RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

5/26 FC東京VS浦和レッズ at 味の素スタジアム

2012-05-27 01:14:50 | レッズ

 両クラブとも上位につけているという事もありスタジアムには33836人の観客が集まりました。2年前の同カード、同スタジアムの試合で3万人切った事を考えると上々の埋まり具合だったんじゃないですかね。

 前半から両クラブとも互いの持ち味を出しながら試合は進んでいきました。レッズは最終ラインからボールを回して相手を崩し、FC東京はルーカス、石川の両サイドからの厚みのある攻撃でチャンスを作っていきました。勿論共に決定機がありレッズは梅崎のパスを受けた柏木の強烈なシュートはサイドネットで入らず、ポポのパスを受けた梅崎がGKと1対1になるも権田に防がれ、そして最大のチャンスはカウンターから左サイドを抜け出したポポのクロスをマルシオが丁寧にボレーで合わせるもこれも権田に右手1本で止められてしまいました。マルシオのシュートは決まったと思ったんですけど流石五輪代表の正GKと呼べるスーパーセーブを見せられてしまいました。一方のFC東京も石川のドリブル突破からのシュートはポストに当たり、前半ロスタイムに右サイドを突破したルーカスのクロスを加藤がキャッチしきれず渡邊がシュートを放つも永田がクリアをして防ぐ事が出来ました。ゴールこそありませんでしたが前半から見応えのある試合でした。

 後半はいつも通りと言いたくはないんですけど運動量の落ちたレッズが押される展開となりました。前半同様両サイドから攻められるも守備陣の踏ん張りで決定機を作らせませんでした。ただセカンドボールが奪えない為レッズのチャンスと言えば梅崎が左サイドからカットインして放ったミドルがバーに当たった場面位でした。途中から原口、宇賀神を投入しましたがペースは変わらなかったですね。

 このまま引き分けかなと思い始めた後半43分柏木が右サイドを突破し、こぼれ球を原口がヒールで流してマルシオが押し込んで待望の先制点を奪いました!相手にペースを握られてた中での見事な流れからのゴールにゴール裏を中心にレッズサポーターは狂喜乱舞状態でした。俺はというと隣の知らないおじさんと抱き合ってしまいました(笑)後はこの1点を守り切るだけだったんですけど直後のFC東京のCKで森重に豪快なヘッドを決められてあっさり追いつかれてしまいました。今季散々指摘されてきたクロスボールへの対処の悪さが大事な時間帯で出てしまったのが痛かったですね。その後ラストプレーで宇賀神の右サイドからのクロスを原口がヘッドで合わせるも無情にもポストに当たり勝ち越し点は奪えず引き分けに終わってしまいました。

 結果的には追いつかれてしまいましたが冷静に考えると引き分けという結果は妥当だったかなと思います。両クラブとも持ち味を発揮した試合でしたからね。レッズとしては先制点を奪う前に再三決定機があっただけにそこでゴールを奪えなかったのが痛かったですね。まぁ今日は権田のスーパーセーブとポスト、バーに当たる不運が何度もありましたので仕方ないのかもしれません。後は後半にガタっと運動量が落ちる部分は改善が必要ですね。今日は終了間際にゴールが奪えましたがこれから夏場になりどんどん気温が上がってくると今まで以上に運動量が要求される試合が多くなる思います。ペース配分を上手く使えるかがカギになりそうです。

 FC東京は権田の話ばかりしてしまいましたが石川、ルーカスの突破は脅威でしたし、日本代表にも選ばれた長谷川、高橋の2人のボランチが絡んだ時の厚みある攻撃はJリーグ屈指だと思います。1トップの渡邊もゴールこそ奪えませんでしたがキープ力の高さにはかなり苦しめられました。ACLとの兼ね合いに苦労しなければ今後も上位争いに絡んできそうです。

 引き分けに終わりましたが見応えのある試合が観れて良かったです。去年、一昨年と比べてもチャンスが増えましたので観ていて楽しいです。相変わらず休みが少なく、その休みもライブ優先で取ってますので中々レッズの試合観に行く回数増えませんが今年はなるべく機会を作ってまたどんどん観に行きたいですね。では最後に出場した選手を個別にコメント付き採点を付けていこうと思います。かなり主観が入ってますので暇潰し程度に見ていってください。

GK:加藤 6.0・・・前半終了間際のクロスへの対処以外は安定してました。
DF:坪井 6.0・・・今日も高い守備力を見せてくれました。
永田 6.0・・・前半終了間際のカバーリングは見事。パスミスも少なかったです。
槙野 5.5・・・攻撃でパスミス多く、失点時も森重に競り負けあまり良い所がありませんでした。
MF:平川 5.5・・・ルーカスの対応に苦しむも決定的な仕事はさせませんでした。
鈴木 6.0・・・大事な場面でのパスカットが多く助かりました。
阿部 6.0・・・守勢の中で彼の縦パスとサイドチェンジで攻撃の起点となってました。
梅崎 5.5・・・何度もチャンスにも絡みましたがミスも多かった気がします。
柏木 6.5・・・大黒柱として今日も豊富な運動量と正確なキックで何度もチャンス絡んでました。
マルシオ リシャルデス 6.5・・・苦しい時間帯で決めた先制点。これぞ10番と呼べるプレーでした。
FW:ポポ 6.0・・・カウンターの起点になって前半のチャンスには殆ど彼が絡んでました。

Sub:原口 6.0・・・交代直後は試合に入り切れてませんでしたがヒールからのアシストは見事でした。最後のヘッドを決めてれば言う事無しです。
宇賀神 5.5 ・・・最後の原口へのクロスは綺麗でした。
小島 -・・・出場時間が短い為採点不能です。