庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

韓国大統領選挙

2007-12-20 11:43:11 | Weblog
韓国の大統領選挙が実施され、10年ぶりに保守政権が誕生した。ハンナラ党の李明博氏が韓国の新大統領となった。
対日政策では、新大統領は財界人でもあり日本との政界との人脈もあり、今までとは違い発展すると思われる。
韓国と日本の間には、歴史的認識問題や竹島(韓国では独島というらしいが・・・)問題などあるが、新大統領は無用な摩擦を避け、実務面での協調体制ができると思われる。
しかし、注目は「対北朝鮮政策」である。前政権の融和政策からどのように変化するか?が日本の拉致問題等大きな影響を及ぼす可能性がある。
新大統領は、北朝鮮に対し、核廃棄を前提として、経済・人道支援の継続を発表しているが、果たして、北朝鮮が本格的に「核廃棄」を実施するのか?これからの新大統領に注目したい。


格差是正税制

2007-12-20 03:50:23 | Weblog
政府・自民党は、解散・総選挙に備えて、東京など一極集中する法人税などの配分を財源の脆弱な地方に配分することを決定した。
これにより、首都圏と地方の格差は、少しではあるが是正される可能性がある。一見、良いことであると思われるが、本当に、この分配構想は正しいのだろうか?
地方都市でも知事などの努力により「企業誘致」「工場誘致」を進め、財源を確保した地方があることを忘れてはならない。
逆に、何もしないで、何もやらないで、税の配分だけに頼る知事が、この政策の「恩恵」だけを受けることが「格差是正」になるのであろうか?
政府・自民党は、何もしない、何もやらない道府県知事に「自立支援」の方策を伝授すべきである。

平均寿命と少子・高齢化

2007-12-18 14:28:09 | Weblog
昨日、厚生労働省から「2005年都道府県別生命表」が発表された。平均寿命が最も長い都道府県は、男性は長野県の79.84歳。女性は沖縄県で86.88歳だったという。
年々、平均寿命が伸びることは望ましいことであるが、長寿=幸せ・・?疑問に思うことがある。核家族化の進行により、一人暮らしの老人(独居老人)の増加や、年金支給金額の削減等々、高齢者にとって住みよい社会なのか?幸せな社会なのか?現在の高齢者が戦後の日本を築き上げ、成長させてきたが、現代社会は、高齢者の人達にとって「やさいし」社会とは思えない。
少子高齢化が叫ばれているが、一部のアホ学者は「高齢化が問題だ!」「高額医療費が問題!」といっているが、高齢化が問題なのではなく「少子化」が問題であることを考える必要がある。政府も少子化対策に取り組み始めたが、まったく無名であり、実績も無い、上川陽子少子化担当相に据えるなど、現政権の取り組み課題としては低位にあるのではないだろうか?

小泉・安部・福田総理

2007-12-18 09:54:36 | Weblog
福田内閣の支持率が急落している。今の状況が続けば、来年の春頃には「レットゾーン」になる可能性もある。福田総理そのものが支持率を上昇させるようなキャラクターでもない。仮に、福田内閣で解散・総選挙を実施しても自民党の議席は増えることはないだろう。
歴代の3人の総理を見てみると、3人には共通点がある。それぞれ2代目、3代目という、何の苦労も無く、庶民感覚の無い人達である。この3人の総理の中で、一番美味しい思いをしているのは「小泉純一郎」氏ではないだろうか?政策立案能力もなく、ただただパフォーマンスだけで、現在の「格差社会」を作り出し、責任も取らないで総理の「座」から降りてゆく・・・その後を継いだ「安部晋三」氏は、小泉政権の「負」の遺産を受け継ぎ、嫌になって退任するお坊ちゃま総理・・・そして、現在の福田総理は、選挙公約など守ろうとしない国民をバカにした総理・・・
庶民の1人として、日本にもそろそろ「まとも」な総理の誕生を願いたい・・・

小泉純一郎という人物

2007-12-18 04:03:21 | Weblog
来年にも予想される解散・総選挙で注目されるのは「小泉チルドレン」と呼ばれる自民党・1年生議員の人たちである。
郵政解散で当選した(間違って?)皆さんは、今回の選挙では自民党の公認すら得られないと思われる人たちがいる。このチルドレンが自民党公認を得られるよう期待していた唯一の人物が「小泉純一郎」氏である。(いま自民党でチルドレンを応援しているのは、小泉政権時代の「偉大なるイエスマン」と自ら称した武部氏のみである)
しかし、期待された小泉氏は「我、関せず」を貫いている・・・小泉氏の「冷淡」「冷血」が見えてくる・・・小泉氏に「おだてられ」能力も無いのに、立候補した方々にも大きな問題があるが、チルドレンを利用し、切り捨てる小泉純一郎氏は「政治家」よりも「詐欺師」の方が向いているのでは・・・・

