MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

日本には錦織がいた。2014ウインブルドン。

2014-06-30 | ランニング以外のスポーツ
ウィンブルドンも熱かった!

 日本が予選リーグで早々に敗れ、「だからもうワールドカップに興味がない」というわけではないが、現実的な反応として、日本がいないワールドカップは、日本人にとって、あるいはわたしにとって、日本がいたワールドカップとは決定的に変質してしまっている。どうしようもない。
 メッシやネイマールやロドリゲスのプレーを始め、たとえば今日のギリシャ-コスタリカ戦の激闘だって面白いと思うし、それなりに熱くなるけれど、日本戦とは受容の仕方が異なるのはやむを得ない。
 それはナショナリストかどうかと関係はゼロではないかもしれないが、つまりは彼らをよく知っているとか、何がしかのつながりがあるとか、そういうたぐいの問題なのだろう。メッシと親友だったり、ロドリゲスの恋人だったりすれば(彼にはすでに美人の奥さんがいるそうだが)、やはり熱く応援するにちがいない。

錦織を応援しよう!

 今年の錦織の試合を、(さすがに録画を飛ばしながらだが)それなりにしっかりと見ている。1,2回戦はまったく危なげがなかった。完全に試合をコントロールし、必要な場面ではペースアップするだけで簡単に勝利をモノにした。
 右足首に黒いサポーターをつけてプレーしているが、身体の調子は良さそうだ。ここまで3セットで決着させていることも体力的にはかなり大きい。

 3回戦は日没サスペンデッド。伊達さんの嫌な思い出がよみがえる。相手は故障で132位まで落ちているが、最高位36位まで上がった経験もあるイタリアのシモーネ・ボレリ。しかも別の選手が棄権したため?繰り上がりで出てきたラッキーボーイらしい。
 元々男子選手の場合は、100位の選手とトップ選手の差など本当に細かなコントロールの力だとか、決定的な場面での集中\力や気持ちの強さ、冷静さなどにすぎない(と思う)。だから逆に言えばほんの少しの何かで結果も大きく変わってしまうことはある。彼には失うものがない。ノープレッシャー。
 だが錦織は違う。そしてこの試合(雨天中断などがあり途中までしか録画されてなかった)常に先手を取られながらも、セットカウント2-2に追いついて第5セット第4ゲーム、3-3でサスペンデッドになったようだ。翌日は大会休養日(!)で本日これから続きがある!
 これは見逃すわけにはいかない。

 ここを抜ければ、ベスト8を賭けて、第8シードのカナダのラオニッチ(残念ながら知らない)と闘うことが決まっている。準々決勝はナダルが相手だろう。
 そのナダルが2年前に敗れたロソルと戦った2回戦を見たけど、今回も薄氷の勝利だった。第2セットのタイブレークを落としていたら--落としそうな場面は何度もあった--負けていたかもしれない。しかし、ナダルほどあきらめの悪い男はいない。筋がねどころか筋ダイヤ入りのハートを持っている。相手が強いほど面白いけど、そうじゃなくてもナダルの試合は、いつ、どんな相手だろうが見る価値がある。いつも見るものを熱くさせる。テクニックだけならフェデラーのほうが多彩だし美しいし正確だろうが(その点ではフェデラーはテニス史上最高の選手じゃないかと思う)、ナダルは「そんなのカンケエねえ」。しかしフェデラーとは違う強さ、美しさをやはりそのプレー自体に感じるし、コートでの振る舞いにはナダルという人間の謙虚さ、やさしさが伝わってくる。
 このところ錦織はナダルと相性がいい。この3回戦第5セットをなんとかモノにしてナダルとの好勝負がみたいし、できたらなんとか破って準決勝に駒を進めてほしい。準決勝の相手はスイス勢、フェデラーかワウリンカのどちらかだろう。


 錦織、勝ちました! ベスト16。故障とかしてないだろうな。頼むぜ!

