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りゅうのガラスでゆったり時間

ガラス工房りゅうのブログ~普段使いの器を作っています 家の暮らしにも溶けこんでいる、りゅうのガラスとの日々をお送りします

ガラス使い

2012-04-07 11:15:05 | Weblog


水仙を生けました。

最近の大風や、曇りの日が続いて
なかなか元気のいい太陽が見れませんでしたね。

でも、黄色い水仙が部屋に入ったとたん、
パッと明るくなりました!
小さい太陽が、部屋に入ってきた感じ。
いつもの部屋がキラキラして、
花を生けながら、自分もウキウキしたりして。。。
家の中が春になりました。

今回、水仙を演出したりゅうのガラスは、
藍鼠の平皿と氷の一輪挿しです。

水仙を見たとき、このお皿を使おうと
直感しました。
でも、水仙を生けるのに調度いい剣山がない。。。
それならばと、氷の一輪挿しと一緒に使ってみたら
調度いいバランスが生まれました!
 
なんだか、雪解け水を吸い上げて咲いているかのような。。。
おもしろいガラス使い?

もう一つおもしろいのは、
場所を玄関の方へ移動させたら、
水仙たちが同じ方向を向いて
ご挨拶してました。




ようこそ、
ガラス工房りゅうへ!!





楽しい時間

2012-04-01 07:32:47 | Weblog

 こちらは、オパール色の6寸の器


昨日は、風が強く雨も降ったりと荒れた天気。
「出かけるのはやめようか」と言うとがっかりする娘。
それなら、「一緒にクッキーを作ろうか」と言うと
「うん!!」満面の笑みを見せてくれました。
 
最近、クッキングに興味を持ち始めた娘。
クッキーを作るのは初めてです。
エプロンとバンダナをつけると、がぜんやる気アップ。
「これから、クッキングを始めます!!」と、
みんなに宣言してました。
どうなるのか私もワクワクです。

泡だて器を一緒に持ってかき混ぜてみるけれど、
うまくいかない。
一人でやりたい娘は、ドレッシング用のホイッパーで参戦。
ボールの中で二つのホイッパーがぶつかり合って、
私の調子もうまくいかず。。。
「ちょっと味見したい。。」といいだす娘にダメ~。
するとわざと(?)生地を手につけて味見を始め、ダメダメ~。

どうにか出来上がった生地を鉄板へ。
気がつくと、小さな丸い形がいくつも。
あ~そっか、娘が丸めるとこんなに小さいんだ。。。
と、娘の手が急に愛おしく感じられました。

オーブンに入れると、5分もしないうちに、
「できた?」と。
「まだだよ」焼きあがるまで、何度もオーブンをのぞいていました。

やっとできあがったクッキー。
私がお茶を入れている間に、器の底が見えてました。



こちらは、私が丸めたのと娘のもの。

娘の満足した笑顔に、私のお腹は一杯になりました。

春の色

2012-03-28 23:23:29 | Weblog

ブログをずいぶんとお休みしてしまいました。
ごめんなさい。


季節は春。。。ですね。
空気はまだ冷たく感じてますが、自然の中に、
“春の色”をたくさん見つけるようになりました。

オオイヌノフグリの薄水色、ホトケノザの赤紫、梅の花の白、
コブシの花の薄ピンク、菜の花の黄色、などなど。
散歩をしていると、いろんな色で春を感じられます。

りゅうのガラスでも、新色・新作が登場しています。

その一つに こちら。


サイズは2種類。
直径11cmの小鉢と、一回り小さいカップサイズ。

以前から作り続けてきた、乳白色に小金色を着せてみました。
やさしいたまご色に、うっすらと輝きを感じる
新しい色合いが誕生しました。

寒かった冬に、春がやってきたのと同じように、
冷たいイメージのガラスが、春の季節を迎えたような感じともいうような。。。




今回は、春の野菜、菜の花の酢味噌和えを作って盛り付けてみました。
和え物を添えるのに、調度いい深さ。
緑色が生えてきれいです。

もう一品は、タコのガーリック炒め。
同じ色合いの器ですが、中に入れた料理の色の違いで
雰囲気も変わりますね。

3歳の娘が、美味しい~といってタコを良く食べました。
色も、食欲をそそりますね。


アイスワインによせて

2011-12-21 14:30:16 | Weblog

ぎゃらりぃ風趣では、りゅうのガラス展に先立って、
クリスマス・クラシックライブが催されました。

スペイン料理やワインも提供されて、
素敵なイベントだったようです。
そのワインサービスに“りゅうのガラス”を使っていただきました。

オーナーが用意されたのはちょっとめずらしい、“アイスワイン”。



ドイツやカナダなどの寒い地域で、
凍ったり溶けたりを繰り返したぶどうでつくったワイン。
ぶどうの水分が減って、糖度が上がることが味の特徴になるそうで、
ドイツの貴腐ワインのように甘く、少しとろっとしていました。
(試飲させていただきました。)

これを飲ませていただいた後に(ホントです)グラスの新作が出来ました。



カクテルグラスをイメージした飲み口の繊細さと
高台は、ガラスのかたまりの安定感。
けれど、しのぎ模様を削り出すことで軽やかさを感じさせます。




花しのぎショットグラス(口径8cm 高さ8.5cm 3,990円)

なにより、ワインを注いだ時のしのぎ模様がキ~レ~イ。



ぎゃらりぃ風趣の『銀釉の世界』展で扱っております。

ぜひ!

