goo blog サービス終了のお知らせ 

ゲームシナリオライターMistaの制作メモ@将棋ミステリー「千里の棋譜」PS4/Switch

将棋ミステリーADV「千里の棋譜」PS4、Switch版をリリース!
ゲーム制作、将棋、投資などの話題

新作SNSトークゲーム「ねぇ、君を救わせて」iPhone版が オープンβプレーが可能に

2018-04-26 | ゲーム制作
新作のSNSトークミステリーのiPhone版がオープンβ状態になりました。

AppStoreで普通に公開されていますが、正式な発表は来週にAndroid版と一緒に行う予定です。

http://j.mp/neesuku

iOS版のプレーには問題ないので、ぜひ、プレー&ストアレビューをお願いいたします!
ご意見ご感想は、mysta※child-dream.net (※を@に変更)までご気軽に!

今回からクオリアシステムズ社からリリースされており、全く新しいゲームシステムであり、
広告なども入っているので、ユーザーの皆さんの反応が気になるところです。

新作SNSトークゲームの先行プレイヤー/企画アシスタント(アルバイト)を募集

2018-04-10 | ゲーム制作

1、先行プレイヤー(iPhone)
現在制作中のSNSトークアプリの先行プレーが可能な状態になりました。
今回はiPhoneユーザー限定になります。
まだ、α版なのでご意見を反映させることが可能です。

こちらはプレーのみなので報酬は出ませんが、制作にご協力いただいた方はスタッフロールに記載させていただきます。
お申込はお手持ちのiPhoneの機種をお書きの上、件名を「先行プレイヤー」として
info※child-dream.net まで(※を@に変換)お願いいたします。折り返し、ゲームのURLをお送りします。

――――――――――――――――
2、企画アシスタント(アルバイト)
企画やシナリオに関するアシスタント職です。
デバッグ、テストプレー、データ入力、バランス調整、小台詞作成、シナリオブレストなど、
まずは簡単な仕事からやっていただき、その後、能力に合った内容を依頼していきます。
Child-Dream製の既存ゲームをプレーしていることが条件になります。

勤務地:JR中央線 西荻窪
時間給:1000円 交通費は往復1000円まで支給
勤務時間は都度調整の上、決定します。

ご応募はお名前、プロフィール、得意分野などを任意の形式でお書きの上、
mysta※child-dream.net 宮下まで(※を@に変換)


――――――――――――――――
他、4月から業容拡大しつつあり、プログラマやデザイナ、広報などの方も幅広く人材を募集しています。これらは職種によりますので、同様に宮下までお問い合わせください。

放射線をテーマにしたファンタジーRPG「Ri(アール・アイ)」の公開開始

2018-03-28 | ゲーム制作
放射線をテーマにしたRPG「Ri(アール・アイ)」がリリースされました。
まだ、第一章ですが、学術機関とのコラボという珍しい事例です。
実は私が大学院生時代に放射線のデジタル処理を学んでいた(その途中で中退してゲームを作り始めた)という縁があって、研究室の先輩経由で依頼があったのが始まりでした。
なので、難しいテーマですが、一度は取り組んで、その分野に少しでも貢献ができればという気持ちはあり、お引き受けしたのですが、久々のファンタジーRPGは中々に難しく、やっと第一章が出たというところです。
そんな状態ですが、ぜひ、プレー&レビューをお願いいたします。
なお、たくさんの方に素材提供など、お世話になりました。詳細は公式サイトをご覧ください。

――――――――――――――――以下、ニュースリリース
Child-Dreamと日本アイソトープ協会は共同で、
放射線を正しく知るRPG「Ri(アール・アイ)」の第一章を公開、
iOS,Android,PCに対応し、広告なしの完全無料となります。

■ ポイント ■
・ゲーミフィケーションの新たな事例として、世界でも例のない放射線をメイン
テーマにしたファンタジーRPGを開発
・物語を進めることで放射線の知識を学べ、震災以来の漠然とした不安を払拭
・元文部大臣・元東大総長の有馬朗人博士が制作協力、出演

■ゲームのダウンロード
【公式サイト と パソコン版】
https://child-dream.net/ri/

【Android版/Google Play】
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.childdream.RIMV

【iOS版】
https://itunes.apple.com/jp/app/id1355996546?l=ja&ls=1&mt=8


―――――――――――――――
■ ストーリー ■
王道ファンタジー世界を舞台に伝承のレイ(放射線技術)を求める主人公たち、
彼らはレイを病魔から民を救う救世主としか見ず、その危険性を理解していない。

果たしてそれは人々を救う救世主なのか? 滅びの技術か?
その本質を知らず Ri(放射線源)を手にする者の運命は?

