RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

5/3 浦和レッズVSFC東京 at 埼玉スタジアム2002

2014-05-04 00:37:57 | レッズ






















 今季最多の43,564人が集まったこの試合。マリノス戦よりは入ってましたがGWで相手がFC東京ならマリノス戦同様最低でも45000人は入れて欲しかったですね。内容的には引き分けもしくは負けてもおかしくない試合でしたが大黒柱柏木とキャプテン阿部の活躍で勝利し、何と4年ぶりの首位浮上という状態になりました。ちなみにFC東京戦での勝利は4年ぶり、ミシャ体制になってから初めての勝利しました。

 前半はレッズがボールを回すもFC東京の時に5バックにも切り替わる分厚い守備を崩せずシュートすらあまり打てない状態が続きました。森重を中心としたFC東京の守備が堅かったのも事実ですがそれ以上に前の3人の連携、特に李と興梠の2人の連携がイマイチでしたね。これが今日の試合の苦戦の要因になりました。前の3人が噛み合わないと点は取れないですよね。加えて両サイドの梅崎、宇賀神もクロス突破共にイマイチで手詰まり状態。前半のチャンスは李から梅崎に繋がったシュートと原口のドリブルからのミドルのみ。前者は権田に防がれ、後者は枠外でした。

 後半になっても状態は変わらない所かカウンターからFC東京に危ない場面を何度か作られる始末。前半からルーキー武藤の突破に苦しみ、後半は徳永のミドルはポスト、平山の強引な突破からのシュートはギリギリ枠外で何とか凌げましたが攻撃で活路が見出せず、よくてスコアレスドローに持ち込めれば位の気持ちが徐々に生まれてきました。

 そんな流れを変えたのは関根を投入してからですね。彼が決定的なプレーをした訳ではないですが前への意識が高まり、徐々に相手陣内でボールが回せる様になりました。そして後半34分。柏木が粘ってシュートを放ってCKを得て、柏木のキックに阿部が合わせて値千金の先制ゴールを決めてくれました。前節のマリノス戦のリプレイを観てるかの様な見事なキックとヘディングでしたね。苦しい状況が続く中で懸命に走り回っていて柏木と阿部の2人でゴールを奪えたのは大きかったです。

 その後は長身の濱田を投入してFC東京のパワープレーも上手く抑え2試合連続の1-0での完封勝利。上位3チームがこけたため実に4年ぶりの首位浮上となりました。今日感じたのは改めて今のレッズは柏木のチームなんだなと思いました。柏木がよく動いてキックの調子が良いと余程の事が無い限り負けないなと思いました。逆に去年のナビスコ杯決勝の様に柏木が冴えないと勝利は難しくなってくるのでしょう。柏木、阿部、関根以外の3人で目立ったのは那須ですかね。平山との空中戦を何度も制し、FC東京のカウンターを食い止めてくれました。後はセットプレーの守りも良くなりましたね。前節のマリノス中村俊輔、今節のFC東京太田と良いプレースキッカーにいるチーム相手にセットプレーで失点しなかったのはポジティブに捉えていいと思います。


 今日の原口は疲れもたまってたのか前半のミドル以外は見所無し。後半交代時にはかなり不満そうな表情を出してましたね。正直この状態ではW杯は厳しいと思います。残り2試合ゴールに絡むプレーを魅せてアピールして貰いたいですね。

 原口含め攻撃陣が停滞気味なのが気がかりですね。まあ連戦が続いて疲れもかなり溜まっているのでしょう。次節で槙野の復帰が実現出来れば攻撃に厚みは出来そうですが連戦が終わるさいたまダービーまではこんな状態が続きそうです。幸いセットプレーでゴールを奪えてますので一つ一つのセットプレーを大切にゴールを奪って貰いたいですね。

 久々の首位浮上ですがこの時期なので浮かれてはいけませんが去年再三首位浮上のチャンスを逃しただけにしっかりチャンスを活かせたのは素直に嬉しいですね。次節以降も勝ち点を積み重ねて12月には笑顔で終われる様なシーズンにして貰いたいです。