雪の器

2011-12-16 16:07:41 | Weblog

そろそろ雪を迎える季節になってまいりました。
本日も『銀釉の世界』展からご紹介。


雪名残五寸鉢

一年くらい前から白い器を作り続けています。
『雪名残(ゆきなごり)』と名付けました。

夏本番のガラス屋としてはもどかしい冬の時期に、
春を待ち侘びながら作り出したシリーズ。

色ガラスの白は、あまりに均一過ぎて冷たい印象になりがち。
そこで、二種類の白を合わせて柔らかい雰囲気に。


雪名残蓋物

雪名残の蓋物は、とても好きです。
雪の下で芽吹く、例えばフキノトウ。
雪化粧でそっと蓋をしておりますが、
中では春の力を蓄えている。

しん…としているけれど、中は温かいような…。


だんだん開けてみたくなりませんか?

ぎゃらりぃ風趣『銀釉の世界』展にありますよ。


銀釉の世界

2011-12-12 20:59:31 | Weblog

銀釉丸碗(口径9cm)


『銀釉の世界』展in風趣、やっております。
今日はその『銀釉の器』のご紹介。


成形中の熱いガラスに色ガラスの粉を溶け込ませ、
さらに銀箔を重ねます。

この後うまい具合に焼き込むと、
色ガラスに含まれる金属物質と銀が融合して、
まるで釉薬のような景色になるんです。


銀釉六寸鉢


景色を決める要素はいろいろ。
色粉の着け具合、炎の状態、焼き加減…

実はひとつとして同じ模様にはできません。

だからこそ、おもしろい。


菓子皿(直径約四寸 12cm)



りゅうのガラス展 ~銀釉ガラスの世界~

2011-12-09 16:09:34 | Weblog




始まりました、冬のりゅうのガラス展。
タイトルは『銀釉の世界』。

会場は千葉県船橋の『ぎゃらりぃ風趣』です。
地中海を思わせる、じんわり温かな空間です。


今回12/7(水)~23(金)までの、まさにクリスマス公演!
銀釉の彩とりどりの華やかさ、カットをほどこしたガラスの輝きで
クリスマスを演出しています。







窓辺にはキャンディーポット。
あかり『葛氷(くずごおり)』でやさしく照らしております。

大切な人へのクリスマスプレゼントが見つかるかもしれません。
ぜひお出かけ下さい。










小さな贈り物展へ

2011-11-26 09:48:46 | Weblog
キャンドルギャラリー+cafe koko kaltio さんの 『小さな贈り物展'11』に行ってきました。

ギャラリーへ入った瞬間、そこは静かな時間が流れる穏やかな空間。
肩の力がスーと抜けていく感じ。。

今回は、北欧のクリスマスの雰囲気に。

心落ち着く空間に、吸い寄せられるかのように
次から次へと、お客様がいらっしゃいました。

お互い自然と声を掛けあったり、作品について話したり。
皆が笑顔になっていました。

この雰囲気が、そうさせてくれるのです。
不思議です。



今回は、『りゅうのガラス』も参加しています。
オーナーさんに演出されるガラスたち。
さりげなく、けれども凛として
キャンドルの灯火をやさしく放していました。

この展示、明日までです。
ぜひ、足をお運びください。


小さな贈り物展’11 

2011-11-15 15:16:28 | Weblog
キャンドルギャラリーkoko kaltio.にて企画展あり。
参加いたします。

「小さな贈り物展’11」
11月19日~27日

先日届いたDMがあまりに可愛く、
うれしくなって出品予定のガラスと記念撮影。
koko kaltio.のオーナーさんは、
DMや企画など編集が上手です。
雰囲気が良い、というより
さらに、そこに関わって呼吸ができるような
空気感があります。

オーナーさんのキャンドル作品もそう。

写真のガラスは工房りゅうからの贈り物
『キャンドルボトル』。

展示会場では、この琥珀色のガラスの中で灯る
キャンドルが見れるかも知れません。

空気が冷たく感じるようになりました。
キャンドルの灯りが、心を温めてくれますよ。

ぜひお越しください。