いよいよ今年のメインレース「いびがわマラソン」が3日後に迫りました。
この時期になると、WEBをたどって、このブログを見てくださる方がけっこういます。そこで、ということでもないのですが、今年の戦略?を考えつつ、過去二回走った者として、初めてこの大会に参加するランナーに多少なりとお役に立つ(かもしれない)情報を提供できたらと思います。
目標
2009年は、実は初フル。いびがわどうこうよりもフルマラソンを走るということに対して右も左もわからない状態でした。とにかく「歩かず完走」が目標。あわよくば「サブ4」。
ものの見事に撃沈。目標は両方とも翌年に持ち越しでした。
2010年は、直前に肋骨と指を骨折。ギリギリで出走はかないましたが、完走さえ危うい状態で臨まざるを得ませんでした。
そして三度目となる今年は、今度こそ「歩かずに走りぬいてサブ4を達成」。これしかないです。
本当は高らかにサブ3.5を宣言したいところですが、なんせアップダウンのきつい厳しいコースです。
峠走とか坂道を登るような練習を全くしていないので、今年も坂道--とくにレース終盤32㎞すぎのあの坂--には苦戦を強いられることと覚悟してます。
今年はタイムに徹するつもりです。
いびがわは本当にすばらしいレースで、とりわけたくさんの子供たちが、沿道に並んでハイタッチを待ちうけてくれています。
過去二回は、これが楽しくて、できるだけ多くの子どもたちと手を合わせるためにわざわざ沿道に走路変更したりすることも何度もしてました。
疲れて挫けそうなときに、力を振り絞ってハイタッチをして元気をもらったことも数知れません。
でも今年は必要以上のハイタッチは避けて、タイムレースに徹しようと思っています。後半、苦しいときにはくじけない勇気をもらいにいくかもしれませんが、それ以外は、トップ選手のごとくクールにゴールを目指すつもりです。
ハイタッチの誘惑に負けちゃうかもしれませんが。
レース・マネジメント --過去の経験から
まず、序盤。陸連登録でない一般ランナーは、とにかく最初の1㎞は混合っていてまともに走れません。7~8分はかかると覚悟する必要があります。
タイムを狙うランナーにはなかなか厳しい状況ですが、ここで焦らず脚をためることが後半につながると信じます。
したがって、アップは極力しないでこの1㎞をウォームアップに当てようと思います。
2㎞からはほぼ自分のペースで走れるはずです。
最大のポイントは、とにかく32㎞からの坂。そこまではとにかくこの坂を登り切る体力を温存しておかなくてはなりません。
過去2回は25㎞すぎからガクンとペースが落ちました。脚の疲労も強く感じ始め、きつさが積み重なってきたところでこの坂がどんと現れます! まさしく「なんだとお!」って感じ。消耗の激しさによっては「もうだめ。」。
つまり、いびがわはここからが本当の勝負なのです。
山を下って、視界が開けると土手沿いの平坦な道に。あとはひたすらゴールを目指すのみという気持ちになります。沿道の応援も格段に増えるので、声援やハイタッチをバネにしてもう一度ギアを入れ直せるのです。
今年こそこの壁のように思える坂をいくつか越える最後のアップダウン--あっぷ、アップ、アップ、そしてやっとダウンぐらいな印象ではありますが--をしっかりとした足取りで走りぬきたい、そう思います。

給水、給食
これはもう十分すぎるほど何か所も用意されてます、私設エイドもたくさん出していただいてます。注意すべきは不足ではなく取り過ぎでしょうね。タイムを気にするなら、特に序盤は控え目にすべきだろうと思います。給食・給水でのタイムロスは馬鹿に出来ないし、接触などのリスクもあります。
ただ、給水はとくに取るべき時に摂らない(摂れない?)と身体的ばかりでなく、精神的なダメージにも大きくかかわりますので十分注意すべきではありますが。
中盤までは混み合っているようなら飛ばすことも考えています。
後半、揖斐茶のサーヴィスがありますが、これはけっこう曲者で、ちょうど一番きついあたり。熱いお茶なのでとても走りながらは飲めません。脚を止めるいい言い訳になるのです。今年は揖斐茶はあきらめようと思います。
逆に、いちばんきついところでいただくリンゴとオレンジはとても元気が出ます。ただしオレンジは上手に食べないと手がべたべたになって気持ちが悪いので、その点はご注意のほど。
今年の秘密兵器
ザムストのアームカバー。ターサー・ソックス。ファイントラックのフラッドラッシュスキンメッシュ。三つともかなり強力な味方になってくれそうです。
それとKentaiのキャンディ。BCAAとブドウ糖を用意しました。オレンジ味とグレープ味。機能性云々以上にこの飴美味しいんです。気分転換に大いに役立ちます。ほかに折り返し後に食べる塩飴とSAVASのジェル、さらにマメに対処するためのバンドエイド・ウォーターブロックをもって走ります。
その他
◇駐車場:気にしている方が多いようですが、誘導が行き届いているので、多少遅くなっても入れないということはないと思います。ただし、どこに入れるかは自分で決められないようなところもあるので、会場から遠くなってしまう場合もあるかもしれません。遠いとなると--けっこう遠くてバスでしか移動できない駐車場も多いです。
◇前日の金さんのランニング・ミーティング:これは楽しいし役に立ちます。時間が合えば是非参加されることをお勧めします。予約不要で、当日会場に行けばOKです。今や日本一のランニング・アドバイザーとも言われる金さんから直接指導をしていただけます。
公式ホームページのなかにある「教えて!金コーチ」も事前にご覧になっておくと参考になることも多いと思います。
それでは、あさって日曜日、みなさん元気に全力を尽くして楽しく走りぬきましょう。それぞれの目標に向かって。
この時期になると、WEBをたどって、このブログを見てくださる方がけっこういます。そこで、ということでもないのですが、今年の戦略?を考えつつ、過去二回走った者として、初めてこの大会に参加するランナーに多少なりとお役に立つ(かもしれない)情報を提供できたらと思います。

