7/5 MERRY Grateful Year 2015「NOnsenSe MARkeT 1F」at 渋谷duo MUSIC EXCHANGE
2カ月ぶりのMERRYのライブでした。duoは初めて行きましたが噂通り柱が圧倒的に邪魔ですね。柱がなければ割と良い感じの箱なだけに勿体無い感じがしました。当初から謎めいていた本日のゲストは登場するまでオフレコのままライブに突入という形でした。
浅田家の人々
Vo. あさだ まこと(ガラ)
Gt. aie
Key. 吉岡先生
Violin. さち (黒色すみれ)
SET LIST
1.本能(椎名林檎)
2.さよなら雨(MERRY)
3.時の流れに身を任せ(テレサ・テン)
-MC-
4.PRIDE(今井美樹)
5.空と君とのあいだに(中島みゆき)
6.愛をこめて花束を(Superfly)
7.不均衡キネマ(MERRY)
入場しますとステージはキーボードが用意されていたりアコースティック形態な雰囲気になってましたのでDIR EN GREY、lynch.、はたまたDieの新バンドDECAYSでは無さそうだなと思いました。開演時間になるとsukekiyoのmamaが流れた状態で男性2名と女性1名が登場。女性は観た事はありませんでしたが黒いドレスとバイオリン持ってたのでさちさんかなと思いました。そして最後にスーツを着たあさださんが登場。面倒くさいのでここからはガラと書いていきます（笑）
1曲目は拡声器を通して本能を歌うと言う大胆な試み。ガラが歌い始めると大きな歓声が湧いてました。2曲目はさよなら雨。この曲はこういうアコースティック系のアレンジだと非常に輝きますね。バイオリンとピアノの音色が美しかった。さよなら雨のアコースティックVerを音源化してもらいたいものです。
MCはまず「今日の対盤相手は誰だ誰だと騒がれてましたが僕でした。今日はMERRYさんと対バンなのでしっかり仕上げてきました。」と他人行儀な挨拶から軽くメンバー紹介。aieを紹介したときは長い付き合いですと付け加えてましてフロアからもaieコールが起きてました。
その後はPRIDE、空と君とのあいだに、愛をこめて花束をと90年代、2000年代のヒット曲を立て続けに披露。個人的には空と君とのあいだにが好きなので聴けて嬉しかったです。最後のサビの始まりはガラのアカペラとaieのアコギだけで歌い上げる場面もあり中々迫力ありました。そしてさちさんのバイオリンの演奏が惹き込まれる感じがして上手かった。上手にいた事もありますが終始ガラかさちさんを観てましたからね。
ラストは「今日はMERRYさんにお呼ばれされたので最後にMERRYの曲をカバーして終わります。定番曲らしいので皆さんご存知ですよね。」とまたも他人行儀な挨拶からの不均衡キネマ。それまでのしっとりした演奏からリズミカルな演奏になり、ガラも拍手を促したりサビの「アンバランスキネマ」の部分を歌わせて落ち着いた雰囲気から一転してフロア内盛り上がってましたね。
期待してたゲストバンドとは違う形になりましたがこれはこれで良いもの魅せて貰えたなと思いました。この手のしっとり切ないアコースティック形態は好きなのでね。ガラ本人も言ってた通りまた機会があればやって貰いたいものです。
MERRY
SET LIST
SE.Station 07
1.千代田線デモクラシー
2.「東京」
3.絶望
4.Zombie Paradise～地獄の舞踊曲～
5.暗闇にピンク
6.罪
7.Hide-and-seek
-MC-
8.不均衡キネマ
9.sweet powder
10.Midnight Shangrila
11.Carnival
12.梟
EN1
13.Unreachable Voice
14.NOnsenSe MARkeT
15.T.O.P
EN2
-MC-
16.Happy life
17.自意識過剰型木偶人間
18.群青