内閣支持率が急落

2007-12-17 10:23:18 | Weblog
福田内閣の支持率が40%を割って急落しているらしい・・・当然である。理由は、夏の参議院議員選挙における「年金問題の公約」である。来年3月までに年金問題を解決するとの公約違反に対しての記者団の質問に「そんなこと言ったかな?」とお惚け答弁。まったく国民を「ばか」にした発言である。つまり自民党政権では「公約」とは選挙のときの方便であり、約束事を守らないのは当たり前・・・との判断なのか?
対する野党である民主党・小沢党首は昨日、山梨県で講演し、福田政権を批判したが、対テロ新法案が衆議院で再議決した場合の首相問決議案の提出について「参議院の意思は必ず示す。問責を出さないことが参議院の意思になるか、ならないか冷静に判断したい」と述べている。
小沢党首も「解散・総選挙」が怖いらしい・・・野党第一党の民主党がこんな「腰抜け」の状態でどうする!と言いたい・・・・・

与野党対決

2007-12-17 04:01:28 | Weblog
消費税や証券税制、道路特定財源について、自民党と民主党の政策の違いが鮮明になってきた。
消費税について、自民党は引上げを前提に「社会保障給付や少子化対策に要する費用賄う」としているが民主党は「税率5%を維持し、年金財源に充当する」と言っている。民主党案も現実不可能と思われるが、自民党案は何時までに、何パーセントに消費税を持っていくのか?曖昧であり、消費税が10%、20%、30%に引上げられる可能性さえある。
また、道路特定財源については、自民党案は「暫定税率を10年間延長」対する民主党は「暫定税率を撤廃し、一般財源とする」としているが、10年延長では「暫定」とは言えない。また、石油高騰により、庶民の暮らしが厳しい時期に暫定税率の延長を提案すること自体、庶民感覚が無いように思える。
また、証券税制についても自民党案は「金持ち優遇税制」を少しでも延長したいとの思いが表れている。
与野党ともに(特に自民党)、庶民の暮らしを真剣に考えて税制を考えて頂きたい・・・

薬害C型肝炎

2007-12-16 04:17:55 | Weblog
肝炎は放置すれば「肝硬変」や「肝臓ガン」になる可能性があるという。この肝炎に汚染された血液製剤の投与された人達は1万人以上と推計されている。和解案が示されたが、原告の人達は「自分達と同じように薬害に苦しむ人が一部でも切り捨てられるのでは和解案を受け入れることは出来ない」と言っている・・・当然のことである。
しかし、福田総理は「和解案を重く受け止め、患者の立場に配慮して真摯に検討し、一日も速く解決できるよう努力する」と曖昧な答弁を繰り返している。
いつも、曖昧な答弁と人間味のない福田総理らしい発言である。しかし、一日も早く解決できるよう努力すると発言している以上、福田総理の政治決断で薬害被害者の救済を実施すべきである。
また、この薬害C型肝炎問題について、枡添厚生労働大臣からの発言が少ないことも残念である。

お元気ですか?安部前総理

2007-12-15 12:03:36 | Weblog
安部前総理の姿が国会で見られなくなってから約3ヶ月・・・何処にいるのかな?と思ったら、地元の山口県に里帰り。地元で「一国会議員として、初心に戻って全力を尽くす」とのコメント・・・・我々日本国民に謝罪もせず、国会を混乱させたことなど忘れたらしい、いかにも「お坊ちゃま」らしい姿である。
地元・山口県の皆さんは「大歓迎」らしいが、我々国民は怒っていますよ!国会開催中に総てを投げ出し、総理の責任を果たさなかった責任は重い!
普通なら国会議員を辞職し、二度と政界に出るべきではないと思うのだが、お坊ちゃまには「世間(世論)」など関係ないらしい・・・安部前総理は、国会議員の歳費年間数千万円を返納すべきである。
夏の参議院議員選挙における自民党の大敗を受けて辞任すれば良かったのに・・・

選挙公約

2007-12-15 04:00:31 | Weblog
年金記録問題での福田総理の発言を聞いていると、全く当事者意識もなく、日本の総理としての意識もなく残念でならない。
年金問題について記者団に「公約違反と言うほどおおげさなものかどうか?」と国民が考えている大切な年金の意識など全く無い・・・
また、参議院選挙前の発言についても「そのとき、どういうふうに言ったのか、私も覚えているわけじゃない」と、まるで他人事である。
つまり、自民党の「公約」は、選挙目当てであって「公約を守る」「公約を実現する」という意識は内容である。また、町村官房長官も「選挙期間中だから、簡素化してモノを言ってしまっているところが確かにあった」と釈明しているが、選挙の時だからこそ詳しい説明が必要だとおもうが・・・・
結局、自民党に騙された国民に責任の一端があるのでは・・・・