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「霊峰月山・登山参拝ツアー」を開催しました!!

2016年08月12日 | イベント報告

今年から新たに施行された8/11「山の日」に「霊峰月山・登山参拝ツアー」を開催しました

 

月山登山の場合「羽黒口~月山山頂~羽黒口」と「姥沢口~月山山頂~姥沢口」の二つが最もメジャーです。

他にも湯殿山口、肘折口、本道寺口、岩根沢口などもありますが、お客さんが多いのは圧倒的に上記の2コースですね。

 

で、我々のツアーは「湯殿山口~月山山頂~羽黒口」という少し変わった縦走コースです

白装束を着た「講」の人たちは、出羽三山のそれぞれが意味する「過去、現在、未来」の順に従って、「羽黒口~月山山頂~湯殿山口」というコースで登ったりしますが、逆回りとなる我々と同じコースで登る人はあまり多くないと思います。

 

でも、実はきちんと理由があるんです

①せっかくのツアーなんだから、マイカーでは体験しづらい縦走コースにしたい。

②体力満タンで元気なうちに、最大の難所である「月光坂」を登っておきたい。

③身体が疲れた下りでは楽なコースを歩きたい。

④「月の沢温泉北月山荘」を利用したい。

 

主に上の4点が理由なんですが、①~③は分かりやすい理由だとは思います。

④の理由はうちの係の都合です(笑)

「月の沢温泉北月山荘」は庄内町直営の宿泊施設なのですが、その管理を当係で行っているので、こういう企画をする際にはどうしても北月山荘の利用増進を絡めて企画します

そのため、北月山荘に近い羽黒口に降りてこないといけないのです(笑)

 

で、「山の日」当日。天気は快晴

絶好の山日和です

 

町内の方の参加は少なく、遠くは岡山県から参加の方もいらっしゃいました。

さすがネット時代ですね

 

今年は無事に湯殿山神社本宮行きの始発のシャトルバスに全員乗り込むことができました

去年のことがあったので、湯殿山の大鳥居前での記念写真も省略し、とにかく全員をシャトルバスに乗せることを優先させました(笑)

 

ご神域での撮影は禁止なので、お見せできるものはありませんが、全員でお祓いをした後に登山口に移動します。

↑まずは、地域おこし協力隊隊員の「栗原式」準備運動

 

身体を慣らすためにゆっくりと歩き始めます

↑しかし、なだらかな道はこの辺りまで。

すぐに「月光坂」の急坂に差し掛かります

↑ゴツゴツした岩場を水が流れる「水月光」を抜けると、さらに岩が大きく勾配もきつくなる「岩月光」に入ります

 

↑そして仕上げは、垂直に近い壁を鉄梯子で登る「金月光」

 

この鉄梯子をクリアすると間もなく月光坂は終わり、休憩ポイントの装束場に到着

↑ここで息を整えます

 

この先は「清身川」の綺麗な水でのどを潤したりしながら、比較的なだらかな道を歩いていきます

↑本当に登山日和で、どこまでも素晴らしい景色が広がっています

 

その後、姥沢コースと合流する「金姥」と「牛首」で急激に登山客が増え、登山道は大渋滞

ここでようやく「山の日」を実感しました

湯殿山コースは貸切だったので、山の日っぽくなかったですもん(笑)

 

その後、大渋滞に巻き込まれながら、最後の難所である「鍛冶月光」をゆっくりと通過します

大渋滞によりスローペースが続いたおかげで、初挑戦の皆さんも案外平気で登って行きました。

 

山頂小屋で昼食休憩後、山頂にある月山神社前の行列が途切れた一瞬を狙って記念写真

月山神社前のこの場所が写真撮影可能な最高地点なんですが、知らない人から見たらどこで撮った写真かわからなかいかも・・・

 

この後は、さくっと羽黒口に降りてきて、北月山荘での入浴タイム

 

北月山荘から立川庁舎に戻る車中では、美しい夕陽が西の空を茜色に染めていました

「山の日」サイコーー

 

今回は好天に恵まれたおかげで、大満足の「山の日」になりました

日本中でもたくさんの方が山に登られたと思います

 

皆さんはどんな「山の日」をお過ごしになられましたか?

 

【お問い合わせ】

庄内町商工観光課立川地域観光振興係

電話0234-56-2213



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