Runrun日記

最近読んだ本-損料屋喜八郎始末控え

2011052201山本一力 著 「損料屋喜八郎始末控え」 文春文庫

山本一力氏のデビュー作。
江戸屋の秀弥って、「あかね空」でも出てきたような・・
江戸の街の人々の人情物語が、山本一力氏の売りなのだろうか。

松平定信の倹約政策の時代、元町奉行同心・損料屋喜八郎は恩のある札差・米屋の為に働く。棄損令による札差の苦悩と、喜八郎のかかわりが面白い。
江戸の祭りを背景にして、街の人々の人情とか、すこし恋とか。
神輿を担ぐ場面は、動画にしてみてみたい!

お気に入り度:★★★★☆
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