サバ奈子

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古平町 野外彫刻 その2

2022-03-16 05:39:18 | 野外彫刻

古平町役場さんからもらったリーフレットを元に役場周辺だけ散策しました。
(リーフレットは一部ですが、クリックしたら大きくなります)

吉田一穂の歌碑が文化会館前庭にあるはずだったので、行ってみる。
役場の裏手になります。

まず最初に予期せぬ二宮金次郎像を発見。

廃校から移転してきたのか?若しくは昔ここに小学校があったのか?

台座はとても年季が入っており、二宮金次郎の新しさが目立つ。

寄贈者の名前がありました。

まあ二宮金次郎はさらっと流して、句碑を探す。

ふるさとを同うしたる秋天下 素十

昭和27年に古平町へ来町し、「ふるさとを同うしたる秋天下」と作句したものを、
弟子の水見句丈が句碑として建立した。氏の句碑としては全国で最初のもの。

次に見つけた歌碑。

鶯や昔本陣今番屋 悠々子
水見周悠々子句碑とのこと。

古平は往古、古都と云ふ名を用ひたのを目にした事がある
僧円空留錫の作品も残り、又鰊の千石場所として文作の中心地であった。
鶯や昔本陣今番屋 悠々子の句の如く産業。交通の近代化と鰊の漁獲の変化等に
よつて本陣が半谷となり、現在は観光のために大いに賑わって居る
今、作者が本句碑の句によつて古平の積丹文化の誇るべき歴史をなつかしみつゝ
今後の街の産業文化の発展を烈々と願ふのを覚ゆるのである。
平成3年7月7日
財団法人日本伝統俳句協会副会長
伊藤柏翠

バチバチ写真を撮っていると、工事のおじさんから「それ何か有名なの?」と
声をかけられる。「いや有名じゃないと思うけど、こういうの撮って回るの好き
なんです」と話をした。
役場と文化会館は老朽化のため、新築移転工事が行われている。
左の建物に集約されるとのことでした。(こういう情報交換がとても大事)

古平郡古平町浜町40-4(文化会館前庭)

リーフレットに載っていたお目当ての吉田一穂の白鳥古丹が見つからなかった
ので、役場に戻り場所を聞く。

文化会館が老朽化による新築移転工事中のため、日本海ふるびら温泉しおかぜ
前に移転したとのこと。

古平町を故郷として愛した詩人・吉田一穂の生誕百年を記念し建立された
記念碑です。

吉田一穂生誕百年記念碑
白鳥古丹日本の詩壇にあって孤高の詩人一穂は古平の地に多感な幼少時代を過ごし
眉あげて誇るふるさとと語った生誕百年に当たり
その偉業をたたえ白鳥古丹と詠んだこの地に記念の碑をのこす
平成10年8月13日
古平町
古平町教育委員会
吉田一穂生誕百年記念事業実行委員会

日本海ふるびら温泉 しおかぜ
古平郡古平町大字新地町90番地1

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