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近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

「ヒラタビル」 高層BLD?

2010年11月08日 11時36分59秒 | 滋賀県の水生昆虫等紹介
 閲覧有難う御座います。滋賀県に生息する生物の紹介、今日の1匹はヒラタビル。以前、『日本淡水魚”類”愛護会』の西村さんが紹介されていたのを見て、そんな名前の蛭もいるんだな~と思った個体です。だから、これがヒラタビルで正解なのかは分かりません~
<データ>
名前:
ヒラタビル
分布:
 滋賀県南部で確認
全長:
 10mm程度までの個体を確認
棲息:
 河川、水路の石の裏など
特徴:
 漢字で『平田蛭』とでも書くのでしょうか?淡水蛭の仲間ですね。形状は薄っぺららい(平たい)涙形でして、体が縦方向へ倍ほどに伸びますね。背中の中央には筋が見られますね。体色は茶赤の褐色から灰褐色が多いように思います。主に河床の石やゴミの裏に貼り付いているのを見掛ける事が多いです。
参考・引用文献
私見:
 決してオーナーが平田さんのビルディングでは有りません(元ネタ:日淡こぼれ話)。 
捕獲:
 河床の石やゴミを裏返して、貼り付いている個体を剥がし捕る
飼育:
 飼育経験なし、恐らくこれからも無し
動画:

画像:       
           
           
     

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「ヒトスジシマカの幼虫」 ボウフラその②

2010年10月13日 08時02分49秒 | 滋賀県の水生昆虫等紹介
 閲覧有難う御座います。滋賀県に生息する水草等の紹介、今日の1匹はヒトスジシマカの幼虫。我家の雨水排水桝で発見いたこのボウフラ、頭の形状がアカイエカのボウフラと違いますし、発生季節的にも”ヤブカ”でしょうね。その中でも、飛んでいる量が多いヒトスジシマカの幼虫かな?
<データ>
名前:
ヒトスジシマカの幼虫
分布:
 滋賀県全域で確認
全長:
 10mm程度までを確認
棲息:
 雨水排水桝、庭の植木鉢、水田、水路などの止水域
特徴:
 漢字で『一筋縞蚊の棒振(変換できない字のもある)』と書く蚊の幼虫ですね。形状は丸い頭部に細長い体を持ちます。体には細かい毛が生えていまして、小型のケムシ風ですね。体色は淡い褐系ですね。生活のサイクルが早く、気が付けばボウフラ発生、気が付けば蚊誕生です。書くまでも無いのですが、成体に吸血されると痒いですね~。秋頃に良く見掛けて、ヤブカとも呼ばれています。
参考・引用文献
私見:
 親は嫌いだが、幼虫は餌に大歓迎~。
血を吸わせて外に逃がしたが、産卵せずに吸わせ損でした! 
捕獲:
 水面を飼育ネットで掬う、スポイドで吸いこむ。
飼育:
 飼育経験なし。プラケに入れて暫くすると羽化してた事も・・・
動画:

画像:       
           
 ボウフラが蛹になったものですね。これを餌として持ち帰ると・・・羽化に注意!

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「ハバヒロビル」 名前教えて!

2010年10月06日 08時07分33秒 | 滋賀県の水生昆虫等紹介
 閲覧有難う御座います。滋賀県に生息する水草などの紹介、今日の1株はハバヒロビル。何度か採取しているのですが、2年程の間、名前不明でお蔵入り・・・。ご存じの方がおられましたら、ご教授を!
※淡水生ヒルの一種の種名をハバヒロビルに変更しました
<データ>
名前:
ハバヒロビル
分布:
 滋賀県南部の一部で確認 
体長:
 10~20mm程度の採取歴あり 
生息:
 水深が浅く、水の綺麗な水路 
特徴:
 漢字でと言うよりも、名前が分からない蛭の仲間です。形状は涙型でして、ウマビルなんかよりも更に幅が広いですね。体表は細かな突起の様な粒があり、やや硬めの手触りです。背面には数本のラインが入っているように見えます。体色は概ね、淡い緑褐色~淡い灰褐色ですね。二枚貝や巻貝の多い綺麗な水路で見掛ける事が多いですね。夏頃に、未成体を採取した事がありますので、繁殖期はその辺りかもしれません。
類似種との比較
ハバヒロビル:背面に8~10本の黒線
ヒラタビル:背面に2本の赤黒い破線
参考・引用文献
私見:
 魚、エビ、貝、昆虫などはネット場にも情報が多いのですが、ヒルやらミミズやらは書籍でも情報が少ないんですよね・・・
採取:
 石や枯葉の裏に付いた個体を剥がす
育成:
 育成経験無し
動画:

画像:
      
 秘技”アルマジロ!”。まるでダンゴムシの様に丸まります。

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『シマアメンボ』 綺麗な模様のデカ頭

2010年09月29日 08時05分56秒 | 滋賀県の水生昆虫等紹介
 閲覧有難う御座います。滋賀県に生息する水生昆虫等の紹介、今日の1匹はシマアメンボ。山側で採取したこの生物、アメンボ類の幼虫ですね。もすたんさん、CB御殿さんにシマアメンボであると教えて頂きました。
<データ>
名前:
シマアメンボ
分布:
 滋賀県の山部で確認
全長:
 20mm程度の未成虫個体の採取歴あり
棲息:
 河川、水路など
特徴:
 漢字で『縞飴坊』と書くのでしょうか?水生昆虫の仲間ですね。体型は菱形と言いますか涙型と言いますか?短い体に長い脚が付いていますね。体色はベージュ系に、黒い独特の模様が入っています。他のアメンボ類と異なり、成虫になっても体は短いままの様です。
参考・引用文献
私見:
 山側で比較的見掛ける事が多い気が?成虫は脚がとても長いですね~ 
捕獲:
 水面をタモで掬う。
飼育:
 飼育経験なし。
動画:

画像:       


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『テマリワムシ』 進め!群体生物

2010年09月27日 08時01分12秒 | 滋賀県の水生昆虫等紹介
 閲覧有難う御座います。滋賀県に生息する水生生物の紹介、今日の1匹はテマリワムシ。名前が分かりません!と書いていたら、いたちむし@飛行中さんに教えて頂きました。有難う御座います。
<データ>
名前:
テマリワムシ
分布:
 南部の水田で確認 
体長:
 肉眼で辛うじて見える程度の群体 
生息:
 水域の表層あたり 
特徴:
 漢字で『手毬輪虫』とでも書くのですかね?水生小動物です。形状は小さな生物が集まり球状の群体を形成しています。体色?はボルボック系と違って緑色を含まず、淡い茶色と言いますか淡い赤褐色のような感じですね。水面近くを群体が、くるくると回りながら進んでいる姿を目にします。
参考・引用文献
私見:
 ワムシの仲間だったんですね~、キングスライム見たいなものか? 
採取:
 水面近くで動いているのを狙いすまして掬う
飼育:
 飼育経験無し。
動画:

画像:



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