5月のロフト以来2カ月ぶりのMERRY。ネロの「MERRYです！全身全霊で宜しくお願いします！」の滑舌がいつも以上に良かった気がするのは俺だけですかね。千代田線始まりを筆頭に序盤はほぼ同じセトリだったかな。「東京」で結生と健一が入れ替わったりガラが「男！」と煽る場面もあり序盤から中々の盛り上がりを見せてました。
絶望の煽りはガラのキ○ガイ発言から結生が「渋谷ー！久々ー！7月だー！暑いぜー！」という統一感の無い煽りやネロの久々のMERRYのジャイアンこと剛田武煽りもありましたね。後は曲中にガラが「今日と明日くらい僕だけを贔屓して下さい！」とも言ってました。罪は前回はやってなかったから聴けて良かったです。
MCはネロがひたすらあさだまことさんを讃えてましたね。「今井美樹さんのPRIDEメッチャ好きなんですよね。」、「生まれ変わったらボーカリストになろうと思いました。」と終始上機嫌な感じで話してました。後半戦はMERRY形態のキネマから始まりお馴染みの曲が続きましたね。本編ラストは大好きな梟。歌う前にガラが「ありったけの声を下さい！」と煽って歌い始めました。
アンコは結生と健一の位置にアコギが用意されたのでNOnsenSe MARkeTかなと思ってたらUnreachable Voice始まりでした。多分1Fツアーでは初お披露目じゃないですかね。この辺りは浅田家の人々を意識した選曲だった気がします。その後はNOnsenSe MARkeT、更には結生が前にのめりだしてのT.O.Pをやって終了。この時珍しくガラが下手寄って健一の肩に手を乗せて歌う場面もありました。去年のライブとかあまりT.O.Pやらなかった気がしますけどてっぺんを狙う発言がメンバー間で増えたりどんどん上に上がっていくツアータイトルも踏まえるとGrateful Year 2015「NOnsenSe MARkeT」の裏テーマソングになってるかもしれません。
2回目のアンコはガラの紹介も無しで自然にテツさんが登場。フロア内からは今日1番の大きな歓声が湧いてましたね。テツさんのMCもありは「今日のゲスト黒塗りに(恐らく■■■■■■の事)カッコ良かったよね。俺もここから短い時間だけど俺なりのやり方で盛り上げるから楽しもう！」と力強い発言をしてくれました。そして新曲Happy lifeについても触れネロ曰く一昨日MVも録り終わったそうです。アー写とかで色々言われるけど曲を聴いて判断してくれとも言ってましたね。
そして初聴きのHappy lifeですが予想以上にポップな曲調でしたね。ガラががなる感じに歌う事も無く終始クリーンに歌ってました。サビは結生もコーラス入ってましたね。梟や群青とは違う意味合いでシングル曲っぽい感じの曲ですね。悪くはないけど好みかと言われると今の所は即答出来ないかなって感じです。この辺りはライブ、音源で聴き込んでから判断したいです。
ポップなHappy lifeから一転してハードな木偶人間への流れは中々面白かったですね。テツさんが拳を上げて煽ってました。ラストは梟同様「ありったけの声をくれ！！」の煽りからの群青。サビ前の「幸あれ！」だけでなく歌い初めの「愛しき日々」の部分もフロアに歌わせてました。群青の時にテツさんベースの位置を前に置いて演奏してましたね。終盤には結生がテツさんの横に移動して一緒に演奏する場面もありました。
曲が終わるとテツさんは「今日はありがとう。後何日かは東京にいるから」と明日も登場フラグを立てガラが「明日は最高の地獄を魅せるから。」と煽ってはけていきました。
正直ルナフェスの余韻を吹っ飛ばす程とは言えませんでしたが相変わらずMERRYのライブは安定した面白さがありました。浅田家の人々も良かったし、Happy lifeも聴けましたし来れて良かったです。明日は更にカオスならイブになるとの事なので今日以上に楽しみに渋谷に向かう事にします。
こんな感じでレポ終了です。参戦された方々お疲れ様でした。読んで下さった方々もありがとうございました。