※昨年のウインブルドンについてのブログ(昨年も似たようなことを書いていた。ただし、波乱はあまりなし。セリーナが早々に負けたくらいか)
錦織にチャンス? 波乱続きのウィンブルドン2013
■今年もウインブルドンが始まった 日本勢は総じて調子がよさそうだ。 まずは何と言っても錦織圭。シードとはいえ、緊張感のある1回戦を楽に突破したのは大きい。伊達さんも簡単に2回...
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コロンビアはブラジルに勝つかもしれないな

2014-06-29 | W杯ブラジル大会
ブラジル薄氷の勝利。

 決勝トーナメント1回戦、ブラジル対チリは予想通り厳しい戦いになったようだ。「なったようだ」というのはあまりよく見ていないからだ。結果を知ってから、録画した試合を大幅に飛ばして見たので。
 ネイマールのPKが勝敗を分けた、というドラマ性以外このヒヤヒヤの見返りはあまりなさそうだ。

 コロンビアの--わけても司令塔ハメス・ロドリゲスの--各選手のスピードや切れ味の良い動きは今大会屈指だと思う(みんなそう思ってるだろうけど)。ブラジルも強いのは間違いないし、すべてのゲームがホームという強みはあるが、相当に難しい試合になるのは間違いない。
 わたしはコロンビアが勝つのではないかと思っている(そう思ってる人も多いとは思うけど)。

 どちらが勝つにせよ、次の準決勝はドイツと当たる可能性が(個人的な好みを言えばフランスが好きなんだけど)高い。事実上の決勝戦だな。

スアレスの噛みつきもまた楽しんでる人々はエライな

 噛みつかれたイタリアのキエッリーニ自身が、スアレスに対する厳罰に、むしろ擁護するようなコメントを発していて、この問題は「決してやってはいけない行為ではあるが十分すぎる罰を受けたんだし、本人も潔く処分に従って家に帰ったことだし、終わりにしよう」という感じで、多くのサッカーファンはそれもまたお祭に少なからずある馬鹿な行為で「楽しまなきゃ損損」とすっかりネタにして遊んでいる。
 帰国したスアレスも英雄のごとく迎えられたようだし、少なくともウルグアイ国民からはすでに赦されているようだ。それはきっと、今回のことではなくここまでのスアレスの国にもたらした勇気や誇り、忠誠心のなせる業なのだろう。
 ファンに手を振るスアレスの顔がまた無邪気な子供のごとく(まさしく良くも悪くも、だが)さわやかでりりしくさえある。



 わたしも実際にかまれるのはごめんだが、こういう選手が1人いると世界はより面白くなる気はする。
 実際みんな楽しんでる。
 スアレスには十分反省してもらいたいし、キエッリーニにはちゃんと謝るべきだと思うけど、子供の喧嘩みたいなもんだと思えば、サッカーという激しいプレーの応酬の中では、こんなに大袈裟にすべきことではないのかもしれない。「噛みつく」って行為がいささかセンセーショナルだっただけで。
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半年で100名山踏破、しかも人力のみ。「Great Traverse 日本百名山ひと筆書き プロジェクト」

2014-06-28 | トレッキング、トレラン
 すごすぎて言葉もない。
 わたしは100名山に全部登ろうなどと考えたことはないけれど、百名山のすべてを1つ、また1つと時間を見つけては登っている(おそらくは割と年配の方が多いと推測する)登山者は少なくないのではなかろうか。
 一生かけて全部登れるかどうかなのだ、普通だと。それはまた人生の楽しみでもあるだろう。
 それをたった半年で、しかも陸上はすべて自分の脚だけで、海は1人でシーカヤックをこいで、コースを離脱することなく一気に(一筆書きで)踏破してしまうという--或る意味情緒もへったくれもないといえなくもないが--とんでもない企画に挑戦している男がいる。
 NHKのBSで放送された第1回を見た方も多いと思うので、知ってる人は知っていて、そのあまりの突拍子もない企画に胸が騒ぎじっとしていられない人が行く先々に駆けつけてるようだ。彼を直接知ってる人もそうでない人も。
 彼の名前や顔を知ってる人は少なくないと思う。ここ数年NHKが放送する世界各地--パタゴニアだのコスタリカだの--のあわゆるアドヴェンチャーレースのチームクルーの1人として、この手のことに関心のある人にはよく知れたレーサーだから。
 日本屈指の名山を100登りながらの全長7800kmをほぼ180日でトラバースする。単純平均で43.3km。つまり、毎日フルマラソン。しかも、これまた単純平均で2日に1峰以上日本の名峰を登っては降りる。
 そんなのできます?
 彼は途中でぶっ倒れて死んでしまうのではないかと本気で思った。
 しかし、すでに40座を制覇して、今日元気に次の山に向かっているらしい。

 彼のチャレンジについてこのブログに書きたいと思いながらワールドカップがあったりで忘れていた。
 HPに初めて行ってみたら、単なるNHKの番組企画というわけではないらしい。彼のアドヴェンチャーレーサーとしての田中陽希さんを知ってもらい、これから何をやらかすつもりかわからないがでっかいチャレンジを行うための支援を募る企画でもあったようだ。
 お金に余裕のある人はお金を、お金のない人は別の形で、よかったら応援しましょう!

