庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

平均寿命と少子・高齢化

2007-12-18 14:28:09 | Weblog
昨日、厚生労働省から「2005年都道府県別生命表」が発表された。平均寿命が最も長い都道府県は、男性は長野県の79.84歳。女性は沖縄県で86.88歳だったという。
年々、平均寿命が伸びることは望ましいことであるが、長寿=幸せ・・?疑問に思うことがある。核家族化の進行により、一人暮らしの老人(独居老人)の増加や、年金支給金額の削減等々、高齢者にとって住みよい社会なのか?幸せな社会なのか?現在の高齢者が戦後の日本を築き上げ、成長させてきたが、現代社会は、高齢者の人達にとって「やさいし」社会とは思えない。
少子高齢化が叫ばれているが、一部のアホ学者は「高齢化が問題だ!」「高額医療費が問題!」といっているが、高齢化が問題なのではなく「少子化」が問題であることを考える必要がある。政府も少子化対策に取り組み始めたが、まったく無名であり、実績も無い、上川陽子少子化担当相に据えるなど、現政権の取り組み課題としては低位にあるのではないだろうか?