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りゅうのガラスでゆったり時間

ガラス工房りゅうのブログ~普段使いの器を作っています 家の暮らしにも溶けこんでいる、りゅうのガラスとの日々をお送りします

煉瓦画廊 りゅうのガラスと布花展 3

2012-06-24 07:29:38 | Weblog


本日は『りゅうのガラスと布花展』絵画ギャラリーの巻です。






『つらら型掛花入にバラと蔓紫陽花』

上の鉄フックは、蔓をイメージしたデザイン。
熱して曲げています。(りゅうのお手製)

布花の絡めながらのディスプレイと、とても相性が良いです。
まるでキャンバスに絵を描くよう。

お客様にお買い上げいただいた後、
新しいつららを飾るたびに少しずつ絵が変わります。
今日その絵画が劇的に生まれ変わりました。





『つらら花器しつらえ泰山木とはじけた豆』

しばらく眺めていたお客様、着物布で制作した泰山木を挿し入れました。

おぉ~!

皆のどよめき。
重厚な布花を、絶妙なバランスでつららが受け止めています。

作品を真摯にご覧いただいている方々のしつらえは、本当に素晴らしい。
その呼びかけに、しっかり応えられる器でありたいです。


本日最終日。
在廊しております。

すてきな布花とガラスの空間をお楽しみください。

煉瓦画廊 りゅうのガラスと布花展 2

2012-06-20 15:56:39 | Weblog
 
銀座煉瓦画廊にて開催しております
『りゅうのガラスと布花展』

昨日は、雨の中お越しくださりありがとうございました。


ご来場されるお客様は、お花を扱われる方が
多いようです。

そんな方々が、ガラスの花器の
使い勝手を見定めています。





身が引き締まりますがこれなら大丈夫!
『氷の一輪挿しとオリーブ』

りゅうのガラスの定番です。
どっしりとしていながら主張しすぎない。。。
まるで、“ガラス工房りゅう”を
体言しているようなアイテム。
今回も人気ですが、手に取るお客様が、
「こうして使いたい!」ということを
いろいろお話されていくんですね。
これがとても楽しい。




『琥珀モール花器とつるあじさい』

今回の新作。
アンティークなデザインを
今風に使えるようにしつらえてあります。
脚まわりもしっかりどっしり。

手元に花があれば思わず挿したくなる、
そんな花器です。

煉瓦画廊 りゅうのガラスと布花展 1

2012-06-19 14:37:02 | Weblog
『りゅうのガラスと布花展』が始まりました。


お越しいただきました皆様、
ありがとうございました。




『銀釉六寸皿にバラ』

布花を器に合わせています。
生ける、というよりは
盛り付ける料理のような感覚です。

茎にあしらってある針金を、
ちょっと曲げてバランスをとって盛れば
すぐ“絵”になる。




『モールコンポートにフルーツ』

すぐに飾りつけができるということは、
逆に考えれば、それまで充分に手を掛けられてきたんだなぁと
想像しました。

器が嬉しそうですね。

りゅうのガラスと布花展が始まります

2012-06-17 23:54:51 | Weblog



明日から、銀座煉瓦画廊にてりゅうのガラスと
布花作家阿藤雅絵さんとの二人展が始まります。

本日搬入、阿藤さんとの展示準備は楽しいものでした。
ダンボールと、新聞紙の海から出されたばかりの乱雑なガラスたちを
花咲き誇る風景にフワッと溶け込ませてくださいました。

布花も、ガラスの器も、一つ一つは手技を凝縮して
形づくられたものだけれど、それらが並んだ空間は
優しく、まるみを感じさせるものとなりました。


ぜひお越し下さい。

琥珀モール花器

2012-06-14 06:21:08 | Weblog



梅雨に入りましたね。

雨がとても似合う花、紫陽花を
『琥珀モール花器』に入れ
研磨機の上に置いてみました。

紫陽花が、雨粒が、ガラスが。。。
朝日に当たり艶やかな表情。
作業前の気持ちが入ります。



研磨機では、できあがった
作品の底を平らに削ります。
これは荒削り用の研磨機。
その後に仕上げの磨きもします。
どちらも地道で根気が要る作業。


今朝は、雨上がりで雲の切れ間から
青空が見えました。
雨で洗い流されたか、空気が澄んでいた感じ。
雨が降ったから感じる、青空のありがたさ。

そして「きもちいい~!」と言って
娘が笑顔で走り回っていました。

青空に向かって、息子を抱き上げると
いい笑顔をしてくれました。

何でもないけれど、でもこういう一時が
仕事のパワーを生み出してくれています。


さあ、今日も頑張りますよ!









モールの風鈴

2012-06-09 11:50:35 | Weblog



なんの写真でしょうか。


そうです。。。風鈴です。
『琥珀紗々風鈴』

短冊や、パーツを取り付けて
できあがった風鈴たち。

とりあえず、洗濯バサミハンガーに
つる下げていました。
なんともおもしろい画だったので、写真でパチリ。

一つ一つ音が違うので、少し揺れただけでハーモニーに。
心地よい音でした。

琥珀色でモールの風鈴。
モールで、少しゆがむ景色が
おもしろい。
そして琥珀色がやさしさを醸しだします。
赤い短冊。赤色は魔よけになるそうです。

(もともと風鈴は、風鈴の音で厄を家に入れない、という意味も
もっているそうです。)

この夏は、さらに節電をしなければなりません。
今年は風鈴の音色で、
心から涼を感じ、暑さをしのいでみませんか?


