りゅうのガラスでゆったり時間

ガラス工房りゅうのブログ~普段使いの器を作っています 家の暮らしにも溶けこんでいる、りゅうのガラスとの日々をお送りします

陰影のあかり

2009-03-29 07:35:22 | Weblog
             

 あかり展が終盤になりました。
駆け足で桜が咲き出したと思ったら、寒の戻り。
古民家では囲炉裏、かまどの火が暖なので寒いです。
昔の生活は、寒さ、食事、あかり、生活のために火を欠かすことなく、大切にしていたのだろうと思いました。

りゅうのガラスのあかりの新作『籠目(かごめ)』。
このあかりで、膳の雰囲気をだしました。
昔は蝋燭のあかりで、夜はこのような雰囲気だったのでしょう。
電球一つで部屋のすべてが見渡せられると、陰影の趣がうすくなってしまいます。
あかり一つで、世界ががらりと変わるものです。
この『籠目』、全体を削っていて、ガラスの厚みで光に当たった場所の色が変化してきれいです。
ふぞろいの削りが色の趣をだしています。
ゆっくりと作品を眺めると、色のよさが沁みてきますよ。
 

               

囲炉裏の上には新しいけどなんだか懐かしいランプ、『古銀釉』
ガラスのやさしい輝きと、銀を焼き込んで表現した渋好みの景色、すっかりこの雰囲気に馴染んでいます。

温かいお茶から立ち上る湯気と一緒に、あかりを見上げてくださいね。




あかり展

2009-03-26 11:44:59 | Weblog
             

 
富士川クラフトパーク内にある古民家で、「あかり展」を開催しています。
築300年の古民家、中に入ると囲炉裏やかまどを実際に使っているので一瞬にして昔の生活にタイムスリップした感じがします。
そこに、ガラス、陶、和紙の作家の作品たちのあかりを灯しています。
それぞれの作品が、古民家に新しい空間を与え、建物自体が生き返ったようにも思えます。

『ガラス工房りゅう』のあかりの新作も展示しています。
四角い氷の塊を削った、『葛氷』。
雪が降った夜、外を歩いた時に見るような温かいあかりを感じます。




              

天の流れシリーズでのあかり作品は、月の光が天の川を照らしているような。。。
大きい作品なので、宇宙感を感じます。

時間の流れがゆっくり感じられる空間です。
囲炉裏に座って、お茶を飲みながらゆっくり作品を見てみてください。
上手に鳴いている鶯の声が、いいBGMにもなっています。

鮮やかラディッシュ

2009-03-06 21:33:48 | Weblog
 農産物直売所へ行きました。
野菜は、なるべく直売所で買うようにしています。
朝取り野菜たちが並んでいて、まさに新鮮そのもの。
それに安い!
見ているだけで、気持ちがウキウキしてしまいます。

各地の農産物直売所をのぞくのも好きで、時間があれば
寄ったりしています。
初めて知る野菜や、めずらしい物、特産物との出合いが
おもしろいですね。

今日も午前中に買いに行ったのに、人気のものは早くも完売。
おっと、出遅れたかと、ちょっと敗北感を感じたり。。。
でもそれなら今日は違う野菜と縁があるってことねと、
うろうろ歩き回ってしまいました。

今日、一番目を引いたのはこのラディッシュ!
一目見て、なんて鮮やかな色なの~!!
さっそく購入決定。
どうやって食べようかと、頭の中はフル回転。
家に帰って味見をしてみると、新鮮さに驚き。
味がしっかりして甘みもある。
これは素の味を楽しみたいと、すぐに思いました。
葉をゆで、軽く味をつけかぶの方はそのままで
いただきました。
りゅうのガラスにのせると鮮やかな色が、
テーブルを華やかにしてくれましたよ。