庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

薬害C型肝炎

2007-12-16 04:17:55 | Weblog
肝炎は放置すれば「肝硬変」や「肝臓ガン」になる可能性があるという。この肝炎に汚染された血液製剤の投与された人達は1万人以上と推計されている。和解案が示されたが、原告の人達は「自分達と同じように薬害に苦しむ人が一部でも切り捨てられるのでは和解案を受け入れることは出来ない」と言っている・・・当然のことである。
しかし、福田総理は「和解案を重く受け止め、患者の立場に配慮して真摯に検討し、一日も速く解決できるよう努力する」と曖昧な答弁を繰り返している。
いつも、曖昧な答弁と人間味のない福田総理らしい発言である。しかし、一日も早く解決できるよう努力すると発言している以上、福田総理の政治決断で薬害被害者の救済を実施すべきである。
また、この薬害C型肝炎問題について、枡添厚生労働大臣からの発言が少ないことも残念である。