2009年は、実は初フル。いびがわどうこうよりもフルマラソンを走るということに対して右も左もわからない状態でした。とにかく「歩かず完走」が目標。あわよくば「サブ4」。
ものの見事に撃沈。目標は両方とも翌年に持ち越しでした。

2010年は、直前に肋骨と指を骨折。ギリギリで出走はかないましたが、完走さえ危うい状態で臨まざるを得ませんでした。
そして三度目となる今年は、今度こそ「歩かずに走りぬいてサブ4を達成」。これしかないです。
本当は高らかにサブ3.5を宣言したいところですが、なんせアップダウンのきつい厳しいコースです。
峠走とか坂道を登るような練習を全くしていないので、今年も坂道--とくにレース終盤32㎞すぎのあの坂--には苦戦を強いられることと覚悟してます。

いびがわは本当にすばらしいレースで、とりわけたくさんの子供たちが、沿道に並んでハイタッチを待ちうけてくれています。
過去二回は、これが楽しくて、できるだけ多くの子どもたちと手を合わせるためにわざわざ沿道に走路変更したりすることも何度もしてました。
疲れて挫けそうなときに、力を振り絞ってハイタッチをして元気をもらったことも数知れません。
でも今年は必要以上のハイタッチは避けて、タイムレースに徹しようと思っています。後半、苦しいときにはくじけない勇気をもらいにいくかもしれませんが、それ以外は、トップ選手のごとくクールにゴールを目指すつもりです。
ハイタッチの誘惑に負けちゃうかもしれませんが。

まず、序盤。陸連登録でない一般ランナーは、とにかく最初の1㎞は混合っていてまともに走れません。7~8分はかかると覚悟する必要があります。
タイムを狙うランナーにはなかなか厳しい状況ですが、ここで焦らず脚をためることが後半につながると信じます。
したがって、アップは極力しないでこの1㎞をウォームアップに当てようと思います。
2㎞からはほぼ自分のペースで走れるはずです。
最大のポイントは、とにかく32㎞からの坂。そこまではとにかくこの坂を登り切る体力を温存しておかなくてはなりません。
過去2回は25㎞すぎからガクンとペースが落ちました。脚の疲労も強く感じ始め、きつさが積み重なってきたところでこの坂がどんと現れます! まさしく「なんだとお!」って感じ。消耗の激しさによっては「もうだめ。」。
つまり、いびがわはここからが本当の勝負なのです。
山を下って、視界が開けると土手沿いの平坦な道に。あとはひたすらゴールを目指すのみという気持ちになります。沿道の応援も格段に増えるので、声援やハイタッチをバネにしてもう一度ギアを入れ直せるのです。
今年こそこの壁のように思える坂をいくつか越える最後のアップダウン--あっぷ、アップ、アップ、そしてやっとダウンぐらいな印象ではありますが--をしっかりとした足取りで走りぬきたい、そう思います。


これはもう十分すぎるほど何か所も用意されてます、私設エイドもたくさん出していただいてます。注意すべきは不足ではなく取り過ぎでしょうね。タイムを気にするなら、特に序盤は控え目にすべきだろうと思います。給食・給水でのタイムロスは馬鹿に出来ないし、接触などのリスクもあります。
ただ、給水はとくに取るべき時に摂らない(摂れない?)と身体的ばかりでなく、精神的なダメージにも大きくかかわりますので十分注意すべきではありますが。
中盤までは混み合っているようなら飛ばすことも考えています。
後半、揖斐茶のサーヴィスがありますが、これはけっこう曲者で、ちょうど一番きついあたり。熱いお茶なのでとても走りながらは飲めません。脚を止めるいい言い訳になるのです。今年は揖斐茶はあきらめようと思います。
逆に、いちばんきついところでいただくリンゴとオレンジはとても元気が出ます。ただしオレンジは上手に食べないと手がべたべたになって気持ちが悪いので、その点はご注意のほど。

ザムストのアームカバー。ターサー・ソックス。ファイントラックのフラッドラッシュスキンメッシュ。三つともかなり強力な味方になってくれそうです。
それとKentaiのキャンディ。BCAAとブドウ糖を用意しました。オレンジ味とグレープ味。機能性云々以上にこの飴美味しいんです。気分転換に大いに役立ちます。ほかに折り返し後に食べる塩飴とSAVASのジェル、さらにマメに対処するためのバンドエイド・ウォーターブロックをもって走ります。

◇駐車場:気にしている方が多いようですが、誘導が行き届いているので、多少遅くなっても入れないということはないと思います。ただし、どこに入れるかは自分で決められないようなところもあるので、会場から遠くなってしまう場合もあるかもしれません。遠いとなると--けっこう遠くてバスでしか移動できない駐車場も多いです。
◇前日の金さんのランニング・ミーティング:これは楽しいし役に立ちます。時間が合えば是非参加されることをお勧めします。予約不要で、当日会場に行けばOKです。今や日本一のランニング・アドバイザーとも言われる金さんから直接指導をしていただけます。
公式ホームページのなかにある「教えて!金コーチ」も事前にご覧になっておくと参考になることも多いと思います。
それでは、あさって日曜日、みなさん元気に全力を尽くして楽しく走りぬきましょう。それぞれの目標に向かって。