久しぶりに蓼科山に登りました。昔は山仲間と、あるいは子供を連れてと登った山ですが、夫と二人だけで登るのは初めてでした…蓼科山は日本百名山で登山口はいくつかありますが、今回は白樺湖の上の御泉水自然園からとして、和田峠越えで行きました。和田峠は中山道の峠です。途中の看板…ゆっくり歩けば見どころはあるのでしょうが先を急ぎました。
山はもう枯葉の季節です。
新和田トンネルを通ります。これは片側交互通行の旧トンネルと違って快適です。
和田峠を越え、ブランシュたかやまスキー場(よく子供たちを連れてきた懐かしのスキー場!)の脇を通り、霧ヶ峰の裏側を白樺湖に向かいました。寒い朝でした。
蓼科山が見えてきました。白樺湖から女神湖の脇を通って車で御泉水自然園まで登りました。
途中で北アルプス(槍の穂先も!)がきれいに見えました。
蓼科山七合目登山口から登ります。ここには蓼科神社の鳥居があります。装備万全で出発です。
登山道は岩と枯葉…そのうちに岩と霜や雪が混じる急登となりました。周囲は苔の森です。
苔にも注目しつつ登りました。
登山道わきには霜柱が一杯!とける様子もなくきれいな霜柱でした。
登って行くにしたがって雪もありました。
山小屋の所にはすでに今年積もった雪を除雪したのでしょう、雪の山になっていました。
岩場の急登が続くのこのルート、こんな鎖場も登り…ようやく標高2530mの頂上へ着きました。
頂上は360度展望の開ける広い岩の台地です。山岳信仰の山でもあるので、石でできた祠もありました。
頂上に到着した時には4~5組の登山者がいましたが、昼食をとって下山する頃には私たち二人だけ…静かな山頂でした。岩の間の「ガンコウラン」が紅葉し、黒い実をたくさんつけていました。
雪は吹き飛ばされ、陽にとけたのかありませんでしたが、こんな霜(氷?)の花が…
360度の展望で良く晴れていたのですが、出発が遅めで頂上に着いたのは昼過ぎになってしまい、霞が出てきてしまいました。それでもいい展望の山頂でした。北アルプス…
八ヶ岳は近いようで遠い姿です。
南アルプスも霞の中…
浅間山は噴煙を上げていました。
近くの縞枯れ山と、その向こうに群馬県境の荒船山です。
白樺湖と蓼科湖も眼下に見えました。
車山のリフトや気象レーダー観測所も見えます。
岩場の急な登山道…登りも大変でしたが、下りも雪や霜もあって怖い状態…慎重に下山しました。
地名は何やら趣きがあります。
途中にあった倒木…苔むしてその上から実生の苗木が育っていました。
無事下山してビーナスラインで蓼科に向かいました。すでに蓼科山は遠のき、途中の木々は落葉していました。
途中の標高1700mの「蓼科 女の神展望台」からの眺めです。八ヶ岳がきれいに見えました。
北岳と甲斐駒も少し霞んでいますが見えました。
カラマツ林を抜けて宿に向かいました。久しぶりの登山で疲れた体…温泉につかり、この日は蓼科のリゾートホテルに宿泊しました…
何故この時期に…って思いますよね。
夏のコロナが落ち着いた頃に計画したのですが、何かと用事があってこんな時期にずれ込みました。
もう山に花も何もないのに、久しぶりの登山でした…
遠出はコロナも心配で、ごく近間でこの山に登ろうということになった次第です。
それにもう年ですし、一人での登山はとても無理かと…
蓼科山は見たところ丸っこくて穏やかな山容ですよね。
ところが苔むした森の中の登山道も頂上付近も岩がゴロゴロ…
しかもずっと急登(頂上までの標高差630m)が続きます。
山頂は寒くて、暖かいお味噌汁と飲み物が嬉しかったです。
頂上では青空に北アルプスがとっても綺麗でした。
でも南アルプス方面は少し霞んで富士山は残念ながら見えませんでした。
それでも山頂からの360度の展望は良かったです。
浅間山の噴煙を上げている姿…
みさとさんは浅間山の向こう側からそれを見られたのですね。
そちらの様子もまた見せて下さい!
