サフランの英語雑記帳

映画や本で出会った心に残るせりふ、旅先やおつきあいから拾った面白い言い回しなどを書き留めました。

映画 「ベストセラー」 

2016年11月30日 | 映画
「ベストセラー」~Genius~を見てきました。

編集者パーキンズのもとにトマス・ウルフという無名の作家の原稿が持ち込まれます。彼の才能を見抜き、パーキンズは、的確な助言を与え、文章を限りなく赤ペンで編集し、ウルフの処女作「天使よ故郷を見よ」を世の中に送り出します。
時代は1920年代の終わり、舞台のニューヨークが色を抑えたモノクロに近い色彩で現れます。その中、編集作業をする赤鉛筆のラインがとても印象的です。



#ジュード・ロウの英語にびっくり!
私の今までのイメージでは彼はイギリス人の俳優。その彼がなんと南部アメリカ人になっているではありませんか?!さすが俳優!と彼の南部なまりの英語と演技にびっくりしました。



#コリン・ファースは名編集者に~
抑えた渋い役柄がとても似合うコリンファースでした。

# " Lightning bolt"

ウルフは文才はあるのですがとにかく文が長いのです。一つのシーンでも50ページも際限なく書いてしまう彼の文を直させます。恋をしたときにどんな思いをしたか、「稲妻に打たれた!」それでいい。そう書けばいいとパーキンスは言います。そしてウルフは自分の文を直していけます。一冊の本が生まれるまでには作家と編集者の濃密で大変な作業があるのだと知らされた映画でした。







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