何年前の句でしょうか、詩あきんどの
ブログに載せていただき思い出しました。
今日、2021年の元旦を散歩して、まったく同じ情景でした。抜けるような青の空を背景に梢枝高く見える鳥の巣、どんな鳥がねぐらにしているのでしょうか。
空高き梢枝の寝ぐら誰かえる
閉塞してしまった世の中でも自然の営みは何も変わってはいないようです。
いつも渡る手作り橋の下に小さなハヤが群れています。川の流れはあんなに速いのに流されて行きもせず、いつも同じ所にいるのです。お母さんと来ていた小さな子が
アブラハヤと教えてくれました。サカナ君のような博士になるのかな、と思ってしまいました。
アブラハヤ!ゆひ指す園児の顔きらら
スーパーに珍しく大きな柘榴がありました。ずっしりと重たくて実に深い赤の色に嬉しくなって買ってくると、夫もしばらく見入って、どんなに染料や顔料が発達しても自然の色には勝てないよな、と。
一つは食べようと割ってみました。
お茶碗にいっぱいのルビーです。甘酸っぱい懐かしい味。もう一つはお正月の飾りです♪
今年こそは穏やかな良い年になりますように。