8月7日(日)に「平成の名水百選 立谷沢川で砂金掘り!!一攫千金塾」を開催しましたので、その模様の報告です
午前中に行われた座学では「月山ジオパーク構想」の活動とリンクさせて、まずはジオサイトである「立谷沢川」について月山マイスターから解説してもらい、その後に砂金掘りのエキスパートである佐藤卓生先生から、立谷沢川の砂金掘りの歴史について学びました
佐藤先生は本業が小学校の先生なので、その説明はさすがの一言です
下は小学生、上は60代までの幅広い参加者に対して、最後まで飽きさせずに解説してくれました
↑その後は練習用の砂金を使っての、「パンニング」練習
パンニングとは土砂の中から、砂鉄と砂金を水を使って比重により分離する作業です。
・・・今年の参加者は皆さん上手でしたね
例年この練習で捨てられた土砂をイベント終了後に我々スタッフで再度パンニングして、捨てられた砂金を回収するのが恒例なんですが、今年はあまり回収できませんでしたから(笑)
↑練習後はお食事処やまぶどう名物の夏野菜カレーを食べて、午後の本番に備えます
↑玉川に準備した練習場所で、昔ながらの「流し掘り」についてレクチャーを受けます
そしていよいよ本番
イベントの前日と当日の朝に何カ所かの候補地で実際に砂金掘りを試してみて、一番たくさん採れた場所を本番の会場に選びました
詳しくはご説明いたしませんが、今年の本番用に選んだ会場はこんなところです↓
↑対岸側に大きく岩盤が露出しているため、手前側の川岸が砂金の集まりやすい「寄場」となります
↑本番の会場に着いた途端参加者の皆さんは一心不乱に砂金を探します。
本当に熱中しすぎて、熱中症が心配なほどでした
皆さん水を飲む間も惜しんで、本当に夢中に砂金を探していました
・・・なぜなら、砂金がいっぱい採れるから
↑今回は参加者全員が見事に砂金を見つけました
↓この日の大物賞は、小学生の男の子がゲット
↑大きさがわかりやすいように1円玉(直径20mm)と並べています。
赤丸で囲んだのがこの日に採れた最大の砂金で、直径が6mmくらいありました
まさに「一攫千金塾」
↑イベント終了後の記念写真は、皆さん満足気な表情です
ただ砂金掘りを体験するだけではなく、立谷沢川のことや砂金掘りの歴史のことなどを学べたこの事業は、小学校の自由研究にもピッタリだったと思います
夏休み明けに自分で採った砂金を学校に持っていったら、きっとクラスのみんなにうらやましがられるだろうな
大きなイベントとしての砂金掘りは今回の事業のみになりますが、興味のある方は北月山荘にパンニング皿を置いてありますので、お声かけいただければ無料でお貸しいたします
また、今回の事業で自信をつけた地域おこし協力隊隊員栗原君の都合がつけば、ぜひレクチャーを受けてみてください
きっと彼は張り切ります(笑)
【お問い合わせ】
庄内町商工観光課立川地域観光振興係
電話0234-56-2213
月の沢温泉北月山荘
電話0234-59-2137