Looks Like December ／アントニオ・カルロス・ジョビン

ジョビンが特別好きなわけではなかったけれど（彼はトム・ジョビンと親しみを込めて呼ばれているなんてことも初めて知りました）、今回この曲は心に響きましたね。何度も聴き、LIVE映像のジョビンの笑顔を見た（彼の顔を初めてそれと認識しました）せいで－－おそらく－－すっかり大好きになってしまいました。しばらくジョビンばかり聴いていたい気分です。
このやさしい声、彼の笑顔のようです。心の底からこの曲が－－そしておそらくこの曲にまつわるすべての事柄が－－いとおしくて仕方がないという感じが伝わってきます。
元々インストゥルメンタルのイメージが強いので、彼自身が歌っているのかどうかさえ分からなかったんです。
彼の曲はスタンダードになりすぎていていろんな人がアレンジしたりして演奏していて、それがジョビンの曲かどうかなんて意識する必要がもはやあまりなくなってさえいるし、イージーリスニングの雑多さの中に紛れ込んでしまって、注意深く聴かないとわからない－－幸か不幸か－－ようなことになってしまっている。彼の音楽の真の価値は一般の人にはわかりにくいとも言えるし、わからなくてもいいということなのかもしれない。
でもこうして一度はまってしまうと、単に印象的なメロディとかいう安っぽい価値とは決定的に違うという思いがします。
静かな環境で、多少余裕を持って走っているときに聴いてほしい曲です。リラックスすること間違いない。気持ちよく走れます。
わたしが聴いたのはボサノヴァ・テーマのコンピレーション・アルバム「Bossa Nova Millennium」（2001）収録のもの。詩人・小説家で歌手でもある才人シコ・ブアルキの詩をジョビンが忠実に英訳して自身が歌っています。

	ボサ・ノヴァ・ミレニアム
	タンバ4,ワルター・ワンダレイ,アントニオ・カルロス・ジョビン,スタン・ゲッツ
	ユニバーサル ミュージック クラシック

※これが私が聴いたのと同じ音源だと思います。
LOOKS LIKE DECEMBER (ANOS DOURADOS) - JOBIM


※こちらはジョビンが歌っているLIVE。
Anos Dourados - Tom Jobim


※これは作詞したシコ・ブアルキ（Chico Buarque）が歌ってます。ピアノを弾くジョビンはとても幸せそうだ。
Chico Buarque e Tom Jobim - Anos Dourados

7/28（水）ランニング・ダイアリー 「雨ラン12km」

●トレーニングのポイント　「スロー・ペース走」
●今日の走行距離・・・12km
●今日の走行時間・・・1時間08分22秒（平均ペース・・・5分35秒/km）
◇1㎞LAPTIMEのレンジ：5分14秒～5分51秒
↓
◇久しぶりの雨。
◇予報は雨で厚い雲が垂れこめていたが、降っていないように見えたので走りに行く。。小雨が降っていたが今月は走り足りないので迷わずそのままいつものコースへ。
◇月間目標250kmはもはや無理だが、最低限の目標である200kmをできればクリアしたい。距離にこだわりすぎるのも愚の骨頂だが、簡単にあきらめるなら目標の意味がない。所用のため、今月走れるのは明日のみ。だが明日も一日やや強い雨の予報。天気予報が外れてくれることを祈りたい。
◇そういうわけで今日は最低でも10km、本当は15kmくらい走りたかった。
◇膝の状態を確かめるべく、階段走り下りをゆっくりとやってみた。さほど強くはないけれどやはり少し痛みが出る。歩くように降りる。
◇走り始めのスキップをやめて、いつもよりゆっくりと走り始めたら、痛みが出なかった。スキップが膝痛を誘発していたのだろうか？
◇ともあれ200kmまであと10.6kmにこぎつけた。明日うまい具合に走れる時間に雨がやんで、膝が大丈夫ならなんとかなる距離だ。

Rhythmic ／ジプシー・キングス

残念ながらYouTubeにあっぷはないようです。ジプシーキングスは「Aven, Aven」に続いて2曲目の選曲です。
この曲ももちろん「Roots」（2004）に収録されています。切迫するような激しく正確なギターのリズムは、それだけで確かな何かを聴く者のなかに突き刺していきます。それはそこにあるべくしてあるというか、ある種の聖性のような神秘さえ感じられる気がします。この緊張感はすごいです。それはただ、ピリピリとしているというよりは生きる激しさ、厳しさといった緊張感ですね。
こういう音楽はいつどんな時聴いても、その音楽が流れている間は心をわしづかみにされてしまいます。もちろんランナーもまた例外ではないのです。

7/27（火）ランニング・ダイアリー 「膝に不安ラン」

●トレーニングのポイント　「コンディショニング・ジョグ」
●今日の走行距離・・・7.7km（7月通算：177.4km）
●今日の走行時間・・・43分20秒（平均ペース・・・5分40秒/km）

◇昨日同様走り始めた直後左膝が痛くなりまともに走れない。今日はサポーターをしてきたがさほどの効果はなかったようだ。あるいはサポーターをしてきたのでこの程度ということもありうる。
◇やむなく途中からこの1kmをウォーキングに変更。
◇Y小学校前からおそるおそる走り始める。痛みは感じない。ただ同じ左側の、尻の下に違和感がある。
◇昨日並みの暑さ。夜でも30度はゆうにあるだろう。熱気という感じ。


　今年の月間では最低だった3月の175kmはオーバーした。
　3月は「能登和倉マラソン」後咳に悩まされたうえ、天候の悪い日が多かった。
　実質あと2日で23km。ちょっと厳しい。膝の状態にもよるが、チャレンジしてみよう。

7/26（月）ランニング・ダイアリー 「膝痛ジョグ」

●トレーニングのポイント　「コンディショニング・ジョグ」
●今日の走行距離・・・7km（7月通算：169.7km）
●今日の走行時間・・・40分05秒（平均ペース・・・5分44秒/km）

◇走り始めはいつも10～20歩スキップするようにしているのだが、その時点で左膝が痛くて走れない。立ち止まりしばらくマッサージ。もう１km歩くことにする。
◇ゆっくりと恐る恐る走り始めたが痛みは出なかったので様子を見ながらそのまま７km走った。
◇空気は暑くて、エアコンの室外機から出る風の中を走っているような気分だった。
◇走っている間痛みが出たら即刻中止しようと思っていたが痛みは出なかった。少々気がかりな左膝の状態。
月末の2日は走れないことが確定しているので、今月は実質あと3日。1日10kmずつ走れば最低目標の月間200kmはなんとかクリアできる。とはいえあまりそこにこだわって膝が壊れたり体調を著しくダウンさせては本末転倒なので、意識しつつも無理しすぎないように頑張りたい。