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近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

海水NO.33『クサフグ』 可愛い河豚には毒がある

2010年01月29日 10時43分33秒 | 海水魚
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はクサフグ。海水浴中に採取できたフグでして、太平洋側でも日本海側でも採取経験があります。この個体、撮影のタイミングでちょうど膨らんでくれました。
<データ>
名前:
クサフグ( フグ科・トラフグ属)
分布:
 北海道西南部以南
全長:
 200mm前後
生息:
 沿岸部、湾内、汽水域
特徴:
 漢字で『草河豚』と書くフグの仲間ですね。体形は長細い卵形をしていまして、体色は背面が緑褐色に小白点、腹面は白いです。産卵期は夏頃、波打ち際に集団で産卵を行うようです(以前、お盆前に出会った事がありますが凄い数)。波打ち際にでの産卵のため、卵は乾燥に強いらしいです(親たちは浜に打ち上げられると・・・)。食用にもされますが、毒があるため素人さんは調理禁止!
参考・引用文献
私見:
 採取や飼育よりも、河豚は食べる方が好き・・・。 
採取:
 コツを掴めば、網で掬えます。水産資源ですので、持ち帰りができない所もあるようです。事前に確認しましょう。
飼育:
 飼育経験無し
動画:

画像:


 

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海水NO.25『ニジギンポ』 

2009年12月17日 08時21分22秒 | 海水魚
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はギンポ。日本海側で採取したこの魚と”ニョロ系”中間ぽい魚、ギンポの仲間のようです。
<データ>
名前:
ギンポ
分布:
 日本海側では確認
全長:
 100mm前後
生息:
 湾内の比較的浅い藻場など
特徴:
 漢字で『虹銀宝』と書く魚の仲間ですね。形状は長細くて左右に平たいです。背鰭は長く、尾の辺りまで続いていますね。体色は体側が茶褐色に2本の白帯が入り、腹部は淡い黄色から白っぽいです。産卵は牡蠣殻などで行われ、♂が卵を保護するそうです。
参考・引用文献
私見:
 光の当たり方で青色などが輝き、確かに虹っぽいのですが、普段は茶色・・・ 
採取:
 海藻を網で掬う。
飼育:
 飼育経験無し
動画:

画像:
            
     フラッシュを使って見たが、巧い事”虹”が出ませんでした。 
           
     普段はこの様な貝殻や海藻をを根城にしているようです。

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海水NO.22『アイゴ』 毒ニモ?

2009年12月14日 08時01分00秒 | 海水魚
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はアイゴ。秋の海攻めの際に採取したこの個体「あんた、素手で持って撮影しているけれど、それ毒有るよ!」と教えて頂きました。ゴンズイもアカエイも素手で触ってますし、まあいいか?(何れ痛い目に遭うのは確実)太平洋側で採取できました。
<データ>
名前:
アイゴ(アイゴ科・アイゴ属)
分布:
 青森以南
全長:
 全長で300mm前後
生息:
 岩礁などの藻場
特徴:
 漢字で『藍子』と書くようですね、海水魚です。形状は少し丸目の木葉形で、鰭の棘は太く鋭いです。体色は赤みのある緑灰色で、白い斑点が見られます。鰭の棘(棘条)にはがあるようです(結構痛むようです)。海では海藻を食べているようでして、体の割に口は小さいですね。食用になるようで、意外と美味しいとか?(食べた事は無い)。
参考・引用文献
私見:
 我家では”毒ニモ”と呼ばれている。海藻を食べるので、飼育イメージは海のカネヒラと言ったところか?海藻の食害と毒さえ気を付ければ飼い易い?  
採取:
 海藻周りを網で掬う(でも釣りが一般的です)。
飼育:
 現在飼育中でしたが・・・カニに
動画:

画像:
           
       シモフリアイゴ型?良く分からない・・・
 

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海水NO.19『ギンポ』 ○ンポ

2009年12月09日 08時26分32秒 | 海水魚
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はギンポ。太平洋側で採取したこの”ニョロ系”の魚、ウツボの子供みたいですがギンポと言う魚のようです。
<データ>
名前:
ギンポ
分布:
 太平洋側で確認
全長:
 200mm前後(採取経験では)
生息:
 干潟の浅瀬、潮溜りから比較的海の深い所まで
特徴:
 漢字で『銀宝』と書く魚の仲間ですね。形状はウナギを横から押し潰したような平たいニョロ系です。体色は赤茶色~黄褐色の個体に斑模様が入った個体を良く見掛けました。天麩羅にして食べられるようです。私では、生態はよくわかりません・・・
参考・引用文献
私見:
 銀宝・・・お宝には見えぬが?  
採取:
 網で掬う。
飼育:
 飼育経験無し
動画:

画像:
            
     体色の別バージョン。TOPの赤茶系かこの黄褐色をよく見掛けます。 
           
         ギンポの稚魚の体はスケスケですねー


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海水NO.12『オクヨウジ』 我家の本命!

2009年11月20日 07時56分37秒 | 海水魚
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はオクヨウジ。ついに来ましたねー、我が家で真面目に飼っている唯一の魚。ヨウジウオ系はバトルが無くて助かりますが、餌が大変です。この魚、日本海側でも太平洋側でも採取できました。
<データ>
名前:
オクヨウジ
分布: 
 日本海側、太平洋側で確認
全長:
 150㎜程度
生息:
 河川河口、内湾の藻場やアマモ場など
特徴:
 漢字で『おく楊枝』と書くヨウジウオの仲間です。見た目は名前の通り細長い細長い海藻屑のような姿です。体色は茶褐色から緑褐色で、コバルトブルーの小斑が散在しています(特に頭部辺りで)。吻には髭の様なものが見られ、ヨウジウオの中でも、遊泳型ではなく海藻等に絡みついているタイプですね。繁殖期は春~夏頃でしょうか?秋には小型個体を見掛けます。情報が少ないんですよね・・・
参考・引用文献
私見:
 小型のヨウジウオで、小さな水槽でも飼育できますねー。小さい分、餌では苦労するんだろうな・・・。体色は光を当てなけらば、ブルーのスポットが見えません。それにしても、人の名前のようだ・・・
採取:
 アマモや海藻をやや目の細かい網で掬う。
飼育:
 ①容器:60㎝水槽
 ②底床:目の細かい砂利
 ③濾過:外部式ろ過60cm用
 ④設備:ヒーター×、エアーポンプ○、ファンorクラー×
 ⑤海藻:ホンダワラ、ウミトラノオなど
 ⑥餌 :ブラインシュリンプ、天然のプランクトン
 ⑦混泳:貝類など
 ⑧置物:直径2cm程度の石
以上の環境で現在、飼育に挑戦中で御座います。 
動画:

 餌が流れてくるのを待っています。
 
ゴミくずが漂流しているようにも見えますが、泳ぐオクヨウジです。
画像:
         
         
                 
        下の2画像が太平洋側採取個体です。

   

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