―――――――――――――――
■ ゲーミフィケーション ■
ゲームの形で社会的な課題の解決や教育を図る手法。
一般的には「ゲームや漫画にすること」が即、子供たちや若年層に受けるとされ
がちだが、実際にはそれだけでは面白いものにならず、作っても対象層に見向き
もされない事例が多い。
本作では「ゲームの面白さや見栄え」にこだわり、まずは王道ファンタジーRPG
として受け入れられる内容にした上で、放射線のテーマを取り入れた。

・有馬 朗人 /日本アイソトープ協会 会長
元文部大臣、元科学技術庁長官、元東大総長。放射線の啓発や科学人材の育成の
ため、出演、協力。

・H.Miyashita
ゲームデザイナ。東京大学工学部在学時に放射線のデジタル処理に関する研究を
行う。その縁で今回の企画開発を担当した。

■ゲーム制作集団Child-Dream/株式会社チャイルドドリーム
 http://www.child-dream.net/
1997年に結成。物語性を重視したRPG、AVGを制作、RPG「Lost Memory」などが大
ヒットし、株式会社化。以降も代表でシナリオライターのH.Miyashitaによる
・プレイステーション3用アクションAVG「FolksSoul」での全シナリオ執筆、
・PC、スマホ累計100万DL超のサスペンス「人形の傷跡」
・将棋連盟にも掲載された将棋ミステリー「千里の棋譜」
 など多数のゲームを生み出す。

2017年後半~新プロジェクトなど

2018-01-02 | ゲーム制作
2017年後半は色々と縁があり、プロジェクトが増えました。学術機関から委託された科学系RPGが主軸でしたが、メドさえつけられず…。カレンダーを振り返ると、

■7月1日 古田敦也捕手と対局
私は巨人ファンですが、古田さんは今の大谷選手同様、チームを超えたスターですね。巨人のヘッドコーチに来てほしいです。

■7月15日 高橋道雄九段の指導対局
千里の棋譜が完成したこともあり、高橋先生を将棋の森にお招きして指導対局会を行いました。指導対局後は近所のお店で食事をしながらお話を伺ったのですが、一番意外で印象的だったのは高橋先生が小学校5年生から将棋を始めていたことで、これは相当遅く、にも関わらず、23歳で王位のタイトルを獲得されているので、もし幼稚園などから始めていたら今の藤井四段の最年少記録は無かったかもしれない。
ともあれ、千里の棋譜を完成させて、高橋先生に御礼を申し上げることができて良かったです。

■8月 取材など
Unityで作った「人形の傷跡」を元同僚のゲームデザイナ簗瀬さんにご紹介いただき、Unityからの取材、また、千里の棋譜で日本将棋連盟からの取材を受けました。いずれもインタビュー記事で写真が出るのはやや恥ずかしいですが、光栄なことなのでお任せし、良い記事にしていただきました。Unityは寄稿もあったので20年の制作の軌跡と題して、コラムを書きましたが、良い振り返りの機会でした。1997年に「Lost Memory」を端緒に制作開始しましたが、サボってた時期も多く、細く長くという感じです。

■8月27日 大阪で制作メンバーと
関西旅行に行ったので、大阪在住でプログラマの来羅さんとデザイナのYumiさんとお会いしました。去年おととしは沖縄に行ったので、沖縄在住デザイナのoboroさんと会ったのですが、現行のメンバーは全国各地にいるので、旅行の機会に会っています。逆に遠隔でこれだけ制作がよくできているのは現メンバーのお陰で感謝しています。
神戸では99歳の祖母に孫の顔を見せに。何度も最後を覚悟していたのですが、今も存命で100歳行けそうで元気をもらえます^^

■10月~ 岡本吉起さんからお誘い
Unityの記事を見てくれた岡本さんから久々に連絡をいただく。岡本さんはゲームリパブリック時代のボスであり、現在はモンスターストライクで華麗な復活を遂げている。私の現況をぬるいと指摘され、もっと緊張感を持ってビジネスとしてやるべきだと言われましたが、これは自分でも内心そう思っていたことでもありますね。
その後、岡本さんの企画MTGに週1で参加することになり、色々と刺激になっていますが、私の現状で今後もお役に立てるかという部分で今悩んでいます。

