「猫いらず」が無効になる
昔、ねずみの駆除のため「毒の入った餌」を「猫いらず」といいました。ところがあるときこれが全く効かなくなったのです。なぜでしょう?原因はマムシでした。マムシというのは日本でありふれた毒ヘビで、下手をすると人も死んでしまいます。それほど強烈なので精分も強く、田舎ではマムシをつかまえると皮をはいで串に刺し、軒先につるして乾燥させて保存していました。ところがネズミがそれを齧ってしまいました。そうしたところ、今度はネズミが毒入りの餌を食べても死ななくなってしまったのです。マムシの解毒作用が強かったのです。
昔、ねずみの駆除のため「毒の入った餌」を「猫いらず」といいました。ところがあるときこれが全く効かなくなったのです。なぜでしょう?原因はマムシでした。マムシというのは日本でありふれた毒ヘビで、下手をすると人も死んでしまいます。それほど強烈なので精分も強く、田舎ではマムシをつかまえると皮をはいで串に刺し、軒先につるして乾燥させて保存していました。ところがネズミがそれを齧ってしまいました。そうしたところ、今度はネズミが毒入りの餌を食べても死ななくなってしまったのです。マムシの解毒作用が強かったのです。