金太郎の 「か式」養蜂研究所ブログ

か式養蜂研究所の金太郎所長と店長が二人で投稿していきます。
ミツバチのあれこれを信州諏訪からお届けします。

2011年大晦日

2011年12月31日 | そば打ち
皆さま、本年も大変お世話になり、ありがとうございました。
大晦日の年越しそば打ちも無事、終わりました。


いつもは、よそさまにお届けできないような切れ端やらチョッと太めのところとか、
そんなんでも私が茹でたり、金太郎さんが茹でたり、感激しながらきましたが、
いろいろな都合やらなにやらで、
とうとう今日は、よそのお宅にお届けするはずのおそばを、
マグロで言えば大トロ中トロを、
今夜は食べれることになりました。
本当に、美味しいです。。。。

翻って見ると、
お届けしたお家では、やっぱり茹でがイマイチかもしれないですね。
秒単位ので微妙なお蕎麦の茹では、やっぱり難しいです。

まあ、そんなことより何よりも、
今日も年越しそばを打ちながら、
金太郎さんは新たな大大発見をしたみたいで。
仲間から浮き上がって来て、悶々とした数十年、
まさにそばを打ちながら、宙に浮いたような高揚感で、
年越しそばが打てたみたい。

来年の年末には、粗挽きが簡単に年越しそばに使えるようなレシピ大公開?
もっとすごい打ち方も大公開とか。。。
年越しそばを年末に何回も打っていらっしゃる方、
来年は、配ったお家から絶賛の嵐が巻き起こるようなお蕎麦の味に大変身する打ち方を、
金太郎さんがお伝えできるみたいです。
どうぞ来年も、お楽しみに。

来年正月からは、ブログはミツバチ特集です。
世界中のミツバチ養蜂を大変革するかもしれない「か式」養蜂(?)、
ずんずんいきます。

本年はこれにて、失礼。
皆さま、どうぞよいお年をお迎え下さい。

(山本潤子さんの「竹田の子守唄」を聴きながら、来年の講習会用に「和の発声方法」を研究する金太郎)



勝手に命名「快感そば」ー金太郎さんの年越しそば

2011年12月30日 | そば打ち
公開レシピで打ったそばを、さっそく食べ下さった方から、嬉しい報告あり。
「だんなが、大絶賛よ!人生で一番お美味しいそばだって!」
これまでに何度も金太郎さんのそばを食べていただいたことがあるお宅にもかかわらず、この高評価。
むほほぉ。
本当に嬉しいし、でも実は「狙った通り」といいますか、想定内といいますか。

私も食べてみて、「これは!!」とビビっと来ました。
この食べたときの感じが、たまりませんね。
男性(とくに中高年)には、たまらない快感でしょ。
私の実家の父も、こーゆーそばは、身悶えするくらい好きだと思います。
和洋中のごちそう群にタイマン張れる益荒男振り。
「これ、よそにはないねー」って。

金太郎さん曰く、
「昨日公開した配合レシピのそばね、日本でも一番値段の高いそば粉をつかった年越しそばだと思うよ。」だって。。。

普通ね、素人でもそば粉の使用銘柄や配合割合って、教えないよね。
簡単に教えたくないもの、美味しいそばの秘密。
プロもね、どこのをどのくらい使ってるとか、
絶対全部本当のことは言わない。
商売だもの、簡単にまねされたくないのは、あたりまえ。。。

だから「そんなに簡単にブログで言っちゃっていいの?」って聞いたら、
これですよ。

「打ち方で、そばの味はガラッて変わるから、いーんだよ。
(配合割合がわかったからって、同じ味はだせないんだよ。)
もっというと、その配合割合では打てない人だっているよ。」

はぁぁー。。。
言われてみればその通りかもしれないだけど、これ、けっこう厳しい発言だよね。
スゴい金太郎節だ。。。

でも、まぁ「快感そば」のレシピはブログの通りだし、
これ本当に、よそにはない感じのそばなので、
皆さまも、ぜひお試し下さいね。
で、ついでに感想をですね、ぜひぜひお聞かせ下さいませ。

