山梨県立大学の企画にて、『峡南地域クラフト作家及び伝統工芸』作品展示会が開催されます。
20名のクラフト作家と5分野の伝統工芸の展示です。
展示会場は『山梨県防災新館１Fやまなしプラザ』内。
展示はオープンスクエアというイベントフロアの壁側に、ズラーっと並ぶショーケース。
普段はジュエリーを展示するようなボックスなのですが、
それが26ケースあり、一気に鑑賞できる感じで心地よいものでした。
山梨県立大学は、平成25年度に文部科学省に採択された『地（知）の拠点整備事業』を５ヵ年計画で各地域、各分野の方々と実施しているそうです。
今回はその一環として地場産業・地域クラフト作家とのコラボレーション。
搬入の際、大学方々とお話しする機会がありました。
地域で活躍する作家と連携することで地域振興の活性化につながれば・・・ということが話題の主でした。
その時象徴てきなワードとして出現していたのが『クラフトツーリズム』。
山梨ではすでに『ワインツーリズム』として、地域のワイナリー総出の宣伝活動が、成功を収めています。
それはお土産としてではなく、品質の良いワインの開発と、国内外でのコンテストなどによる実績などの広報活動、
この両輪によって初めて成果が出たものではないかと感じます。
この前例に見習うならば、私たち作家も、さらに魅力ある作品制作に精進し、
展示会などを通して皆様との交流の場を増やしていけたら・・・