なかなか母から離れられませんので(特に夜間)、この機会に泊りがけで…
おかげでリフレッシュできました。
でもこの時のショートステイがきっかけで母の介護度がグーンとアップ!
息切れしないよう、あれこれ工夫しながらやっているところです…
この時期に登山ですか? すごいなぁ〜
少し前に、緊急入院&手術した方とはとても思えません!
一体どこにそんな体力、気力があるのでしょうね。
ただただ驚くばかりです。
ご主人様とお二人での登山だったのですね・・・
それがわかって、ちょっとホッとしました(笑)
蓼科山って、下から眺める分には丸っぽくて、
割と穏やかな感じの山に見えますけど、
鎖場があるような山だったのですね。
頂上で周辺を見渡しながらの昼食とは、
さぞやおにぎりが美味しかったことでしょう♪
北アルプスがとってもきれいに見えますねぇ〜
真っ青な空に、本当に美しい眺めです。
うっすら霞む八ヶ岳も霞の中に浮かぶ南アルプスも美しい!
あらっ、やっぱり浅間山は煙をあげていたのですね。
(わたしが妻恋のキャベツ畑から眺めた浅間山からも煙が上がってました…)
こんな風景を見ることができるのは、高い山に登山した人の特権ですね(笑)
タッジーマッジーさんのお陰で、
わたしたちは温々お部屋で、この景色が眺められてありがたいです。
ホテルで一泊だったのですね。
温泉に浸かって登山の疲れを癒して、
ついでに日頃の疲れも癒やされましたか?
ぐっすりとお休みになられたかと思います。良かったですねぇ〜
登山の装備…これは登山の第一歩で、まず準備します。
我が家は登山用品とキャンプ用品だけは本格的に揃っているかもしれません。
家族みんなで楽しんでいましたので…
今では夫と二人、たまに山へ行くくらいですが。
登山届も今はネットでできる時代ですよね。
私は今まで通りの現場で提出がほとんどです。
さていよいよ山登りという気分で…
スマホのアプリ、YAMAPは入れていますが。
写真の拡大機能があったらいいですよね。
そちらのブログで先日も拡大して見せていただいていいな、と思ったものです。
それでもどうにか感動の場面はお伝え出来たでしょうか…
骨折した時は山はもうだめかと思いましたが、どうにか復帰できました。
でも今となっては筋力も体力も低下…気力があってもなかなか動けません。
何事も無理のない範囲でやっていこうと思っているところです…
すごいですね。
「登山の装備」をして本格的な登山なのですね。
今は入山、登山計画書もペーパーではなくインターネットで提出するのですか~(と、きいても私はかつて一度もそのようなものは提出する機会はありませんでしたが)
岩ごつな道はバランスをとるのも大変そう。
一直線に連なるような北アルプス(写真をクリックしても大きくなならなのですよね~、残念)
遠くの山々,眼下の湖など
苦しい思いをして登った人に与えられる壮大な景色。
見させていただいていてその感激も伝わってくるような不思議な感覚を覚えました。
「大腿骨頚部骨折をしてプレートで固定している」とは!!
ただただ驚くだけ。
今までの「フットワーク軽く」はものすごいことだったのですね~。
見慣れない風景を見ていただけたでしょうか…
そちらの山とは感じが違うかと思います。
中国地方の山では「大山」に登りましたが、穏やかな雰囲気の山だった印象があります。
こちらの山はやっぱり険しい感じかもしれませんね。
自然を尋ねる人さんの活動はどれも素晴らしいのですが…
なかでもすごいのは、子供さんたちと一緒の活動です!
