りゅうのガラスでゆったり時間

ガラス工房りゅうのブログ~普段使いの器を作っています 家の暮らしにも溶けこんでいる、りゅうのガラスとの日々をお送りします

個展が終わりました

2008-05-26 23:04:30 | Weblog
          



 個展『りゅうのガラス展~日々からうまれる~』無事に終了しました。今回もたくさんの方にご来場いただきまして、ありがとうございました。最終日は、天気もよく、多くの人で賑わいました。りゅうのガラスを通して、また新しい出会いが生まれ嬉しい気持ち一杯です。どうぞ、日々の中でガラスを楽しんでください。

 これからの季節、特にガラスは大活躍です。同じ料理を盛りつけるのにも、“涼”を感じますよね。目で楽しみ、香り、味すべてで楽しむゆったりとした時間をもてたらと思います。


            


和ろうそくの夕べ

2008-05-21 19:04:02 | Weblog
          

17日(土)に今回個展の特別イベントとして、「和ろうそくの夕べ」を開催しました。たくさんのお客様に来ていただきまして、ありがとうございました。

 紗薇衣さんは、通常17時までの営業ですが、その日は時間延長、夕暮れ時から夜までもガラスを楽しむという企画。約100本の和ろうそくを次々に灯し、会場内を幽玄な世界に演出しました。ガラスの中でゆらめく和ろうそくの炎、それはそれはきれいでした。

写真の燭台は炎をイメージした形でその名も『オクホノオ』。ろうそくを灯すと炎の影が壁に映ります。ろうそくがだんだん小さくなるにつれ、影が伸びていくのがわかります。
炎のゆらぎに身をまかせ、お客様もゆっくりとくつろいでくださったのは嬉しいことです。また、初めてお会いしたお客様同士でも、炎を囲んで話に花が咲いておりました。りゅうのガラスを通して、新しい出会い、楽しい時間をお客様方それぞれが過ごされたひと時だったように思います。

そうそう、夜の小腹に紗薇衣さんがこの日限定のおにぎりセットを用意してくれました。炊き立てご飯と海苔の香りがなんとも食欲をそそります。この日限りというのは実に惜しい。写真撮れなかったのがさらに残念!


          

りゅうのガラス展~日々からうまれる~

2008-05-16 10:24:40 | Weblog
       

 『りゅうのガラス展~日々からうまれる~』が始まりました。初日は、とてもいい天気!元気がでて、気分も高まります。開催場所である、紗薇衣さんに着くとオーナーご夫婦が素敵な笑顔で出迎えてくださいました。庭の花も木も、みんなやるき満々!とばかりに輝いています。このオーナーご夫婦とギャラリー全体の雰囲気が、初日の緊張を解きほぐしてくれました。
 お客様も、この場所の居心地のよさにゆっくりと時間を楽しんでいかれました。ゆっくりと、作品を手に取って見ていただくとこちらも嬉しくなります。これを使ってお料理は何を盛ろうか、飲み物は何がいいかしら?とお客様同士の話に参加できるのも楽しいものです。泡立ちのいいビールの注ぎ方の話をした時は、主人はビールが飲みたくなって仕方なかったようです。初日の夜は、もちろんビールで疲れを取りました。

 入り口に山つつじが大きく生けてあります。その下に、大・小の水盤を飾り小さい水盤には水を入れて、山つつじを浮かべてみました。日が当たり、きれいに輝いて部屋の中からも楽しむことができました。
 

       

 この小道が、入り口へと案内してくれます。たくさんのお花たちが出迎えてくれますよ。

りゅうのガラス展 開催します

2008-05-15 00:32:12 | Weblog
      

 15日(木)~22日(木)までりゅうのガラス展~日々からうまれる~が始まります。場所は紗薇衣(山梨県甲斐市岩森)です。時間は、11~17時まで。17日(土)はイベントとして、17時頃から20時頃まで和ろうそくを灯します。和ろうそくのゆらめく灯りと、炎を抱き凛とするガラスをお楽しみください。

 今朝は、雨の音で目が覚めました。天気予報で雨が降るなんて聞いていなかったような。。。今日は、個展搬入の日。雨の中の搬入は大変だなと少し気分が憂鬱に。でもそうは言っていられない。しっかり朝食をとり、準備をしていたらだんだんお天気が回復してきました。紗薇衣さんに着いたら雨が上がって、明日からの個展もうまくいきそうな、そんな予感がしました。
ここの空間は、とても落ち着きます。りゅうのガラスたちも、しっくりと馴染んでくれます。そして庭が立派で、雨上がりの露をつけた花や庭木を眺めて個展に向けての気分を高めました。

作品の一つ、燭台の芯を出して、テーブルに並べていたら、なんだかさっきまで降っていた雨がはねているような、ちょっとおもしろい風景になりました。
使う和ろうそくは滋賀県にある大興さんのもの。櫨蝋(はぜろう)で、とてもきれいなうぐいす色。火を灯さないで飾っておくだけでも品があっていい感じです。灯すと燃焼が安定していて炎がきれい。土曜日のイベントをお楽しみください。

