カンヌへ

さて誰の手形でしょう？

カンヌはカンヌ映画祭が開催される場所です。やはりニースから電車やバスで行くことができます。ふらりと出かけてきました。ビーチが続いていましたが違いは砂と小石、海の色。カンヌは砂浜、ニースは丸～い角の削れた小石、pebble beachです。昔からこの界隈に住んでいる老婦人から娘が聞いた話によると昔はカンヌもニースのように青い海だったそうです。小石のビーチに夕方横たわるとと何ともひんやり気持ちがいいです。
話をカンヌに戻しましょう。
さて答えは、、、、
メリル・ストリープでした。（写真に文字が写っていました！）

＊バスの時間表

" Kiss and Fly 5 minutes Free " 南フランス式粋なはからい

旅の前半が終わり、娘と私は今回は別のたびへ。娘のほうは人に会う用事がいろいろありNYへ。私は居残り、後半はプロバンス料理の勉強。

ニース空港の車の出入りのところでサインを見つけました。車で送ってきた場合、5分ならただで駐車していいですよということでしょう。



そして挨拶が終わったらdrop offしてくださいということ。
なかなか粋な計らいではありませんか？娘と私はお互いそれぞれやることをやって日本で会おうとhugして分かれました。

Orange Shower オレンジに注意！

今回は二つのホテルを利用しました。両方ともこじんまりしたホテルで、一つ目は中庭があるホテル、二つ目は窓から海が見えるホテルでした。最初のところは庭に大きなオレンジやレモンの木があってその木の下で朝、読書したり書き物をしたりしました。ある朝、日記を付けているとドスンと音がしました。なんと木からオレンジが落ちてきたのです。こちらがその写真です。



レモンのほうはまだ青くて見上げるとたわわになっていました。

ところで皆さんはオレンジやレモンお好きですか？私も両方とも大好きです。オレンジといえば朝はママレード！こちらのママレードはとてもおいしいです。特に今はヤギや羊の若いチーズやヨーグルトと共に朝やおやつがわりに食べています。こちらの人の朝食は別の回、のちほど書くことにしますね。気になっていたので、料理の先生にたずねました。

もう一枚、オレンジの写真をどうぞ！　これはトピアリーに仕立てています。マティス美術館の前に何本か置かれていました。建物とよく調和してとても素敵でした。

バースデーカード

旅行先ではグリーティングカードを何枚か買っておきます。絵が素敵なもの、メッセージが面白いものなど選ぶのも楽しみです。
さて今年のヒットはバースデーカードです。どうぞ数字を見てください！４歳や７歳ではありません！！40も50も90歳もありです！確かにバースデーはあちらの人たちにとってはとても大切なイベント。こちらに来て気づいたことの一つはかなりお年の夫婦、またはマダムがとても多いのです。こちらは気候がいいので、リタイアーされた人たちが多くすんでいるとのこと。確かに旅行者ではない、住んでいる感じの人たちの姿も見受けられます。
カードに戻りますが今年大台に入った母や知り合いに日本ではなかなかなさそうな派手なカードをかって帰ることにします。

" Too beautiful here.Nice is too beautiful." Marc Chagall

シャガールは60才から南フランスに移り住みました.生前に自分の美術館をデザインした最初の画家ということです。旧約聖書をテーマにした作品が展示されている館内を見て回りました。

＊キーワードはイコン

彼の絵はいくつかに分割されています。真ん中に一つのテーマがありその周りが二次的なエピソードです。聖書のサイドストーリーの場合もありますし、世界の歴史、あるいは彼個人の思い出を描いている場合もあります。このスタイルはロシアのイコンを思わせる手法であると美術館の案内で聞きました。


彼のステンドグラスの飾られたホールでは彼の作品や人生についてのドキュメンタリーフィルムが上映されていました。時折英語での吹き替えの回がありましたのでフランス語版が終わってから見直しました。一時間ぐらいの作品で彼の長い画家人生が作品や写真と共に紹介され、また生前の彼のインタビューも盛り込まれています。ファンの方はぜひどうぞ。

彼が残した言葉の中で人気のあるものをどうぞ、、

"If I create from the heart, nearly everything works; if I from the head, almost nothing."

"Only love interests me, and I am only in contact with things that revolve around love."

さすが愛の画家シャガールですね。