阿部のPKで先制しながらボールは支配すれど追加点を奪えないでいると1本のカウンターであっさり追い付かれ、その後は勝ち越しゴールが奪えずに引き分け。まるで10日前の広島戦をリプレイしてるかの様な試合でした。違いは広島戦と違って勝ち点1は奪えましたが広島と甲府の力量差を考えたらホームでの引き分けも負けの様なものです。それ所か終了間際のピンチを西川が防いでくれなかったらまたしても負けという結果に終わってましたからね。今日の試合で賞賛すべき選手は西川のみです。
特に残念だったのが興梠、高木、岡本の3人。興梠は前後半とフリーでの決定機を外したのは致命的でした。特に後半のGKとの1対1を防がれたこぼれ球を拾われてカウンター喰らって失点してる訳ですからね。あそこが今日の試合の分岐点だったでしょう。マーク厳しいのはわかりますがフリーの場面はきっちり決めて貰いたいものです。
高木は期待してた訳ですがスタメンで出場した3試合0ゴール0アシストという攻撃的な選手としては残念過ぎる結果に終わってしまいました。今日の試合は前半にポスト直撃という惜しいシュートもあったんですけどね。後半は判断が遅くてそこでボール奪われたり、止められたりでチャンスを潰す場面が目立ちました。梅崎も復帰しただけに今後はまた当面ベンチ生活が続く日々が待ってそうですね。
岡本は前半からPKを獲得したり相手のカウンター潰したりと攻守に森脇に負けない位の存在感を見せてましたがDFとして1番の見せ場であるカウンターからの相手との1対1を簡単に抜かれそのまま決められるという残念な姿を見せてしまいました。そこの場面で脱臼を起こしてしまい交代というオチつき。怪我は仕方ないにしてもあそこはもう少し相手の攻撃を遅らせるとか出来なかったんですかね。DFとしての脆さを出してしまった感じがしました。
とにもかくにも攻撃は点が取れない、守備はスピードある選手のカウンターを全く防げないという最悪の事態に陥ってますね。どうして浦和レッズというクラブは夏場、そして大一番を落とした後にこうも脆くなってしまうのでしょうか。まあそもそも監督が試合後のインタビューで「内容で勝ってた。これがサッカーだ。」と言い訳ばかりで修正しないからこうなるんでしょうけどね。
幸か不幸かここでリーグ戦は一旦中段期間に入ります。ただレッズは興梠、武藤、柏木、槙野、西川と5人も代表に送ってしまったので主力選手がリフレッシュ出来ないのが辛い所。代役の選手も結局ズラタンを除けば結果を出してないんですよね。まあ今から新しい選手も補強出来ないので今のメンバーで何とかするしかありません。関根、宇賀神、阿部辺りはフル出場でが続いてて疲れも溜まってると思いますのでここでゆっくり休んで貰いたいです。後は高木、李辺りはここで頑張らないと次が無いよって状態なので危機感もって練習でアピールして貰いたいです。
優勝した神戸戦も引き分けでしたので観戦した試合3試合勝利がありません。次は日産でのマリノス戦に行く予定ですがその時には5月のガンバ戦以来の勝利を見せて貰いたいですね。