■ その1 夜・暗闇 ~走る気持ちに水を差すもの
好むと好まざるとにかかわらず、夜走ることが多い。
「夜」--すなわち「暗闇の中を走る」ことは、それだけで大いなるストレスになる。月でも出ていれば事情は大きく異なる。月明かりが道を照らし、まったくの暗闇ということはない。雲でもいくつか浮かんでいれば、月と雲の共演する夜空を眺めるのは楽しい。
その2 雨・悪天候 ~走る気持ちに水を差すもの
ところが、ここに「雨」が降っているとなると完全にアウトだ。広く悪天候といってもいいだろう。つまり雪や強風でも同様だ。
たとえば、休日の昼間であれば、多少の雨は降っていても「走ろうか」という気になることもある。
だが、「夜」でかつ「雨」となると、よほどの事情がない限り走りに出ようという気にはならない。
■ その3 厳寒・酷暑 ~走る気持ちに水を差すもの
ほかにもある。極端な「寒さ」「暑さ」。つまり、季節。これまた走りだすには強い意志が必要になる。35度を超えるような真夏の昼下がり。日陰の道ならなんとかなるかもしれない。あるいは氷点下にまで気温が下がった真冬日。これもきつい。
寒さの場合は、走りだすまでは背中を押してくれる何かが必要だが、走りだしてしまえばこっちのもので、後悔することは少ない。
夏好きの自分にとって、逆に暑さは走りだすのを妨げはしない。しかし、走り始めてまもなく、「あー、やっぱり無理だ」ということはけっこうある。実は暑いほうが走るにはきつい。
その4 音楽が聴けない ~走る気持ちに水を差すもの
最後にもうひとつ。これはランニングスタイルなので、すべてのランナーにあてはまるわけではない。個人的な事情だ。
このブログのタイトルどおり、わたしは普段iPod Shuffleで音楽を聴きながら走っている。
理由は簡単で、ただ1時間も走っているのが退屈だからだ。そしてもちろん音楽を聴くのはいつだって楽しいけれど、今や--昔と違って--家でぼーっと音楽を聴くだけの時間を確保することは気持ち的に難しい。余裕がないというべきか。あるいは音楽を聴くことに対する新鮮さはずいぶん前に失ってしまったのかもしれない。
年齢とともに、何事によらずインプットする時間は終わり、そろそろアウトプットしていかないとインプットしたままむだに終わってしまうタイミングなのではないかとも思う。
とにかくそんなわけで、音楽を聴くのにこんなに集中できる環境も少なくないと思う。かなり楽しい。
逆に言うと、音楽なしで走るのはかなり退屈だ。だから何らかの事情でiPod Shuffleが使用できないとなると「走れない(走る気にならない)」ということにもなりかねない。
単調なコースとはいえ、わたしのマイコースは川べりでいろんな生き物がいて、周囲には住宅がいくつかあるだけで山が見え、空が広がっている。大陽と月と空と山と川と生き物たちは時々刻々と表情を変え、時に感動を呼び覚ますことも少なくない。
日中、とくに朝はすれ違う人たちとのコミュニケーションも気持ちがいい。
だから、日中のランなら、たまには音楽を聴かずに走るのはOKだ。
■ 走る気持ちに水を差すもの まとめ
ここからが肝心。約4年間ランニングを続ける中で、折りにふれて考えたことなのだけれど、以上の4つはどれも「走りに行こう」という気持ちに水を差す事柄なのだが、どれか1つならなんとかなる。強力に妨げられることはよほどない。
だが、2つ重なると、気持ちを整理して走りだすのはかなり困難になる。
言わずもがなだが、3つ重なったらまず走りに行く気にはならない。
たとえばこんな具合だ。
ひどく寒い冬の日でも、天気の良い日曜日ならウキウキと走りに行くにちがいない。しかし、寒いうえに雨か雪が降っていたりすると、走りに出る気力は急速に失せる。たとえ待ち望んでいた休日であっても。雨や雪ならiPod Shuffleも使えない(準備がいる)。
ましてや、それが夜なら、100%走りに行くのを断念するだろう。
