屋根のない博物館通りです。
コタンゾーン テーマに分けて彫刻を配置しているようでした。(気づくのが遅かった)
鳥の彫刻
コタンコロカムイ(シロフクロウ)
コタンコロカムイは、アイヌ語で「村を司る(持つ)神さま」という意味です。
アイヌの人々は、動物神の中でも、このコタンコロカムイを最も偉い神と考え、
この神がいつもコタン(村)を見守ってくれるので、人々が平和に暮らせると
信じていました。
シマフクロウは全長70㎝、翼を広げると約180cmの世界最大級のフクロウです。
サッカーのコンサドーレ札幌のマスコットキャラクターのドーレくんに似ているな
と思ったら、ドーレ君もシマフクロウをモチーフにしているのでした。
制作者 松隈康夫
1989年
屋根のない博物館通りは旧国道沿いの商店街です。
縄文式土器
白老町に人が住みついたのは、今から数千年前のことです。縄文時代と
呼ばれるその頃は、厳しい自然の中にあっても海、山、川の恩恵を受けた
豊かな生活が繰り広げられていたことでしょう。その頃の土器が一種独特
の美しさを持つ縄文式土器です。
1991年
制作 神﨑実
神﨑実は、1962年 山口県萩市生まれ 1986年 東京芸術大学彫刻科卒業
今は、北海道東海大学に勤務しているようなので、札幌に居住かな。
白老町役場からJR白老駅までが屋根のない博物館通りになっていて、駅前の
にぎやかな通りなのだと思うのですが、コロナのせいか、日曜日だったからか
閑散としていたのでした。
JR白老駅です。
敷地内に石碑(歌碑)があります。
優れた歌人だった満岡照子は、アイヌ文化の保護と発信に尽力されたのだという。
「白老は わが故郷よ 驛を出て 先づ眼にしたる タモの大木」
JR白老駅の入り口の上にステンドグラスが見えます。
中に入ると、梁が邪魔をして写真が撮りづらいです。
近くによると画面がゆがむし、
離れると梁が邪魔をして全体像が撮れません。
勝見渥の作品です。
JR白老駅
白老郡白老町東町1丁目