その活動が賞をいただくのですね。
それは嬉しいこと…子供さんにも皆様方にも励みとなることでしょう!
子どもさんと一緒に花を植えることを注目していましたので、私もとっても嬉しいです…
今まで何度か蓼科山に登っていますが、この時期に登ったのは初めて…
山はもう初冬で、寒かったです!
もうこの時期以降は冬山ですよね。
冬山は心配なので登山はしません。
霧ヶ峰あたりで山スキーかスノーシューで歩くくらいです…
写真は気になるとついついとってしまって、たくさんになってしまいます。
後の整理が大変なので、いいものだけ狙って撮れればいいのですが…
まだまだその域には達していない私です。
たくさんになってしまった写真ですが、見て下さってありがとうございました!
見たことも、聞いたこともない他国の山々
を詳細に教えてもらい感謝しています。
私は相変わらず砂留の整備と彼岸花の里造りをしています。
嬉しいことに一緒に花を植えてくれている小学校が「福山学校元気大賞」を貰うようです
骨折したのは1月…3月まで入院して松葉杖状態で退院し、
手術後半年、その年の7月には北アルプスの唐松岳に登りました。
リハビリも頑張り、もちろんDrのお墨付きももらってのことですが…
ran1005さんも蓼科山の途中までは行かれたのですね。
自然観察会でしたら、御泉水自然園に行かれたのでしょうか…
それとも登山口付近の森を散策されたのでしょうか…
いずれにしても苔むした樹林が印象的な場所ですね。
山頂で見かけたこの霜の花…とってもきれいでした。
これは氷の華、フロストフラワー等と呼ばれているようですね。
これからの季節、寒くなると地元でも見られるでしょうか…
今年は観察してみたいです。
びっくりやら、いつも思っているんだけど、
写真の枚数、半端ないよー!行かなくても、
楽しませていただきました。ありがとー!
右の大腿骨頚部骨折をしてプレートで固定している人とは思えません。
先日来の5kmのウォーキングも登山のトレーニングだったのですか?
とても辛抱強く、しかも行動派の日常には驚かされる事がしばしばですヨ。
私も蓼科山の車で行かれる7合目迄は行った記憶があるのですが・・・
もしかしたら自然観察会で連れて行って頂いたのかも知れません。
苔むした樹林が記憶のどこかに残って居ます。
きっと、登山が苦手でやっと皆さんの後について行ったに違いない思われます。
蓼科山が低く感じた記憶もあるのですヨ。
雪の結晶の様な霜の花が綺麗ですネ。
花華さんの写真を拝見すると山の中にもどんどん行かれる気がするのですが…
下界を見下ろすのはやはり無理でしょうか。
私も高い所は苦手ですが、山はまた違う感じで大丈夫です。
周囲の花や景色に気が取られるからかもしれませんが…
氷の華があちこちにあってきれいでした!
この時期に見られるのはここが標高の高い場所だからでしょうか…
山頂はさすがに寒かったです。
咲いた花はなかったけれど、山頂でこの氷の華に出会えて嬉しかったです。
確かに頑張って登ったご褒美の気がしました…
私は7年前に右の大腿骨頚部骨折をしてプレートで固定しています。
でも、可動域の制限は少しあるもののどうにかこうして登山もできます。
この年になるとこの山でもハードですが、もう少し若い時には3000m級の山もいくつも登ったものです…
上りも辛いけど下りは怖いと私もそう思います。
でも山で出会える花や景色が嬉しくて登ります。
最近はごくたまにしか行きませんが…
人それぞれの感じ方があるものですよね。
まあ、山仲間以外の周囲の人にも理解できない世界と言われます…
氷の華きれいですねぇ
頑張ったご褒美ですね。
確か、足が悪かったとお聞きしたような?
登りも辛いけれど、
下り、怖すぎ!
私には、理解できない世界だわ。
絶対、行かない!
尊敬するわ・・・