真冬の星もない夜。冷たい雨が降る闇のなかを走るのはよほどのモチベーションが必要だ。
好むと好まざるとにかかわらず、夜走ることが多い。
「夜」--すなわち「暗闇の中を走る」ことは、それだけで大いなるストレスになる。月でも出ていれば事情は大きく異なる。月明かりが道を照らし、まったくの暗闇ということはない。雲でもいくつか浮かんでいれば、月と雲の共演する夜空を眺めるのは楽しい。

ところが、ここに「雨」が降っているとなると完全にアウトだ。広く悪天候といってもいいだろう。つまり雪や強風でも同様だ。
たとえば、休日の昼間であれば、多少の雨は降っていても「走ろうか」という気になることもある。
だが、「夜」でかつ「雨」となると、よほどの事情がない限り走りに出ようという気にはならない。
■ その3 厳寒・酷暑 ~走る気持ちに水を差すもの
ほかにもある。極端な「寒さ」「暑さ」。つまり、季節。これまた走りだすには強い意志が必要になる。35度を超えるような真夏の昼下がり。日陰の道ならなんとかなるかもしれない。あるいは氷点下にまで気温が下がった真冬日。これもきつい。
寒さの場合は、走りだすまでは背中を押してくれる何かが必要だが、走りだしてしまえばこっちのもので、後悔することは少ない。
夏好きの自分にとって、逆に暑さは走りだすのを妨げはしない。しかし、走り始めてまもなく、「あー、やっぱり無理だ」ということはけっこうある。実は暑いほうが走るにはきつい。

最後にもうひとつ。これはランニングスタイルなので、すべてのランナーにあてはまるわけではない。個人的な事情だ。
このブログのタイトルどおり、わたしは普段iPod Shuffleで音楽を聴きながら走っている。
理由は簡単で、ただ1時間も走っているのが退屈だからだ。そしてもちろん音楽を聴くのはいつだって楽しいけれど、今や--昔と違って--家でぼーっと音楽を聴くだけの時間を確保することは気持ち的に難しい。余裕がないというべきか。あるいは音楽を聴くことに対する新鮮さはずいぶん前に失ってしまったのかもしれない。
年齢とともに、何事によらずインプットする時間は終わり、そろそろアウトプットしていかないとインプットしたままむだに終わってしまうタイミングなのではないかとも思う。
とにかくそんなわけで、音楽を聴くのにこんなに集中できる環境も少なくないと思う。かなり楽しい。
逆に言うと、音楽なしで走るのはかなり退屈だ。だから何らかの事情でiPod Shuffleが使用できないとなると「走れない(走る気にならない)」ということにもなりかねない。
単調なコースとはいえ、わたしのマイコースは川べりでいろんな生き物がいて、周囲には住宅がいくつかあるだけで山が見え、空が広がっている。大陽と月と空と山と川と生き物たちは時々刻々と表情を変え、時に感動を呼び覚ますことも少なくない。
日中、とくに朝はすれ違う人たちとのコミュニケーションも気持ちがいい。
だから、日中のランなら、たまには音楽を聴かずに走るのはOKだ。
■ 走る気持ちに水を差すもの まとめ
ここからが肝心。約4年間ランニングを続ける中で、折りにふれて考えたことなのだけれど、以上の4つはどれも「走りに行こう」という気持ちに水を差す事柄なのだが、どれか1つならなんとかなる。強力に妨げられることはよほどない。
だが、2つ重なると、気持ちを整理して走りだすのはかなり困難になる。
言わずもがなだが、3つ重なったらまず走りに行く気にはならない。
たとえばこんな具合だ。
ひどく寒い冬の日でも、天気の良い日曜日ならウキウキと走りに行くにちがいない。しかし、寒いうえに雨か雪が降っていたりすると、走りに出る気力は急速に失せる。たとえ待ち望んでいた休日であっても。雨や雪ならiPod Shuffleも使えない(準備がいる)。
ましてや、それが夜なら、100%走りに行くのを断念するだろう。
真冬の星もない夜。冷たい雨が降る闇のなかを走るのはよほどのモチベーションが必要だ。