■10月24日 FolksSoulの日
FolksSoulに影響を受けたという魔法雑貨店アランデルさんを訪問、その後はイベント実装を担当した戦友Kさんと久々に会いました。FolksSoulもプレステ3初期タイトルとして発売後10年経ちますが、今でもファンの方が多いので、シナリオで携われて良かったと改めて思いました。

■10月~ クオリアシステムズさんとの出会い
共通の知人を介して、アプリ開発等をされているクオリア社の岡崎社長と出会ったのですが、私の自宅から自転車で2分の場所で驚きました。かつてAppStoreで1位を獲った実績があり、私は以前から近隣の開発会社と組みたいと考えていたので、良い縁ですね。新規プロジェクトは早速走り出しており、近所の強みを活かしてMTGも密に行っています。成功に導いて、長く協業していきたいですね。

■10月26日 編集者の方と打ち合せ
千里の棋譜を評価いただき、出版社の編集者の方とお話をしました。最後までプレーしてくださったそうでプロから内容を評価されるのはうれしいですね。まだ具体的ではないですが、千里の棋譜は今年は新たな展開を実現していきたいと思います。

■10月~ リアル将棋謎解き
月1で将棋謎解きイベントの企画会議をメンバーで3人で楽しく内容をブレストしています。4時間以上話すこともあり、創作と将棋が好きなメンバーが揃って良かったです。

そんなこんなで9月以降はプロジェクトが増えてMTGが多くなり、それぞれ意義深い一方で、特に本線の新作RPG制作を深化させることができず、今年に課題を残しています。

■12月23日~ 
後半は将棋から離れていましたが、最後は将棋の森イベントが多く、やはり将棋の年でした。
女優の藤田葵さんが指しに来てくれたり、忘年会では千里の棋譜を熱く応援してくれていた方からご結婚の報告があり、うれしい気持ちになりました。

2017年の主なできごと振り返り(前半)

2017-12-31 | ゲーム制作
2017年の予定表を見つつ、今年を振り返り。制作が年内に出したかったものが全然出せず、それは自分の創作能力の問題を浮き彫りにするので、凹んではいますが、予定的には色々と楽しいことがあった一年でした。
前半は将棋系の予定が多く、後半は制作で色々な縁が出てきた感じですね。

■2月4日 加藤一二三九段 講座
将棋の森の加藤先生講座は私の担当で毎回楽しみでしたが、まさか加藤先生がここまでテレビジャックするとは予想もしませんでした。今日の紅白も楽しみです。

■2月28日 藤田麻衣子さんが地元小学校に
女流棋士でどうぶつしょうぎ作者の藤田さんが娘の小学校に来て指導してくださいました。大盛況で学校関係者にも喜んでもらえました。

■3月27日 香川愛生女流三段と打ち合せ
千里の棋譜に関して「将棋界のために作っていただきありがとうございます」と言っていただき、なんて優しいお言葉なんだろう!と思いました(笑)、アドベンチャーゲームが好きなのもうれしいですね。

今年3月までは私自身も子供教室に講師として入っていたのですが、将棋普及活動は今後は制作系に絞ろうと思って、4月以降は交代し、集中して完成に向かう感覚になりました。
去年の3月に高橋和女流三段からお話を伺って以来、将棋の森に一年あまり携わった形でしたが、既に完全に軌道に乗っており、私も微力ながら一定の役割は終えた感はありました。

■4月10日 瀬川晶司五段 指導対局
瀬川先生は昔通っていた道場のご出身なので一度お会いしたく、今回さらに対局までさせてもらいました。ところが慎重にという思いが強すぎ、消極的な大悪手を指して、ひどい内容に…。逆に将棋で良かった、人生ではこんな消極手は避けたいと感じて、勉強になりました。

■4月21日 人形の傷跡の海外版がリリース
パブリッシャーのデジカ社にはお世話になりました。協業やマネタイズも久々でしたが、PCソフトとしては今時の十分な水準に達しておらず、海外展開はまだまだ今後の課題ですね。

■5月22日 千里の棋譜 完結編がリリース
間が空きすぎでしたね。ただ、内容的には完結させられてよかったなと。その後、制作は学術機関から委託されたRPG「Ri」がメインとなりました。

■6月18日 加藤一二三九段 講座と現役最終局
講座が現役最終局の直前となってしまったのですが、いつものように講座をしていただきました。藤井四段戦の解説でした。私は大したことはしていないのですが、大盤の駒を動かしたのを加藤先生にすごく褒められてうれしかったです。

後半はまた書きますが、やはり前半は将棋のイベントが多いですねえ。