グレートトラバース 公式HPはこちら

 公式ツイッターはこちら

 田中陽希さん FaceBookはこちら
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横浜マラソンのエントリー・フィー

2014-06-27 | 走らずに考えたこと
 2015年エリートランナーでなくても参加できる「横浜マラソン」がいよいよ開催される運びとなった。
 横浜が大好きなわたしとしてはぜひその第1回を走る喜びを味わいたいと思っていた。

 7月10日 12:00からエントリー開始。一般枠の募集は19450人で基本的には抽選。横浜市民2000人、神奈川県民1000人の地元枠が別にあり、神奈川県民・横浜市民は一般枠にも重複応募が可能とのこと。さらにチャリティ枠500人分があり、こちらは先着で参加費は5万円。

 ほとんどのランナーは一般枠に応募すると思われるが、エントリーフィーが15000円だそうだ。以前にも書いたけれどこのところのフルマラソンのエントリーフィーはぐんぐんと高騰の一途をたどっている。参加者(消費者)が増えれば単価は下がるはずだが、人気商品で数量限定となるとだれしも弱い(わたしも季節限定や地域限定などには確かに弱い)。プレミアムがついて売り手のなすがままとなる。

 今回マラソンでは初めて目にしたが、インターネット・エントリーはローソンチケットが運営するLAWSON DO SPORTS。当選した場合、一番安いクレジットカード利用でも手数料が950円かかる(システム手数料200円+当選後受付手数料が参加費×5%=750円)。エントリー代行会社が増えるのは競争原理が働くから本来よろこばしいはずだが現状あまり恩恵はない。横浜マラソンではこの1社からしか申し込めない。現在、ランネットまたはスポーツエントリーから申し込み可能な大会が多いと思うけれど手数料は横並びだ。最近は代行会社を使わないケースもあるし、代行会社は参加者ではなくて大会サイドへの営業攻勢を強めざるをえなくなっている。どういう料金体系か知らないが、大会側には競争激化の恩恵があるだろう。

 というわけで横浜マラソンを走るにはいずれにしても16,950円かかることになる。これ以外に交通費・宿泊費がかかる。
 他の都市マラソンはどうか。

・東京マラソン 10,500円(内手数料500円:当選時のみ)
・大阪マラソン 11,000円(募金1,000円含む.手数料0円)
・名古屋ウィメンズマラソン 10,500円(内手数料500円:当選時のみ)
・神戸マラソン 10,810円(内手数料510円:当選時のみ)
・京都マラソン 12,600円(内手数料600円:当選時のみ)
・北海道マラソン 11,566円(内手数料566円:当選時のみ)
・福岡マラソン 10,500円(内手数料500円:当選時のみ)
※正確には各開催要項を確認してください。

 チャリティ募金が設定されている場合はこれを含む(最低額設定がある場合は最低額)。横浜マラソンの16950円がいかに高い設定かわかる。
 たとえば夫婦で参加しようと思ったら、参加費だけで33,900円かかるわけだ。これに旅費・交通費を加えたら・・・やはりちょっと考えざるを得ない。

 横浜マラソンがスタンダードとなって、他の大会の参加費が現在のざっと1万円から1万5千円へと上がるようなことのないようにお願いしたい。
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スアレス、あーあ。

2014-06-27 | W杯ブラジル大会
致命的な3度目

 またしてもやってしまったんだな。昨シーズンのプレミアでの「噛みつき」は知ってたけど、その前にもやっててこれで3度目とは。理解不能。言い訳のしようもない(言い訳してるようだけど)。
 きっと吸血鬼の末裔か噛みつき癖の治らない犬がご先祖だったのか。
 噛まれたほうはたまったもんではなく、9試合の代表戦出場停止はやむを得ない。

 残念だ。プレーはキレも決定力も何もかも兼ね備えたストライカーなのに。決勝Tに進出したとはいえスアレスなしのウルグアイがコロンビアに勝つのは難しい気がする。
 VTR見ると、目の前に差し出された骨付き肉にかぶりつくごとく自然に噛みついてるように見える。本能。あるいは条件反射。そこに肉があるのになぜ食わない? そんな感じ。プレー同様野生そのもの。スアレスにとってはゴールを狙うのと同じ嗅覚が働いたかに思えなくもない。

 ただ、しかし、ここは人間社会。ワールドカップもまたしかり。
 同じ失敗も2度目は許してもらえないこともないが、3度目はなかなか許してもらえないのが世の常だ。
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