今日は全校で平和学習交流会をおこないました。6、7、8年生より報告がありました。
1.6年生 宿泊平和学習の報告
広島への宿泊平和学習についての報告がありました。出発までに、戦争や原爆について事前学習で学んだ6年生。実際に広島に行き、見聞きして、学びをさらに深めることができました。平和の大切さや戦争の恐ろしさを学んだことで、二度と戦争が起こらないよう、学んだことを伝える必要があると強く感じたと話していました。
原爆の子の像の前でのセレモニーで6年生が宣言した「彩都の丘学園 平和の誓い」の紹介がありました。そのなかに、「平和とは安心して暮らせること。平和とは友だちと笑いあえること。平和とはけんかしても仲直りができること、認め合い、許し合えること。平和とは誰かの幸せを願えること」とあります。みなさんにも今ある平和について考えてほしいという強い思いを全校生徒児童に伝えていました。
学習の振り返りを紹介します。「普段、なかなか自分について考えることがなかったけど、友だちに教えてもらうことで新たな発見になった。」「友だちが自分の大切にしていることを分かってくれていた。」という記載もありました。
(2)お魚博士のさかなクン著 「魚の涙」から「いじめをなくすにはどうすればよいか?」を考えました。
学習の振り返りを紹介します。「一人ひとりが勇気のある行動を行う。(報告したり、注意したり、寄り添ったり)」「いじめをなくすためには、相手の気持ち考えて行動することが大切で自身の言動に注意することが大切。」「小さな世界に閉じ込められず、広い心でいろんな人と接することができれば良いと思った。」等。
(3)短い劇をおこなうロールプレイをおこない、体験的にいじめについて考える授業をおこないました。
学習の振り返りを紹介します。
・「加害者と被害者の関係は、周りの人の関わり方で変わることがあることを知ることができた。」
・「今回体験して、やはりいい気持ちにはなれなかった。だからこそ自分は絶対にしない。」
7年生はまとめとして、「今回の学習を通して、日々の生活を大切にすることが平和への第一歩と考えました。みんなが安心、安全に過ごせる学園生活をめざしたいと思います。」と発表を締めくくりました。
(3)8年生 平和学習のふりかえり
・国語、道徳の授業の中でおこなった平和学習についての報告がありました。
①道徳「なぜ人は戦争をするのか?」を歴史をふりかえって学びました。
学習の振り返りを紹介します。
・戦争は国を一つにまとめ上げるための手段として利用されることもあることが分かった。戦争はどんな理由があってもやってはいけないし、もっと戦争について学ぶ必要がある。
国語 井上恭介著「壁に残された伝言」を読んでの学習について
広島市にある小学校の剥がれ落ちた壁の奥に、原爆投下後の当時の人々によって白墨で書かれた伝言がみつかったというお話です。
学習の振り返りを紹介します。
・「被爆の伝言」は今を生きる私たち、未来の人たちに「苦しみ」を伝えている。
・ 私たちも「あの日」を伝えていかなければと自覚した。
・先代たちが「戦争の愚かさ、苦しみ」を伝えてきた「無限の連鎖」を絶やさないようにしなければならない。
①代表委員会から
みなさん、赤い羽根共同募金にご協力いただき、ありがとうございました!たくさんの人が協力してくれたおかげで、4万7705円の募金が集まりました。
募金の使い道についてもくわしく紹介がありました。「赤い羽根共同募金は誰もが住み慣れた地域で、安心して暮らすことができることをめざし、じぶんの町を良くするしくみとして、取り組まれています。私たちのお金がこのようなことに役立てられているのは、嬉しいことですね。これからも、自分たちのできる範囲で、協力していきましょう。」と話がありました。
②児童生徒指導の先生より
放課後の過ごし方について話がありました。
・周りの人のことを考えて行動しましょう。
・遊び方について、ご近所のことを考えて遊びましょう。
(大きな音をだしていませんか?ルールは守れていますか?時間はどうですか?)
・登下校では走ったり、押したりしてけががないようにしましょう。
・自転車は周りに気をつけて遊びましょう。
おとしものについて、1階ろうかに並べておきます。自分のものはないか確認しましょう。
③校長先生より表彰がありました。表彰されたみなさん、おめでとうございます。