金太郎の 「か式」養蜂研究所ブログ

か式養蜂研究所の金太郎所長と店長が二人で投稿していきます。
ミツバチのあれこれを信州諏訪からお届けします。

分割の傾向と対策

2018年02月03日 | 日本ミツバチ


「赤尾文夫さま バンザーイ」

狭い蜂場内での 分割のとき 蜂の生態として

1: 戻りバチの制御

2: 働き蜂産卵の制御

が課題として 大きく立ち塞がる「傾向」があります。

その「対策」として

1= 巣箱の移動とそのタイミング

2= 分割の順序とそのタイミング

が 成功するポイントとなります。


私の場合

1♪ 自然分封が起きる少し前にーー雄巣房のふたが巣箱の外に出てきたらすぐ ぐらいーー

2♪ 母女王と、王台のついていない巣枠2~3枚を分割し まず元巣から離れたところに移動。

3♪ 2~3日したら 元巣を二分割ーー王台のついた巣枠をそれぞれ入れた群に仕立ててーー

4♪ それぞれ元巣から 離れたところに移動

という手順で 無事 成功しました。

1☆ 元巣に巣箱を 残さない

2☆ 無王の期間を極力短くする

が コツ。

巣枠式ってすごい!



明日は京都で お会いしましょうね。