      

 庭には、いろいろな花が咲いていて素敵です。雨上がり、雨で洗われた緑が一層きれいに輝いていました。

初物 いちご

2008-05-13 00:05:00 | Weblog



 今年も、いちごの収穫が始まりました。
市場のいちごは冬あたりから出始めています。クリスマスの時にはケーキの上で輝いて、大好きな和菓子屋で『いちご豆大福』の看板が出たのをみつけると、反射的買ってしまう、私も大好きないちごたちです。

でも、自分の中でのいちごの存在といったらこれから。畑で収穫したいちごをジャムにすることが一番好きです。いちごの収穫は、実は今の5月ごろ。冬からビニールハウスでいちご狩りが楽しめてしまう今では、いつが旬の時期なのか分らなくなってしまいますね。
何年前だったか、いちごを4株買ってきて植えたのが始まりで、今では増えて増えてちょっとしたいちご畑になっています。
実家を離れてからは、早起きの母が、鳥に食べられるより先に畑へ行って収穫してくれています。私が、実家へ行くとテーブルにボール一杯のいちごが並んでいます。部屋にいちごの香りがふんわりとして、わ~すごい!このいちごたち、もちろん無農薬。たまに草取りをしていたくらいであまり手入れをしてないものだから、実はとても小ぶり。でも、一粒口に入れると、甘酸っぱいいちごの味がふわ~と広がり、そして種がプチプチしっかりと音を立てていちごの存在を強調してくれます。小ぶりのいちごをこんなに収穫したのは大変だっただろうなと、母に感謝しつつ、毎年自力で実をつけてくれたいちごにも敬意をはらい、一粒たりとも無駄にはしないようにと心しながらジャム作りにとりかかります。
実が小粒なので、つぶすことなくそのまま形が残るようにしています。あくがけっこうでるので丁寧にすくい取ります。できあがったジャムはとても鮮やかな色。この色も大好き!キッチンに広がるジャムの匂いの中、ついつい味見と言いつつ熱々のできあがりを二口三口。一年間この味を楽しむことができますように。

 これは次の日の朝食。りゅうのガラスの『そば猪口』とともにさっそく登場、いちごジャム。このそば猪口は、デザートの器としても使っています。ちょっと使いにいいですよ。鮮やかなジャム色が、朝から元気をくれました。

お知らせ
15日から紗薇衣において りゅうのガラス展~日々からうまれる~ が始まります。この内容は、またお知らせします。

散歩のおみやげ

2008-05-08 09:17:04 | Weblog
 
朝食の準備をしている間に、主人は毎朝犬の散歩に行っています。
今日は休みだったので、ゆっくりと散歩を楽しんできた様子。気がついたらテーブルに三色すみれの花が飾ってありました。道端に咲いていた花を摘んできたようです。“りゅうのガラス”のお猪口に苔を入れて生けてくれました。このさりげない花の演出は、テーブルの邪魔にもならず、季節を感じさせてくれて嬉しいものです。りゅうのガラスは、花屋で買うより庭先に咲く花、道端に咲いている花の方が馴染むように思います。ガラスも喜んでいるかのように、朝の光を受けて輝いていました。

筍おむすび茶漬け

2008-05-03 09:12:02 | Weblog
         

今が旬の筍で、筍ごはんを作りました。
いつもは、このぐらいかな?なんて、適当に調味料を入れることが多いのですが、今回は、旬なものを使うということでレシピ通りに作りました。レシピの配合はやはり上品なお味。少しの調味料の配合の違いや、ちょっとの手間を惜しまずにすることでこんなに美味しくなるんだなと、改めて反省しました。
我家は土鍋でご飯を炊いているので、味をつけるとおこげができやすくなります。炊き上がりをかき混ぜる時って、ちょっとした幸せの瞬間でもあるんですよね。今回の炊き上がりはどうかな~、味はどうかな~ってちょっとつまみ食いをして。おっ、おこげがいい感じ~!!なんて具合に。
その日は、そのままでいただきました。久しぶりの筍ご飯はやっぱり美味しい!これだけでどんどん箸が進んでしまいます。残りはおむすびにしておいて翌日のおむすび茶漬けに。網で焼いて、だし汁をかけていただく。香りづけに山椒の葉をのせました。これもおいしい一品に!
旬の時期に旬のものをいただけるのは、幸せの事ですね。

         

 今回お茶漬けに使ったのは、りゅうのガラスの“銀釉碗”と、“天の流れ片口”です。碗の方は、薄い色の上に銀箔を貼って焼くと焼成反応ででる淡い金のような色合いがきれいに馴染みます。底が削ってあるので中を覗くと不思議な世界観があります。片口は、天の流れシリーズの一つ。透明な液体を入れて上から見てみると底から湧いてでているような泡の感じがします。そしてなんといっても水切れがいい。うっかりお酒を入れて使うと、「この水切れがいいねぇ~」なんてついついすすんでしまいますよ。