松屋コーヒー本店 社長の実演 ＜名古屋行き その２＞

ぜひ一度行ってみたいと思いはじめて、早４年。
タイミングがあって、今回初めて行って来れました。
大須の商店街にある（株）松屋コーヒー本店！

松屋式で、なかなか上手にドリップできないままでいたので、
是非一度、本店でドリップの実演を見たいと思ってました。

お店にたどり着き、お店の前で商品の入っている木箱が「素敵だな」と眺めていると、
お店の中から、二人のビジネスマンをお見送りしにでてきた白髪と太ブチのメガネの男性が私たちに声をかけて下さって、
「ドリップの実演と名古屋名物のモーニングを楽しみにして、諏訪から来ました」と伝えると、
「どうぞ」と店内に案内して下さって、ドリップの説明をし始めて下さって。。。、
なんとその方が、松屋コーヒー本店の松下社長様、ご本人でございました！

スゴいタイミングです。信じられましぇん。

諏訪を出発する前、
「松屋コーヒーの社長が実演してくれるよ」と、
何を根拠にか明るく言う金太郎さんを、
笑顔で受け止めながら、
「そんなことあるわけないでしょ。社長は忙しいんだから、店の店員さんだよ、店員さん！」
と、心の中で強烈に否定した場面が頭をグルグルグルグルまわりました。

なんてタイミング！
前もってお願いしても、断れてたでしょうに、きっと。。。

奇跡がおこった幸運にドキドキしながら、
ドリップの仕方、教えてもらいました。

松下社長さん、
「手が震えちゃうの、恥ずかしい」と可愛く照れながらも、
何をおっしゃいますか、もぉ社長！
粉の表面にまったく泡が立ちません。。。
スゴすぎます、スゴすぎます！

入れていただいたマンダリン、
（金太郎さんが「酸っぱいの」と指定したら、社長さんが選んでくれました）
ぜんぜん嫌な後味がしなくて、
濃いけどすっきり、深みがあるけど苦くない、
あぁ、なんてなんて美味しいのぉぉ！
「酸っぱい」の、あまり好きではないけど、
「酸っぱい」のって「食後にはぴったりなのかも」と思えたのは、
松下社長さんのドリップだったからでしょう。

説明の一言ひとことも、重みがぜんぜん違う。。。

早朝から一生の宝ものをもらって、
名古屋の懐の深さに、完全にまいった信州諏訪人、たたずむ大須観音でした。

新しい仲間がきたから

ゴールドカラーのナイスカットミル（Kalita製）着たよー！

田代珈琲さんのオリジナカラーね。
色合いは賛否両論あるけど、これはこれで素敵。
イエローゴールドでなくて、オレンジゴールドって感じかな。

そして何より、ちょっと小振りのサイズに、心がくすぐられます。
おーきーの見なれてるとねー、
感覚が狂って、こそばくてたまりませんわー。
おーおー、ういやつじゃー。

あー、いよいよねー。
珈琲焙煎事業の風が吹いてきたようです。

八味屋、行きますよー！