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宮崎県延岡市限定販売:延岡産芋焼酎「祥雲 亮天」の企画・黄金千貫のイモ作り・地域活動のお知らせ等

金太郎飴のまち

2012-04-04 22:35:46 | 地域
地方で、商売するのは大変厳しい時代になりました。

大手組織小売業の進出やテレビ広告での津波のような「お得・値引き・ポイント」報道・ネット通販

価格・魅力度・知名度・品揃え・サービスでは、敵う訳も無く

特に中小の商店には、苦境の時代です。次世代のリーダーや郷土愛のある人材も育ちにくい環境です。

それによって地域社会も活力を失い、疲弊していっています。子ども達にも悪影響です。

最近、感じる事ですが

今、世の中で受け入れられる商売の仕方は

2方向が主流だと思うのです。

一方が(安い物) もう一方が(安全で品質が良い物)

これのどちらかを販売すると言う価値観です。 どちらにも<有名>というカテゴリーが付くと更に良く売れます。

認知度が無ければ、いくら良い物であれ、安い物であれ、売れにくい時代です。

実は、この2方向の考え方が

このデフレ経済を作りだしているようにも思うのです。

商品で例えれば

ビールでは、(特売品の第3のビール)と(プレミアムビール)の関係

焼酎ならば (特売品の焼酎)と(プレミアム焼酎)

アパートならば (家賃が安い物件)と(新築物件)

お米なら (特売品の米)と(有名銘柄の米)

肉ならば (特売品の外国産肉)と(有名国産肉)

お店ならば (安売り量販店・食べ放題の店等)と(コンビニ・ブランド専門店)

上のような構図がこの15年ほど続いてきて

この他にも多くのビール・焼酎・物件・米・肉・お店があるはずなのにです。

その2方向だけが主流なのが、今の地域社会の疲弊に繋がっているように思います。

つまり(安くて 安全で品質が良ければ)そこに有名・サービスが良い・魅力あるが加われば

消費者ニーズに一番合うと思われます。

0円とかタダとかの通信関係の商品の販売が伸びるわけで

いろんな(安くて 安全で品質が良い)商品が揃う、ショッピングモールも繁盛しています。

しかし考えてみて下さい、どんどん経済状況が悪くなる中

少子高齢化、人口減少が進む中、皆が安くて品質の良い物を購入する事が良い事だが主流になると

どんどん、地域社会が疲弊し、普通に暮らせなくなっていくと思われます。

中小の商店が閉店、廃業、ローカル色が無くなり

どんどん、どこの地方も金太郎飴のような

似たようなまちになっていくように思うのです。

1000人規模の大企業の工場を誘致しようが、その足元で、200~300軒の中小商店が弱体化したり、無くなれば

地域の担い手である地域力は、益々無くなります。

大企業は、いつでも人件費の安い海外へ移転していきますよ。たぶん 郷土愛があれば別ですが

本質の話については、次回へ

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (健三)
2012-04-11 18:20:46
まったく同感です。
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Unknown (健三)
2012-04-11 19:07:21
役人:中道務+公務

民間人:中道務+仕務

主婦:中道務+家務

メディア人:中道務+仕務

年長者:中道務+老務


年金制度・職種間不公平(仮にあったとしても)問題はどうでもいいこと……

そうではなく

あらゆる立場の人が、【中道務】を遂行しないことのほうが問題なのだ…







a「人生・生きるとは、強さ、経済力、知識力、耐え抜く力、である」

b「人生・生きるとは、心・人間性、である」

c「人生・生きるとは、中道力、である」



【本当の強さとはcである】ということに気づかない人が多数なため、未だ地方は浮揚せず




仕事戦士・会社戦士=a
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