に売り込み、2019年3月までに満床をめざす。廃熱を利用した植物工場も併設し、水耕栽培の団体に貸し出す事業も予定する。

新潟―第四銀行など、データセンター58億円協調融資(2016/11/15 日本経済新聞)
第四銀行など新潟県内外の9金融機関はデータセンター運営のデータドック(長岡市、宇佐美浩一社長)に、約58億円の協調融資を実行した。同社は冬の雪や氷でサーバーなどを冷やして電気代を節約するデータセンターを長岡市に建設し、2018年1月から稼働させる計画。地元で運用・監視担当を約15人雇用するほか、19年度にデータアナリストを採用する。地域経済の活性化に役立つ案件と判断した。
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