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サフランの英語雑記帳

映画や本で出会った心に残るせりふ、旅先やおつきあいから拾った面白い言い回しなどを書き留めました。

Everything is connected

2015年12月08日 | 海外から

アップルの今は亡きスティーブ・ジョブズが2005年、スタンフォード大学の卒業式で講演した言葉の一部です。全文はもっと長いのですが私の大好きなさわりです。世界の人々の心に残っている言葉だと思います。

"You can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something - your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life."

(先を見通して点をつなぐことはできない。振り返ってつなぐことしかできない。だから将来何らかの形で点がつながると信じることだ。何かを信じ続けることだ。直感、運命、人生、カルマ、その他何でも。
このアプローチが私を裏切ったことは一度もなく、そして私の人生に大きな違いをもたらした。)

これは人生なにも無駄なことはないということだと思います。やってきたことがうまく結果的につながってくれることがあるということでしょう。

私は小さな意味でもこのような経験をときどきします。みなさんもこのような経験ありませんか?








高野山の夜

2015年11月23日 | 海外から

~Mr. 高野山~
高野山生まれ、高野山育ち、生粋高野山人、中石松雄氏に現地をを二晩に渡って案内して頂きました。中石さんはこの地で畳業を営んでいらっしゃいます。この時代畳屋さんを操業していくのは難しいのではと浅はかに思っていたのですがとんでもない!高野山にある百以上のお寺は畳だらけではありませんか?六畳とか八畳とかいう規模ではありません!ン百畳です。というわけで昼間はお忙しい。でもお陰様で夜の高野山を端から端まで見させて頂きました。ボーイスカウトの世話役、教育委員会の役員などお仕事以外にも高野山や和歌山県のためにエネルギッシュに活動なさっている中石さんです。素晴らしいホスピタリティの持ち主でした。





~高野山の夜~
都会と違って高野山の夜は暗いのです。でもその分満月の光、お寺のライトアップが美しく幻想的な世界を作ってくれました。
金剛峰寺ではお寺の鐘の音、火の用心を打ち鳴らす音を聞き、何百年も昔に戻ったようでした。上の写真ですが池に映る月光とお寺の姿には息をのみました。
真っ暗なけもの道のような裏道をドライブして弘法大師様が入場された奥の院に到着。(眠っているという表現は使いません。)水行、お百度参りの場所など案内して頂きました。
昼間に比べて人が全くいませんでした。夜は現地の人も旅行者も出歩かないのでしょう。もったいないと思いました。しかし、、

~門限が!!~
宿坊には門限というものがあったのです。気がついたのが9時でした。すぐ連絡して開けておいてもらうようにしました。次の晩もおしゃべりがはずみ、何時になったのかさだかではありません。
しかしながら中石さんのお話を伺って高野山に住む方達の気持ち、また地元の方達がいかに弘法大師さんを尊敬されているかそして高野山を誇りに思っているかが伝わってきました。ありがとうございました!





Central Park のベンチ

2015年10月24日 | 海外から
再びNew Yorkに戻ります。
あちらの公園に行くと目につくのがベンチに書いてあるプレートです。
公園を愛していた人のために家族が思い出のために公園に思い出のメッセージと共に寄付することが多いようですが、セントラルパークではさすがニューヨークらしいメッセージがありました。

"Who says New Yorkers don't have big backyards?"
~ニューヨーカーに広い庭がないなんて誰が言ったの?~
こんなに広いCentral Parkがあるじゃないのということですね。納得!

"Tony & Andrea
Divorce- free for 30 years and counting "
~トニーとアンドレア  30年まだ離婚していません、まだ続いています~
これも気に入りました。
まだまだたくさん!色々なメッセージがありました。

千客万来  ~おもてなしについて~

2015年04月17日 | 海外から
今年のお花見の時期に特に思ったのですが最近は外国からの観光の方の数が著しく増えたように思いませんか?
先週は前半はインドの家族と週末はイギリスやスコットランドからの方達と会う機会がありました。両方ともゆっくり日本を回る旅を楽しんでいました。インドのご家族の方はタイのバンコクに住んでいるのでwater festival の長い休暇に合わせてたくさんのタイの人たちが日本に旅行にやってきているのでエアチケットを取るのが大変だったと話していました。お母さんがヴェジタリアンだったので動物性の食品が一切入らない(鰹だしももちろんだめです)和食のコースを作ってもらえるところにお連れしました。

またイギリスとスコットランドの人たちは桜の時期に京都で宿をとるのがこれほど無謀なことかこちらに来てわかったようです。でもその分ほかの地に行って英語が全く通じないエキサイティングな旅をしたということでとても楽しんでいました。東京はさすがに親戚も知人もたくさんいるので英語の世界に戻ったようでした。私の方がスコットランドのことをいろいろ教えてもらいまるで彼を通してスコットランドのfar off lands(遠きかの地、今日シャレードの映画で学んだばかりの言い方です)に行ったようです。

Burn's Night
次から次に出てくる彼の面白い話の中でのハイライトだったがBurn's Nightという日でした。Robert Burnsという人はかの地の国民的詩人なのですが(蛍の光の作者)彼を祝う日が一月にありその日をBurn's Nightといってバグパイプの演奏と共にhaggisという独特の食べ物を皆で頂くということだそうです。その折にバーンズが書いた詩を暗唱するということなのですが、なんと我々が昼食会を楽しんでいるときにスコットランドの彼が身振り手振りを加えながらその長い詩を披露してくれたのです。もちろんゲーリック語です。私はその暗唱の素晴らしさとゲーリック語を初めて聞いたことで本当に感動してしまいました!なんだか思い切り楽しませてくれる彼らのhospitalityで反対にこちらがおもてなしをしてもらったような感じでした。


ここ最近お会いした外国の人から聞いた日本で不便に感じた点について2,3あげておきます。 
#ヴェジタリアン用の食事ができるところが少ないしそのための買い物が不便。(リヴァプールの女性)
#旅行中東京を除いて英語が通じなかった(イギリス人夫婦)
#とにかく忙しい (インドのお父さん)

でも皆さんそれぞれ個人旅行と現地での日帰り旅行などを組み合わせてとても滞在を楽しんでいられました。

しゃれたHalloweenの置物

2014年10月31日 | 海外から

今日はHalloween.
こちらの写真はRosalynとオーランドの街を散策中、ふらりと立ち寄ったインテリアショップの飾り付けを映したものです。9月でしたがすでにHalloweenやThanks giving向けのテーブルセッティングなどを紹介していてそれがとてもおしゃれで洗練されていました。子供向けのハロウィーンも楽しいですがたまには大人向けのspooky nightもいいのではないでしょうか?

さてこの時期にぴったりのShakespeareの芝居といえば、、、、、、
そうです!Macbethです。王になりたいという欲望とりつかれ身を滅ぼされていくマクベスとその妻の物語です。魔女も出てきます。Legend has it, this story is cursed.伝説によるとこの話には呪いがかけられているとか、、。劇場の中で、または関係者がMacbethと口に出すと不吉なことが起こるということなのです。”M.."という代わりに"the Scottish play"といいます。皆さまも注意してくださいね。かくいう私も明日その"Scottish play"を観に行くのです。

それではせっかくなので戯曲の中からセリフを二つご紹介します。
*魔女の呪文
"Double, double, toil and trouble..." 苦しみも困難も倍になれ、、
内容はともかく音がいいですね。

*"The lavor we delight in cures pain."
楽しんでやる労苦は苦痛をいやすものである。こちらのほうは説得力がありませんか?