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近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

「ナリタヨコエビ」 琵琶湖固有

2009年06月29日 09時13分01秒 | 滋賀県の甲殻類紹介
 滋賀県で捕れる甲殻類の紹介、今日の1匹はナリタヨコエビ。先日、琵琶湖沿岸で採取したこのヨコエビ、gattsuristさんからナリタヨコエビの可能性があると教えて頂きました。未同定ですが、勝手にナリタヨコエビとして紹介します。
<データ>
名前:ナリタヨコエビ
分布:琵琶湖で確認
全長:5~10mm程度の採取経験あり
棲息:琵琶湖沿岸部の石の下

特徴:
 漢字で如何書くのでしょうかね?小型の甲殻類です。いわゆるヨコエビの仲間でして、ダンゴムシを横に潰してペッタンコにしたような姿ですね。ニッポンヨコエビよりもシャープな感じでして、どちらかと言うとフロリダマミズヨコエビに近い気がします。体色は半透明の褐色でして、内臓は透けています。繁殖期は春頃のようで、1年で成熟するそうです。同亜属と比べて
①第1触角及び第2触角の柄部に毛束が多い。
②全腹節背部後縁に刺がある。
との事で区別するようですが、素人では分かりません。
 琵琶湖沿岸の開発や水質等の変化に伴い、生息域も生体数も減少傾向にあるようです。滋賀県版レドリストでは希少種にあげられています。
参考・引用文献
私見:
 この手の生物って情報が殆どないので、調べるのに苦労します・・・
採取:
 容器・飼育ネット・素手などを使い掬う。
飼育:
 野外のビオトープ環境が良いと思います。
動画:
動きの少ない動画はこちらへ
画像:
        


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近江工舎

「ヒメカイエビ属の一種」 何気に希少種

2009年06月12日 07時50分55秒 | 滋賀県の甲殻類紹介
 滋賀県で捕れる甲殻類(こう見えて甲殻類)の紹介、今日の1匹はヒメカイエビ属の一種。何時もと違うカイエビが捕れましたので調べて見ると、ヒメカイエビ属の一種に辿り着きました。偶に違う地方の水田で採取して見るものですねー。それよりも「何時もと違うカイエビだ!」と思う時点で異常か・・・。いや、これで滋賀県に生息するカイエビ4種を制覇!と思う時点で異常か・・・。この貝蝦制覇の喜びを誰と分かち合う?
<データ>
名前:ヒメカイエビ属の一種
分布:滋賀県南部で確認
全長:5~10mm程度を採取
棲息:河川・水路、池沼、水田、湿地等色々
    
特徴:
 漢字で「姫貝蝦乃一種」と書く、小型の甲殻類です。小さい個体の見た目はカイエビタマカイエビを足して2で割った感じのですかねー(膨らみはないのですが、丸みがある)。カイエビよりも殻が淡い色で、背面の蝶番部が軽く湾曲しています(カイエビはここがほぼ垂直)。殆ど情報がないのですが、何気に滋賀県のレッドリストで希少種に上げられています。
参考・引用文献
私見:
 未だひとつの水田でしか確認していません。殆ど捕れないので詳細不明・・・
採取:
 容器・飼育ネット・素手などを使い掬う。
飼育:
 野外のビオトープ環境が良いと思います。
動画:

画像:  
   

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「トゲカイエビ」 棘が小さ過ぎ!

2009年06月09日 08時08分56秒 | 滋賀県の甲殻類紹介
 滋賀県で捕れる甲殻類(こう見えて甲殻類)の紹介、今日の1匹はトゲカイエビ。カイエビと余り変わらないような姿でして、数匹採取したものを自宅で撮影してみました。画像を拡大すると、一応、頭部に棘らしいものが見られたので、トゲカイエビではないでしょうか?
<データ>
名前:トゲカイエビ
分布:滋賀県南部で確認
全長:殻長で5~10mm程度の採取歴あり
棲息:河川・水路、池沼、水田、湿地等色々
    
特徴:
 漢字で「棘貝蝦」と書く、小型の甲殻類です。見た目はカイエビと良く似ていますが、トゲカイエビには名前通り、頭部の吻端に棘が1本有るようですね(肉眼では見えないと思います)。雌雄異体で♂の方が少し大きいらしいです(未確認)。胸肢、体の後端の尾爪、2第触角を用いて活発に動きます。両性生殖による休眠卵は、水田の泥底中に産み出されます。
参考・引用文献
私見:
 調べられないほど棘が小さいので、接写できるカメラが欲しくなりますね。
捕獲:
 容器・飼育ネット・素手などを使い掬う。
飼育:
 野外のビオトープ環境が良いと思います。
動画:
カイエビ達の動画はこちらへ
画像:
     
 トゲらしいのを赤枠で囲って見ましたが、これじゃ分からん!!拡大はボケる・・・
   

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近江工舎

「タマミジンコ」 タマちゃん・・・

2009年06月02日 07時55分06秒 | 滋賀県の甲殻類紹介
 滋賀県で捕れる甲殻類(こう見えて甲殻類)の紹介、今日の1匹はタマミジンコ。ミジンコに混じって、ダルマ型のミジンコを発見。頭部にくびれがありますので、タマミジンコではないでしょうか?
<データ>
名前:タマミジンコ
分布:滋賀県全域
全長:1mm前後を採取
棲息:河川・水路、池沼、水田、湿地等色々
    
特徴:
 漢字で「玉微塵子」とでも書くのでしょうか?いわゆるミジンコの仲間です。
体型はミジンコとよく似ていますが、体と頭部の間に良く目立つ”クビレ”があります。体も丸くてダルマ型です。ミジンコ同様に単為生殖で♀だけが生まれますが、環境が悪化すると♂が生まれ、有性生殖で休眠卵を作ります。ミジンコと共に、この休眠卵(耐久卵)が餌用に販売されているそうです。
参考・引用文献
私見:
 初めて見た時、上から見たので「目が1つか?」と思いました。
採取:
 容器・飼育ネット・素手などを使い掬う。
飼育:
 野外のビオトープ環境が良いと思います。
動画:

画像:
     
     因みに抱卵した個体かと思われます。
     
     10.05.25追加画像。

   

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「マルミジンコ」 マルちゃん・・・

2009年06月01日 08時03分06秒 | 滋賀県の甲殻類紹介
 滋賀県で捕れる甲殻類(こう見えて甲殻類)の紹介、今日の1匹はマルミジンコ。水田で見かける、かなり小さいミジンコです。カイミジンコの様な殻は無く、丸いので、マルミジンコ属じゃ無いでしょうか?
<データ>
名前:
マルミジンコ
分布:
 滋賀県南部で確認
全長:
 0.3mm前後
棲息:
 池沼、水田等色々
特徴:
 漢字で「丸微塵子」と書く、とても小さなミジンコさん。体型は名前の通り、円形から円形に近い楕円の体をしています。頭部は吻が長くカーブしてますので、体と頭を合わせると、丸っこい勾玉風に見えます。この属は、種の同定が難しいらしいので、名前の間違いがあるかも知れません。
参考・引用文献
私見:
 ミジンコよりもさらに小さなミジンコです。顕微鏡が必要・・・
捕獲:
 容器・飼育ネット・素手などを使い掬う。
飼育:
 野外のビオトープ環境が良いと思います。
動画:

画像:

  
   

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