金太郎さんは明日の大晦日も、同じ配合で、1日中そば打ちです。















年末そば打ち

2011年12月28日 | そば打ち
31日の大晦日だけでは、お礼用のおそばが打ち切れないので、
今日も1日、そば打ち(とお礼まわり)の日でした。

今回の調合(1鉢)は、
霧ヶ峰(高山製粉) 400グラム
玄挽(高山製粉) 350グラム
蓼科(高山製粉) 400グラム
国産無農薬小麦 400グラム
粉もの合計 1550グラムに、
極軟水(水素イオン水)775から780グラム
加水方法は、「金太郎レシピ」の通りの「積層一気加水」の3分待ちで、初心者でも大丈夫です。
が、金太郎さん自身は、省力化で対応してるそうです。
詳しくは、本人に聞いてね。


さて、それぞれの粉の割合は、例年少しずつかえていて、
茹で馴れない家庭でも、美味しく茹でられるように(そばが切れないように)、
ごちそうの後でも、おそばを美味しく感じられるように、
との大目的のもと、下記の配合の工夫をしたそうです。

「霧ヶ峰」はもちろん、そば粉のメインです。
味も価格も日本一!この粉を主力にすればバッチリです。
「玄挽」は、例年より少し多めにして、のどへのざらつき感を大きくしました。
小麦粉は、通常のそば打ちより多めですが、
「玄挽」の配合が多いため、茹でた時にそば切れしにくくするためです。
で、小麦粉は国産無農薬の新鮮で美味しいのを使うこと。
高山製粉さんのそば粉群の味を、ぐぐーと底上げしてくれます。
「蓼科」は省経費のためのもので、
今年は、例年より配合割合が少なくなっている分、
お蕎麦全体の味が3割がたアップしました(笑)。

夕食に金太郎さん本人が茹でてくれたんですけど、
この配合、良いですよー!
味と食感ともに、年末年始のごちそうに負けません!
あぁ、私はなんて幸せなんだろう。
金太郎さんも、びっくりして、晩酌が進んだところで、
まぁなんと、電話取材です。


『現代農業』のM編集者から、ミツバチの記事についてのお問い合わせあり。
年末も、走ってます。
『現代農業』2月号、来年1月5日の発売です。
お楽しみにね。

公式ホームページ できました

2011年12月28日 | 日本ミツバチ
「日本みつばち講習会 in 諏訪」の公式ホームページができました。
といっても第11回講習会の告知だけですが、
なんとか1月の開催前に、間に合わせて作ってみました。

HTMLとCSSをテキストエディターで手打ちしたので、
チョッと面倒でしたが、勉強になりました。

今後はwebサイト編集ソフトのDreamweaverを活用していきますので、
過去の講習会の内容をまとめたり、
徐々に内容の濃い、楽しいサイトにしていこうと思います。

とりあえず、今日はここまで、どうぞよろしくお願い致します。



戸隠、おまえもか。。。

2011年12月27日 | そば打ち
「まきのし」を得意とする信州そば打ち名人のNさんとばったりお会いしたので、
北信のそば打ち事情を色々お聞きしました。

田舎そばで有名な戸隠そばも、
すでに江戸流の打ち方にすっかり変わってしまったとのこと。。。

江戸に侵されたとは、もったいないことを。。。
わざわざ江戸流にするこたぁないのに。。。
まぁそんな感じだろうなぁとは思っていましたが、やはりね、ちょっと複雑な気分です。
で、見学の目的をお伝えしたところ、
「それなら」と、もっと偏狭なところのことを教えてもらいました。
で、最後にNさんが一言。
「私は、今の自分のやり方が出来ていれば、それでいいから(別にこれ以上、探求するつもりはない)。。。」

金太郎さんが、どうして探求するかって?

だって、江戸流の大家も素人名人も、
やってることの背景となる「どうして」という理由を説明してくれないから。。。
「こうやるもんだっ!」って怒っちゃったりしてね。。。

普通の人は、「そうやるもんなんだ」で引いてしまうのに、
もう、これは金太郎さんの個性だから仕方がないというか、
その個性を往かす先に大きな花が咲いて来たわけですから、
金太郎さんの思いを信じて行くしかないです。

Nさんとの偶然の出会いは、すごいプレゼント。
年末に来ても、全開です!