今月はなかなか更新が滞りがちで申し訳ありません
決して更新するネタがないわけではなく、「あまるめ秋まつり」「たちかわ秋まつり」「全国風サミット」と立て続けに大きなイベントが続いてしまい、ブログの更新まで手が回らなかったのが真相です
で、10月21~23日に開催された「全国風サミットin庄内」も無事に終わり、ようやく一息つけるかなといったところです。
そんなバタバタした日々の中でしたが、なんとかスケジュールをやりくりし、賞味期限間近の振替の消化を兼ねて、今シーズンのラスト月山に行ってきました
行ってきたのは19日の月曜日。
本当であれば四合目ゲートが閉まる23日の15時の閉鎖時間に合わせて行きたいところでしたが、今年は風サミットの最終日と重なってしまったので、泣く泣くこの日を選択。
八合目駐車場到着は9時20分
天気は下の方はかなりガスってはいるものの、上空はほぼ快晴
気温は7℃とやや寒いものの、コンディションとしてはなんら文句のない、絶好の月山日和
そして、この日の目的地は修験の聖地「東補陀落」
ずっと行きたかった場所ですが、今回が初挑戦になります
近くまでは行ってみたのですが、不安になって途中で戻った経験があります(笑)
今シーズンの「八合目~山頂~八合目」往復の自己ベストは2時間40分。←結構早いでしょ
なで兎の分岐に着くまでずっと、「この時間からなら山頂往復を一本やってから東補陀落に向かっても時間的にはなんとかなるかも」と思いながらも、後ろ髪を引かれる思いで東補陀落一本に絞りました。初挑戦だったので、安全策をとりました
↑この選択が後で私の身を助けることに(笑)
9時25分に駐車場を出発し、なで兎の後ろを通り、東補陀落への分岐へ向かいます
辺りはすっかり草紅葉で、湿原保護用のロープもすでに撤去されてあります。
※八合目のトイレもこの日冬支度を始めていました。
この日のもとの思われる踏み跡もなく、一番乗りかな?
夏はうっそうとしていた灌木のトンネルも、すっかり秋の装いです
↑楽しみにしていた「のぞき」からはガスのせいでなにも見えません。
しばらく歩くうちにようやく今日の目的地「東補陀落」の奇岩群が姿を見せました
↑で、ここから急坂下りが始まります。
来るたびに思うのですが、ここの獣臭さはなんなんでしょうか(笑)
↑ガスが薄くなり、御浜池もその姿を見せ始めました
↓当日ブラウン系のサングラスをかけていたので、私の目にはこんな感じに映っています(笑)
↑紅葉の美しさに感激してサングラスを外すと、案外そうでもないことって結構ありますよね?(笑)
↓以下しばらく、サングラス補正の画像を掲載し続けます(笑)
↑遠くに見えていた「東補陀落」がどんどん迫っています
テンションもどんどん上がり続けます
↓ここからは空の青さ優先で、サングラス補正を解除します
ご神体が間近に見えます
テンションは最高潮
うぉーーーーーーーーーー
今回は山頂を諦めてこの光景を見に来たんですが、本当に感動しました
素直に「サイコーーーーっ!!」って声が出ました
ここに来なければ見れない景色がここには待っています
本当に最高でした。
ここまでは・・・
テンションの上がりすぎた私は、ルートを確認せずに一目散にガレ場を登って行きました。
結果、どこからこの奇岩群に登ったかを失念してしまい、完全に迷子に
いったいどこからガレ場に来たんだ?
踏み跡らしきものを探して藪漕ぎを続けていくうちに、急激にそのテンションは落ちてきました
人に聞こうにも、基本的にこのルートには誰もいません
マップなし、携帯なし、コンパスなし・・・・
まだ日没まで時間があることと、一食分の弁当があることだけが心の支えでした(笑)
八合目駐車場から順調に1時間で東補陀落までやって来たのに、この後、帰りのルートを発見するまで1時間半さまよい続けました
「あの時なで兎の前を通過して、山頂往復をやってからだったら・・・」と本当ゾッとしました(笑)
しかも、帰りは足場の悪い急坂を一気に600m登ることになるわけですが、藪漕ぎが効いたのか焦りからなのか、今までに経験したことがないほどに両太ももがパンパンに張ってきて相当にヤバかったです
メンタル的な消耗のせいもあり、今シーズンで一番きつく感じました
皆さんは、冷静に己を見失わず、道も見失わずに、しっかりと帰路についてくださいね
初めてのところに行くのに何も持たずに一人で行くなんて真似は絶対にしないでくださいね(笑)
月山公園線も冬季閉鎖され、今シーズンのリベンジはあきらめたましたが、来年こそは「御浜池」も行きたいと思います
来年まで待っててね
【お問い合わせ】
今回の記事はプライベート月山だったので、お問い合わせはご遠慮ください(笑)