「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

◆寒波がお出ましだ◆   3789

2017-10-06 19:34:25 | 日記

~い、茂さん、頑張っているね。すっかり秋模様になってきて、畑の見回りだね、ええ、サト芋を掘った?、ご馳走になりたいな、ハハハハ。いやあ、柚の古木が枯れちゃって、毎年大根の柚巻を作っていたが、去年からは柚を貰って作るようで。例のセシウム汚染が問題になるまでは、三郎さんが毎年きのこ汁をご馳走してくれたが、その楽しみも無くなってしまって、秋の味覚の楽しみが消えるよ』

う、翁さん、俺がいるかと思って町道に回ってみた?、格別の用事がなく、天気ならば畑に出ているからな、ファハハハ。ススキの穂がなびき、柿の実が輝き、柚が黄ばみ秋らしい風情に、早春とこの時期が四季の良さを感じるわ。・・・・婆さんがスマホで翁さんのブログを見ているが、“空っ茶会”の皆さんの話が見えるそうで楽しそうだよ。寄ってお茶を、お昼に食べたサト芋があるわ』

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間があるから寄らせて貰うかな。・・・・奧さんこんちわ、お茶とサト芋をご馳走になりに、ファハハハ。姥桜会の七草寺巡りの話は、常子さんにおおよそは聞いたよ、いつもながらに和気わいわいだそうで。・・・・初物の新サト芋、旨そうだ、皮がくるっと剥ける食感が楽しいわ。何とか新そば粉と新米も玄米で頂戴が出来るし、味覚を味わえる。あとは紅葉を待つばかりだが、どんな紅葉になるか』

ツマ芋もサト芋でもトウモロコシでも初物はおいしいわ。柿を良かったら持って行かないかね、ハハハハ。柿をジュースで食べる話は聞かないが、試しにやってみるかな。今年ももう寒露、そして降霜、立冬、この時期は季節も駆け足で。今の所出かける予定はないが、婆さんが紅葉を見ながら温泉に行きたいって。宿が空いていれば、長野の五色温泉に泊まり、草津にでも回って、ハハハハ』

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あとがき
==紅葉前線が南下を始めて秋たけなわに、季節が巡るのは早いわ、ガハハハ==放念の翁