こちらの作品、18日から始まる展示会でも登場しますよ。
どうぞ、見に来てください。

りゅうのガラス展

2012-06-01 12:11:48 | Weblog



りゅうのガラス展が、始まります。

今回は、なんと銀座!
銀座煉瓦画廊さんです。


今回は、布花作家 PRIMAVERA阿藤雅恵さんとご一緒いたします。

 
 料理との相性を気遣った淡い色調のガラス。
 染め色から手がけられた布花の奥ゆかしい色彩と、
 よく調和します。感性の出会いを楽しみ、
 新たな暮らしの彩りをご覧いただけることでしょう。


6月18日(月)~24日(日)
11時~19時(最終日は17時まで)

18・19・20・23・24在廊いたします。


今日から6月。
追い込みに入っております。

布花とガラスの世界、どうぞ楽しみにお待ち下さい。




こどもセット

2012-05-26 06:29:16 | Weblog


こちらは、息子の離乳食セット。

奥から時計回りに「天の流れ盃」「手付き小鉢」
そして上の子が生まれた時に記念に作った
『われないガラスカップ』。

家族用のご飯を作る途中で、先に取り出して
薄味のまま、細かくしてます。

レンジで解凍したモノが、少し熱かった時や、
作り立てでまだ少し熱い時なども、ガラスの器に盛っています。

ガラス、と思いますがこれが意外と便利なのです。
フーフーしながらかき混ぜると
早く冷めてくれますよ。
それに、透明なので色も楽しめますね。

薄味過ぎると食べなかったり、ちょっと風味を足すと
食べだしたり、彩りが良いと興味をもったりと、
まったく正直です。
赤ちゃんだって、味覚・匂い・色彩を感じているのでしょう。

そして、あっ、いい音がする!とでも発見したのか、
お腹が満足すると匙で器を叩くようにもなりました。

そう、いい音がするよね、
でも、ガラスは強く叩くと割れるんだよと
一緒に教えています。

割れるから使わせない、ではなく、
どう扱ったら割れてしまうのか、を体感する方が
モノを大事にするようになるのではないかな~と思って。

ちなみに漆の匙も、上の子が使っていたモノ。
私のお気に入りです。









ビックリきのこ

2012-05-01 15:59:40 | Weblog



さて、こちらは何でしょうか?


そうです。
エリンギです。

先日、朝市に行ってきました。
りっぱなじめじ・エリンギを売っているお店と出会い
即買うことに。
ふと見ると、このポットに入ったエリンギたちが勢ぞろい。
あまりにキレイだったので、
「本物かな~??」
と言いながら娘とじーと見てました。

「本物だよ。これも食べるエリンギだよ」と
威勢のいいお兄さんの声。

「え~!!」
ポットでエリンギを作るなんて知らなかったので
感嘆してしまいました!

そんな私たちに
「一つ持っていっていいよ」と娘に手渡してくれました。

これまたビックリ!!


その日の夕飯は、もちろんきのこづくし。
エリンギが肉厚で、かむほどに甘みがでてくる!
こんなに甘いんだ~と、
またまたビックリでした!!



こちらは、豆腐のきのこあんかけ。
天の流れの5寸鉢で登場しました。

エリンギのキングに見下ろされている感じ。

「このようにいたしましたが、いかがでしょうか?」
なんて、伺いたくなってしまいますね。







朝花見

2012-04-12 06:08:13 | Weblog


今年の桜は、出だしがゆっくりでした。
でも、急に温かくなり一気に花開き満開の桜がちらほら。

休日に家族で花見の計画を立てましたが、
なんとその日は天気が雨予報。
せっかく楽しみにしていたのに。。。

こうなったら、早起きをして
朝、お花見に出かけよう!!

そうです。
仕事へ、保育園へ行く前に
桜を見ながら朝ごはんを食べようじゃないか!!

  えっ!
  起きれるの!!

案の定、第一声に言われてしまいました。

娘が「行く!!」と言えば
起きますよ~。
お弁当、作りますよ~。

行くと決まれば、みんな何やらウキウキ気分。
“朝花見”が合言葉となって、早くに就寝。
でも、気分が高まってかなかなか寝付けない。

当日は朝からいい天気。
いつも起きるのにぐずぐずしてしまう娘ですが、
“朝花見”の言葉で、すぐ起きてくれました。

青空と川岸の桜並木。
川の流れる音と、鳥の声。
朝日を浴びながらの朝食。
どれもが新鮮で、気持ちのいいひと時でした。

毎日の生活の中に、いつもとちょっと違うことを取り入れてみる。
すると、モノの見方が変わって新しい発見があったり、
ワクワクドキドキして、気持ちが楽しくなったりして
心の刺激になりました。




帰って片づけをして、ちょっと一息。
みんなで過ごした時間を思い出してみる。
それだけで、顔がほころんでしまいます。

この時間のお供は、陶芸作家 島田真司さんのカップと
りゅうのガラス「天の流れ5寸皿」でした。